最新更新日:2024/09/18 | |
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○つけ法・復唱法実践レポート3情報の二往復と技を磨く子どもからは、音声言語または記述言語で情報がやってくる。 その子どもから来た情報を子どもに還元してあげること。 これが、志水メソッドの特徴である。 たとえば、○つけ法では子どもに声かけをすることによって、今の解決の途中に対して肯定的な情報を送る。すると、子どもは、今後どうすればよいかが見えてくる。 ところが、これまでの机間指導だと、教師指導だけが子どもの様子を観察するにとどまっている。たとえ指導したとしても、ある一部の子どもだけの指導に終わっている。 志水式は、全員の子どもに対して面倒をみようというのである。 どちらがよいのかは明らかである。 しかし、全員を対象にするので、教師の技能が高くないとできない。つまり、スピードや判断などが求められる。だから、技を磨きましょう。 柔道、剣道、華道など、みな技を磨くのは当然のこと。授業道も同じく技を磨くことだ。教材研究に基づく技の向上をお願いしたい。 [志水廣の公式ホームページ] 写真は、後ろ向きにわたっている。 どこに○をするか紙を折る問題で、3回折ったときにできる折り目の数が何本かということと、図に線の部分を記録させる場面である。 はじめ、両方に○をしようと考えた。ところが、答えの7本はでつつあるが、図に記録する方の作業に個人差があって、これは見切れないと判断した。もちろん、全員の作業の様子は確認して、ここに声かけをした。だから、○つけ法は、全員が○になる部分を予想し、なおかつ授業の場面で修正をかけて動くことである。 それでも、7本とでていない子どもに対して声かけでできるようにした。 また、できてしまった子どもに対しては、この後先生がどんなことを質問するかを考えといてと大きく全体に指示した。だから、あきてしまう子どもは少なかった。 この場面で、はじめに○をつけようとした子が答えを「8本」と誤答を書いていた。いきなり、誤答だからびっくりする。でも、折り目の線の数はきちんと7本ひくことができいた。だから、「図は合っているよ。この線の数をもう一度数えてごらん」と声かけをした。 この8本をこの場面の後で、生かしたことは、玉置先生が書いてくれている。読んでほしい。http://www.enpitu.ne.jp/usr9/98434/diary.html [志水廣の公式ホームページ] 写真は、教材研究での板書計画。 |
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