最新更新日:2024/06/01 | |
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手順と意味算数の授業で、手順を教えるのが先か、意味を教えるのが先か。 よく議論になるところである。 これは教材による。 本来ならば、意味がわかってから手順に行くのが望ましい。 ところが、意味を説明しだすと、長い説明のときがある。 例えば、わり算の筆算について説明しようとすると、 たてる−かける−ひく−おろすの手順だけを遂行するだけでもなかなか大変なことである。 このときに、意味をつけるとなると、10の束で、1のばらでと説明が必要である。 854÷4や854÷23などになると、 意味を説明しだ゜すと、かなり難しいのである。 わかりやすいのは、簡単な手順である。短期記憶の容量から言っても情報量が多いと覚えられなくなってしまう。 だから、説明が長い場合は、まずは手順だけにしておくことである。 手順が慣れてから意味を追加しても遅いということはない。 一番困るのは、どっちつかずである。 [志水廣の公式ホームページ] |
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