最新更新日:2024/06/10 | |
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奪うと与える奪うと奪われる。 与えると与えられる。 これらは鏡の理の断面である。 このことは気づいていても、実際の行動となるとそうはいかない。 例えば、人が良いことをしたとする。活躍したとする。 このとき、ほめるのか、無視するのか、けなすのかで大違いである。 ほめると自己重要感を与えることができる。 すると、慕われる。 けなすと、けなされる。 自己重要感を奪うことになる。 当然、うとんじられる。 無視は最悪。 したがって、ほめるという行為が良いということでは頭では分かっている。 でもなかなかできない。 それは、第1に、日本人はほめて育てられてきていないから。 第2に、等質性を重んじる風土では違ったことをして活躍したことを認めない空気があるから。つまり、目立ったらあかんという風土がある。 だから、ほめるという行為は、日本人にとってなかなか難しいことである。 それゆえに、ほめる人があらわれてほめる行為をすれば際だつ。 ほめるためにはどうすればよいか。 ほめるところを見つけてほめる。 ほめるところを作ってあげてほめる。 とにかく、ほめて伸ばすは教育の基本。 [志水廣の公式ホームページ] |
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