最新更新日:2024/06/10 | |
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初手を見比べる岡谷小学校の竹内先生の授業の導入で面白い場面にであった。 方眼がない白紙の上に2倍の拡大図をかく問題であった。 はじめにどこをかくと質問したら、下の辺と答えた。そこで、辺BCとこたえた。 教師は、でははじめの線を下にかいてごらんと指示した。 すると、4cmのままの子どもと、8cmの子どもに分かれた。(上の写真はどちらもかいたこども) みんなたってまわりの子どものかいてみるのをみてごらんと指示した。なるほどいい手である。 すると、多くの子どもが8cmに修正していた。 このように、初手を見比べさせて気づかせるという方法があることを知った。 では、どちらが正解だろうか。 私の考えでは、どちらも正解である。というのは、辺BCはもともとは4cmである。だから、まずは、ベースとなる三角形からはじめてもよいのである。 また、8cmの方は、辺の長さを2倍したと考えることができる。 いずれにしても「なぜ、4cmからかいたのか」「なぜ、8cmからかいたのか」をたずねてあげたい。 [志水廣の公式ホームページ]動画の映像で志水廣を見ることができます。『読売新聞教育ルネサンス』http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ 危機予知危機予知能力のある人は 全体像と細部像をバランスよくつかんでいる。 バランスのない人は 突っ張りをするから、危機に遭遇する。 突っ張るとさらに危機が増幅する。 危機に会わない、危機をすり抜ける、危機から逃げる。 いずれにしても、それらのためには、全体と細部の掌握が大事。 [志水廣の公式ホームページ] 女神は幸運の女神はいつも微笑んでいる。 だだし、運を逃す人は、幸運が見えないために、 運をつかみとろうとしたときに、当面の小さなことに不平不満を言うために、女神は嫌って、運を与えない。 だから、運を逃す。 そして、またまた、自分は運が悪いと嘆く。 [志水廣の公式ホームページ] 流しそうめん流しそうめんの授業 一見すると、教師の発問・指示が的確でテンポがよい展開となっている。 子どもたちも反応している。 このような授業を流しそうめんの授業という。 とても美しい。 うまく流れていく。 ところが、子どもをよく観察すると、反応している子どもは上位の層である。 下位の層は、ぼおっとしている。切れがない。 つまり、流れてくるそうめんをすばやくつかむ力のある子どもは理解できている。 反対に、流れがはやすぎて、そうめんをつかめない子どもにとっては理解できていない。 流しそうめんの授業は、見栄えがいい。 でも、授業で肝心なことは、そうめんを全ての子どもがつかめたかどうかである。 だとすると、ときには、スピードを落としてみんなが「わかる・できる」ような場、つまり、立ち止まる場がいる。 そうめんで言えば、そうめんのたまり場がいる。 ぜひとも、授業前に、立ち止まる場を考えてのぞんでほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 動画の映像で志水廣を見ることができます。『読売新聞教育ルネサンス』 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ 知人、友人忙しいときに、知人、友人に会うと、 ほっとする。 ありがたいなあ。 [志水廣の公式ホームページ] 動画の映像で志水廣を見ることができます。『読売新聞教育ルネサンス』 http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ 考え抜くピンチのときは、考えて考えて考え抜くと、 ひらめきがやってくる。 右から考え、左から考え、下から考え、上から考え、はたまた斜めから考える。 一次元、二次元、三次元、さらには四次元と考えれば、 よいひらめきがくる。 ともかくも考えてみよう。 [志水廣の公式ホームページ] 口と行動上の者が口をで言っても下の者は、なかなか真似はしないけど、行動したことはすぐに真似る。 特に上に立つ者が横着をしたら下の者はすぐに真似る。 [志水廣の公式ホームページ] いつもにこにこいつもにこにこすると運がよくなる。 このにこにこは、いろんな状況のもとでもやるしかないので、 相当な修練がいる。 滝に打たれても、悲壮な顔をしないで、にこにこくらすと、 神様は、なかなかやるじゃないかと言ってくれるだろう。 だから、この世は、にこにこゲームをやっているのだろう。 [志水廣の公式ホームページ] 手をあげていない子どもにどの子も「わかる」「できる」授業とは何か? それは、手があがらない子どもが光があたる授業である。 手をあげている子どもを発表させて、授業を展開することはとてもたやすい。 反対に、手があがらない子どもも相手にして授業することはかなり難しい。 どの子もてをあげたいのである。 そのために、「手あて」が必要である。 ぜひとも、あなたの学級のあの子に対して手あてをしてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 無理をしない合わない人には、会わないほうがよい。 無理に会うことは止めた方がよい。 [志水廣の公式ホームページ] 白が引き立たせる雪の白が、花の色を引き立たせる。 あなたはどんな色で引き立たせますか。 [志水廣の公式ホームページ] 2割増し人を育てるのは 今の仕事の2割増しにして与えるとよい。 それも複利で与える。 だいたいの人はこれで伸びる。 4年もすればもとの力より2倍の能力になる。 [志水廣の公式ホームページ] 定期点検を受ける車にも定期点検は必要であるように、授業にも定期点検が必要である。 どうしても独りよがりになりやすい。 授業の場合の点検は、研究授業である。 大事なことは、点検して、ゆがみを指摘してもらうことである。そして、処方箋をもらうことである。 ゆがみが診断されれば、直せばいい。 ゆがみに気がつかないのは罪だし、気がついても直さないのも罪である。 まずは、点検を受けよう。 [志水廣の公式ホームページ] ぞろ目にご注意一年生の授業で、「十のくらいが7になる数をかきましょう。」という問題であった。 数人の子どもが、「77」という数について飛ばして書いていた。 70.71.72.73.74. 75.76.78.79となっている。 「十の位だけが7」というふうに誤解したのかもしれない。 または、77.77.77ばかりという子どももいた。 第8回算数数学授業力アップセミナー(志水塾本大会)5中学校部会は、特別メニュー。 少人数指導で行った。 教材論も十分にやりつつ、実践的な授業場面でのやりとりについても論議した。 いかにして、生徒の立場に立つかを学んでいた。 では、中学校の受講者からのメールを紹介しよう。 「志水 廣 先生 志水塾,大変お世話になりました。 久しぶりの本大会でついていけるか不安もありましたが, スタッフの先生方や周りの先生方のおかげで 充実した時間を過ごさせていただきました。 本当にありがとうございました。 中学部会はとても刺激的で楽しい部会でした。 小学校の内容での復唱法は何度か勉強させていただいていますが, 今回,初めて数学の実際の場面で, また,模擬授業を観ていただいてのアドバイスは, 自分の今の課題や,これから何をすべきなのかが,具体的に知ることができて 本当に有意義で,ありがたかったです。 実際に今日,授業があったわけですが, 昨日の今日で,十分に教材研究をすることができませんでしたが, 復唱法でアドバイスいただいた, 「数学が苦手な生徒のつぶやき」を意識して授業をすると, 生徒から,「今日はすっきりした。」「なるほど。(生徒から)」といった声を聞くことができました。 びっくりしました。ほんのちょっとがんばっただけなのに。 生徒にとっても,私にとっても楽しい授業になるために, 部会の中で,教えていただいたことをしっかり整理して,形にしていこうと思っています。 次回の中学校部会までには,少しは成長していたいです。 このような機会を与えていただいてありがとうございました。 感謝しています。」 嬉しい報告です。 授業診断とその後の意識的な意味付け復唱法の活用で授業が変化します。 実践ジャ−としてご活躍ください。 [志水廣の公式ホームページ] 練り上げでは練り上げのとき、よくできる子どもから指名すると、授業が終わってしまう。 練り上げのときに大切なことは、 解決のプロセスをなぞることである。 だから、解決の初めからふりかえるような発表を仕組むことである。 よって、低位の子どもからの発表からはじめだんだんとレベルをあげていくことで ある。図や絵や言葉 式とスパイラルにあげていくことである。 ただし、低位のこどもを最後に否定するような授業はさけたい。 [志水廣の公式ホームページ] 詳しくは、「「愛」で育てる算数数学の授業」に書いたので見てほしい。 縁の下の力持ち縁の下の力持ちがあってこそ、会はうまくいく。 ありがたいことだ。 自腹を切ること自己の研修は、基本的に自腹を切る覚悟でやることである。 出張旅費をもらってくる参加と、自腹を切る参加では、ステージが異なる。 だから、旅費をもらってきたかたは、研修の成果を現場に還元してください。 もっと言うと、志水塾本大会は、スタッフ講師もセミナー費16000円(セミナー費総計:参加費8,000円 + 宿泊費4,500円 + 食事(夕・朝食)3,500円 ) を払っている。 もちろん、塾長の志水も自腹で払っている。 それで準備や会場費をなんとかやりくりしている。 スタッフも私も、教えさせていただきありがとうございますという趣旨で、第1回大会から原則を貫いている。 スタッフのみなさんに、頭が下がるばかりである。 [志水廣の公式ホームページ] 第8回算数数学授業力アップセミナー(志水塾本大会) 講師の声「今回の志水塾本大会は、準備の段階から参加させていただき、スタッフの先生方の大変さを身にしみて感じました。これまで、自分がどれほど呑気な立場で参加していたのか、そのことを実感する貴重な経験でもありました。 志水先生のぎっくり腰を押して尚、講演会場を熱気で埋め尽くす素晴らしい人間力の奇跡。 大会を支える先生方の愛の底力が生み出した学びの奇跡。 全国を駆け巡るネットワークが実を結んだ出会いの喜びの奇跡。 志水塾は、いくつもの奇跡を引き起こす学びの場ですね。算数の学習会でありながら、私にとっては、さながら人間学・人間修行の場だったのだと、今また、しみじみ感動しています。 低学年部会の準備で、長谷川先生、眞木先生とご一緒できたことをとても嬉しく思いました。長谷川先生の全体を見る力や判断力の素晴らしさや、気づかないところでたくさん準備していただいていた眞木先生の愛のある準備力に心を打たれました。本当は長谷川先生と眞木先生のコメントだけで十分だったのに、私にも華を持たせていただいたお二人の優しさに感謝です。 2日間、たくさんの出会いのなかで、たくさんの愛をいただきました。本当にありがとうございました。 まだまだ寒い日が続きそうです。皆様、健康には十分気をつけてお過ごしください。」 [志水廣の公式ホームページ] 音楽の先生が算数の授業志水塾本大会で、音楽の先生も参加された。 4年前からの顧問学校の先生で、訪問すると全員の授業参観なので、算数がほとんどだけれど、音楽の授業も参観する。 その先生が志水理論と音楽の教育理論と一致する部分が多いのですという。 先般も訪問した際、キャッチ&リスポンスをもっとスムーズにしてほしいと申し上げた。 地方大会にも参加し、今回本大会にも参加した。生まれて初めて算数科の学習指導案を書いたという。 模擬授業は、とてもスムーズで教材も工夫され、なおかつ、直角のポイントもはずしていなかった。せりふ回しもおじょうずであった。 始まる前に、志水理論に出会って学ぶのが楽しいという。そして、もう定年だという。 この精神エネルギーの高さに感嘆した。 [志水廣の公式ホームページ] |
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