最新更新日:2024/05/29 | |
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自然体になれる会25人ほどの会で、好きな話を語った。 始まる前からスタンバイしている。 期待感がある。 だから、ほんの少しのギャグでも受ける。 受けると自然体になる。 自然体になると、どんどん本音がでてくる。 本音がでるから共感してくださる。 そして、元気になる。 スタンバイは、事前の関係者の働きかけがあってこそできることである。 ありがたい会であった。 [志水廣の公式ホームページ] ツキ○付け法と意味付け復唱法のことばの共通点は、「付」という漢字があること。 この「付」は、「ツキ」の漢字。 ツキがあるとか、ついているというのは、「付」の字を使う。 だから、○付け法で、○をつけるのは、子どもに思考過程と結果に対してツキをもたらす。 また、意味付け復唱法も、子どもの言葉を復唱して意味付けができると、言葉から数理を引き出すというツキをもたらす。 言い換えると、○付け法や意味付け復唱法は、子どもの運をよくすることにつながる。 たくさん運を与えてくださいね。 [志水廣の公式ホームページ] 本物は謙虚昨日、大学院生の教師力向上実習のため、名古屋のS中学校を訪問した。 体育科の授業参観をした。 体育大会の行進の練習、陸上競技の練習をしていた。 院生のFさんは、とても堂々と指導していた。いつでも現場に立てると思った。 ここまでくるまで2年間、S中学校にお世話になっている。 ありがたいことである。 さて。彼の指導教官は、同中学校のI先生である。 この方は、日本のお母さんというのがぴったりな方で、優しくなおかつ温かい方である。彼の成長をじっと見守って育ててくれたという感じである。 あるときは、じわっと前へ押しやるという感じである。 体育の専門家だけあって、一瞬の動きを見逃さない。 ですから、協議会をしていて私も勉強になる。 昨日は、彼をほめつつも、1年生の動きの後に対するコメントについて指導していた。それが、「生徒に欠点だけをいうのではなくて、もっといいところを指摘しなさい」と話された。 私も同感であった。 生徒の私語の中には、達成した喜び、疑問点などさまざまなことがある。昨日は、8秒間走のときの生徒はとても喜びに満ちあふれていた。そこで思わず声がでるのである。それを受け止めなさいという意味である。 私は、8秒間走のゴールで生徒を見ていたが、全員全力疾走であり、なおかつ喜びに満ちあふれていた。本当に嬉しそうだった。そのことをI先生は指摘された。 さてさて本題に戻る。I先生の指摘の後に、私も話をさせていただいた。そのとき、I先生は「若い人からも学ぶことができます」とてもありがたいですと。彼の話や私の○付け法の話、長所伸展法の話もメモされた。 本物は謙虚だと改めて感じさせられた。 [志水廣の公式ホームページ] 黙々とこの世はお互い様で生きている、生かされている。 お互いの援助をいちいち言い出したらきりがない。 だまって支えるために動くの。 そうすれば、美しい。 だから、「お陰さまで」と言うの。 [志水廣の公式ホームページ] 当然のことに驚く目の前が正常だと、当然のことだと思ってしまう。 目の前が異常だと、正常の時に感謝できる。 ある学生の中学校での実習授業を参観した。 どの生徒も指示された課題を黙々とやっている。 すべての生徒がやっていることに私は驚いた。 ここの生徒はとても質が高いなあと思った。 これって当然だと思うのか、当然だと思わないのかによって、教師の動きも変わってくる。 もちろん、常にさらなる質の向上をめざすべきだとは思うが、とりあえず現状に感謝できることから改善は始まる。 [志水廣の公式ホームページ] 素晴らしい師につくこと人生の中で出会いの意義は大きい。 中でも、師の存在は大きい。 まず、素晴らしい師に出会うと、その師のもつ影響は計り知れない。 私の人生の指針となっているのは、船井幸雄である。 40歳の頃、東京の本屋で見つけた2冊の本がある。 「成功のセオリー」と「包み込みの発想」であった。 船井幸雄の本である。 船井氏の本には、どうすれば運がつくのか、生き方として正攻法とは何か、人生は必要・必然で動いているとか・・・様々なことを学んだ。 その後100冊近くの本を読んだ。講演も聞きに行った。 論文にもまとめた。 それがきっかけで、お会いすることができた。 運は神様が与えてくれるようなものだが、でも自らの行動によって運命は変わってくる。 運の良い人は運の良い行動を先にしている。 だから、結果として運が良くなる。 運の悪い人はその逆の行動をとっている。 こんなことも船井幸雄から学んだ。 人は迷う生き物である。 そんなとき、指針となる生き方を師に見いだすことが必要である。 師を見つけたら、徹底的に師の生き方を知り、それを真似よう。 すると、人生が開けてくる。 [志水廣の公式ホームページ] 地層の実験大学院生である三吉小学校の黒田先生の自作である。 河の流れの中で、どのように地層ができるかを見せてくださった。 器具は100円ショップで買えるものである。 ほんの5分間もあればできる実験である。 ぜひとも参考にしてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 授業での感動授業が感動的であるためには。 まず、教師は教材の内容に感動し、それをいかにして子どもに体験してもらうかを考えておくこと。 次に、子どもがどこに感動するかを考えておくこと。 実際の本番の授業では、 子どもは教材に感動し、教師は子どもの感動にまたまた感動する。 すなわち、子どもの感動の幅の大きさ、広さに感動する。 感動が連鎖していく。 だから、追究の意欲が継続する。 [志水廣の公式ホームページ] やりとりの意味授業中に教師と子どもは、やりとりするが志水メソッドでは、受容と共感が根本精神にある。 では、いったい何を受容し、何を共感するのだろうか。 それは、教師・子ども・教材の3方向からうまれる「知」と「心」の変化をを受容し、共感することである。 新鮮な知、驚きの知、身近な知、疑問の知・・・。 知を学ぶときに生じる、わかる喜びの心、できる喜びの心、さらに、わからない悲しみの心、できない悔しい心・・・。 これらを受容し、共感することこそ、教師の役割である。 [志水廣の公式ホームページ] 考える基を示す板書その際、何をもとにして考えるかである。 それは、比例の定義である。 上の授業では、「比例の定義」左端に掲示した。 すると、子どもたちはいつもこの定義を見ながら表を作って判断していた。 最後に述べられた子どもの感想からも、比例の定義の掲示でとてもわかりやすかったと言っていた。 上の授業は、教職大学院生の教師力向上実習の授業である。 彼には、この授業の作戦を伝授した。かなり準備をした。 彼は着実にこなしていたし、なおかつ、授業中での応答性もがんばっていた。 M小学校の強力な支援のもと、育っていくことを感じている。 この授業には、ドラマがあった。 こういうドラマがあるといい。 [志水廣の公式ホームページ] 見通しを強くもって授業の最後の見通しを強くもとう。 すると、そこに向かって授業はつき進む。 見通しが弱いと、いろんな雑音にゆさぶられる。 [志水廣の公式ホームページ] 教師力向上実習現在、教職大学院の基礎領域の2年生は、9月より教師力向上実習2に入っている。 4週間である。 基礎領域の学生は、全員教員免許をもっている。しかも、教職大学院では、1年生の9月から卒業まで週二回サポータ−として指定の学校(連携協力校)に通っている。この同校に、今度は連続4週間の実習である。 かなりの実践経験を積む。 今週は、名古屋2校、豊橋1校にでかけて、3人の実習指導にでかけた。 一番感じるのは、学生の1年間の成長である。 教師らしさが身に付いてきた。これも、ひとえに指定校の先生方の指導によるものである。あらためて感謝申し上げたい。 即戦力として期待できる状態になってきた。 やはり、教師というのは手間暇かけて育てるものだと思った。 また、本人たちの意識の成長も大きい。 細かい注文はあるが、大まかな線では頼もしくなっている。 さらに成長を望んでいる。 [志水廣の公式ホームページ] じわっと体が熱い。心も熱い。つまり、心身共に地熱力がある。 地熱力があると、免疫力が上がる。 炭焼きだとじわっと内部から暖まる。 半身浴もじわっと体の内部から暖まる。 じわっと暖まる方法が持続すると、体質改善には有効。 [志水廣の公式ホームページ] 普通のことに感動普通のことに感動できること。これがなかなか難しい。 教師は、算数が子どもよりできる。 知識も多い。 だから、子どもが「できる」はずだと思ってしまう。 だから、算数の問題を出すと、なぜできないのかと不思議に思ってしまう。 子どもにとっては初めてのことなので、できないのが当たり前である。 そこで、もう一度、普通のことに感動できること。これがなかなか難しい。 例えば、上の写真は、面積が4平方センチメートルの形をかいたものである。 凸型の形をかいている。これを見ると感動できる。 「1こでっぱった形で4平方センチメートルを見つけることができたんだ。面白い!!」 と言ってやりたい。 もっと言えば、横一列、縦一列の長方形でも、2×2の正方形でも感動したい。 すると、子どもは喜ぶ。 こんな一声が○付け法である。 普通なんだという意識をなくすことで、物の見方が変わる。 [志水廣の公式ホームページ] メールだより 『 夢 現 大 』 第360号 目次∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ メールだより 『 夢 現 大 』 第360号 志水 廣 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ ※等幅フォントでご覧くださ い。 ☆INDEX☆ □今日のひとこと □広島県志水塾学習会より・・メールだよりのみの情報 □研修会のお知らせ □好評発売中 □志水廣のYou Tube 情報 □編集後記 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ [志水廣の公式ホームページ] 愚痴は言わないふと気がつくと、愚痴を言っていない自分がいる。 もともと私は、プラス思考。 プラスへ変換する思考をもっている。 プラス思考で誤解している人は、居直る人。 何もやらずに自己肯定している。 今、目の前のことをしっかりやれば道は開ける。 目の前のことにはプラスの事象もあればマイナスの事象もある。 ただ、しっかりやれば愚痴は減るし、愚痴はでない。 [志水廣の公式ホームページ] 必要感なんでもそうだが、必要感がないと、行動はおきない。 机間指導の必要感がない教師に、机間指導のやり方を説いても無駄。 切り返しの必要感のない教師に復唱法を説いても無駄。 そのような教師には 必要感が起きるところから始めることだ。 [志水廣の公式ホームページ] 人生の未知小学校、中学校の頃、全校朝会でときどき倒れていた。 20代に勤めていた頃は、体が疲れて仕方なかった。 20代には体調不良でよく風邪をひいていた。 30代には、動き回り始めたが、調子をくずすこともあった。 それが40代、50代になると全国を動き回っている。 疲れはでるが病気はしない。 健康の要素は、心と体。 心に張りがあるから、体は疲れていてももつ。 昨日も志水塾の新テキストを仲間とともに編集していた。完成を予想すると、わくわくする。わくわくすると元気になる。 結局、私は健康なんだ。 若い頃には予想できないことが起きる。 先のことは未知だから、人生の道は面白い。 [志水廣の公式ホームページ] 授業は連続体「志水廣先生 先日は頴田小の授業診断・研修会で、ご指導いただきありがとうございました。私の研究授業・協議会での先生のご指導は、理論と実際を一致させるうえで頴田小全職員にとって大変有効でした。わたしも、協議会の映像や先生の著書「算数力がつく教え方ガイドブック」で、もう一度自分の授業を振り返りました。 改善点は、山ほどありますが・・・特に2つあります。まず1つめは、導入での見通しを持つ段階で、「2ひきに減った」という子どもの発言を生かせなかったということです。その要因としては、教材研究の際、その発言を予想できていなかったこと、自分の予想外の発言が出て、私が混乱してしまって正確に、復唱・板書化・切り返しができなかったことが考えられます。今後は、教材研究で予想される子どもの発言を十分検討し、教師側の想定内を増やすことと、子どもの発言を正確に復唱できる力をつけることに努めていきたいと思います。 2つめは、授業は連続体であることです。それは、見通しで立てた仮説・予想を検証していくのが、練りあいの段階であるということです。そのため、練りあいでは、見通しの段階での子どもの発言・気づきに戻ったり関連させること、予想と結果を照らし合わせてもう一度確認していくことが大切です。そうすることで、1時間の授業の中で子どもの思考のスムーズな流れや深まりが見られるのです。その他にもたくさんのことを教えていただきました。それらを振り返り、教師として、教える者としての基礎・基本を身につけ、今後も伸びていきたいと思います。これからも、ご指導よろしくお願いします。 頴田小 川畑典子」 川畑先生の反省はもっともなのだが、氏の授業はかなりの高いレベルであった。 第一に、全員の子どもが自力解決できていた。 その原因は、見通しの場をきちんとしたことである。「2ひきにへった」という言葉は板書しなかったが、子どもたちには理解できていた。「ふえて、へって」のところをまとめて考えることができていた。ここでは、「2ひきへった」という言葉と「2ひきにへった」という言葉との混同があった。子どもは一瞬話しただけだから、「に」の存在に気がつかなかったのはやむをえない。これこそ、「もう一度言って」の意味付け復唱法の技が使えた。 第二に、前時までの積み重ねが大きいことであ。 第三に、子どもの能力の高さである。図をかく力、わけを文章化できる力はともに素晴らしかった。 普通の子どもたちをあの高さまでもっていったことに感動した。 この前提のもとに、上の反省がある。 初心にもどって、「算数力が身に付く教え方ガイドブック」から読み直したということにも感激した。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... いやな記憶いやな記憶は忘れたい。 例えば、算数の授業でできなかったこと、できなくて注意されたこと、これらは忘れたい。 忘れたいという気持ちにはなかなか勝てないものである。 反対に、よいことは覚えていたい。 うまく行ったことは覚えていたい。 だから成功体験が大事。 精神が正常に保たれるように、普通は「忘れ」と「覚え」を交互にうまく働かせて生きている。 [志水廣の公式ホームページ] |
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