最新更新日:2024/06/01 | |
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助けられているこれまでの人生を振り返ると、ピンチはやってくる。 困ったなあ・・・。 でも、困ったことは最悪の所まではいかない。 誰かの助けで乗り切ることができる。 こうやって誰かの助けがあって生きている。 ここを自覚したい。 「お陰様」というのはこのことを表している。 写真 青森駅で 出会い私の人生。 たくさんの人の出会いがある。 それも面白い人が多い。 どういう意味で面白いか?って。 ・・・ 基礎・基本と多様な考え昨日、数学教育の会があった。優秀な数学の先生の集まりである。 たまたま高等学校の元校長先生で数学の教師と隣り合わせとなった。 質問してみた。 志水「今でも数学の問題は解かれるのですか?」 Aさん「はい、ぼけないように入試問題を解きます」 志水「別解もありますよね」 Aさん「生徒は、いろいろな考えを出すと混乱してしまい、力がつきません。多様な考えを教師は取り上げるのですが、それが理解できるのは、全体の2割です。その他の生徒は1つのやり方をきちんとマスターさせます。すると、応用力もつきます」と。 この発言を聴いて我が意を得たりと思った。 高等学校というのはある水準の集団である。にもかかわらず、多様な考えを紹介すると、こんがらがってしまうのだと。 まして、小学校・中学校になると、かなりの学力差がある世界である。 だから、多様な考えがよかれと思って、そういう発表ばかりしていると、情報が多すぎて低い児童・生徒は分からなくなってしまう。 つまり、多様な発表の内容に追いつけないのである。 だから、私は、どの子にも分かる・できることを保証するには、その教材で一番大切な考えについて取り上げ、それを徹底的にマスターさせることだと考えている。コアとオプションという教材の見方をすると、コアをきちんと理解・習得させるのである。 その上で、余裕のある児童・生徒にはオプションを与えるのが望ましい。 すぱっと2割だと断言されたところに、元ベテラン教師の重みがあった。 教育とは教育とは、教える者と教わる者との「魂」のぶつかり合いである。 ぶつかって摩擦が起きるから、熱が生まれる。 変えようとする力が生まれる。 摩擦がなければ、摩擦係数がゼロであるからすべるだけである。 摩擦の中から、何が変わったのか。 「心」が変わり、「知」が変わる。その後、「態度」も変わる。 変わるのは、子どもだけではない。 教師(親)も変わる。 教師(親)と子どもの変容があってこそ、教育である。 運が悪くなるこつ運がよくなるためには、運の良い人と徹底的につきあうことである。 私は、恩師の三輪辰郎教授とは、ゼミではかなり勉強した。大阪教育大学を卒業してからも2ヶ月に1回は1時間30分かけて恩師に会いに行った。 また、大学院の恩師の佐々木元太郎教授とは、大学院時代、研究室ではもちろんお話を聴き、その上自宅まで訪問してお話を伺った。佐々木先生は高齢で足が悪く、宿舎まで送った。そのついでに話をうかがったのだ。先生の期待以上に院生のとりまとめをした。裏方もこなした。例えば、大学院は誕生したばかりで書物が全くない。教科書もない。だから、ある教科書会社に交渉して、過去の教科書を借りてコピーさせてもらった。自分の研究資料としてはもう必要ないのに、後輩のために動いた。 なぜか、雑用も含めて、それらのことは楽しかった。先生の話を聞くことができること、それ自体がわくわくしてとても新鮮であった。 だからお二人には可愛がっていただけた。 それらが結果として、現在の地位につくことができた。学生時代に今の地位など想像もできなかった。でも、結果的に運を引き寄せたことになる。 では、運が悪くなるこつを言おう。 運の良い人のもとで、たいしたことないなと判断されると、そこでお終いである。 だから、容易に運の良い人とつきあうと大けがをすることもある。 運の良い人の評価は影響力をもつ。 覚悟を決めて運の良い人とつきあうことである。 事実の重み事実は、人を説得する。 理屈は通っていても、いざ授業となると、うまくいかないことがある。 事実が異なることはしばしばある。 そんな場合、人は理屈よりも事実を信用する。 それだけ事実の重みが大きい。 教育の理論というのは、多くの事実から生まれる帰納的な推論で生まれる。 理論が先行して事実が生まれるのではない。 その理論が正しいのかどうかは、目の前の事実に照らし合わせて検証したい。 初仕事さあ、今日から初仕事。 青森へ飛ぶ。 元気に講演をする。 大晦日に先のメールのほか、もう一件、大晦日に情報が飛び込んできた。 息子が帰ってきた。すると、名古屋のクラブで女性のDJに会ったという。海外に住んでいるという。その女性は以前、東京に住んでいたという。そして、なんと東京の板橋区であった。私も板橋区だった。さらに常盤台だという。どんどん話が進んで、筑波大学附属小学校にいたという。それがまた、担任は志水廣だったと。 へぇー、びっくりした。写真屋のFさんであった。小柄で可愛い子どもだった。記憶はしっかりとある。ご縁とは不思議なものである。 メールのきっかけそこには、 「今年も大変お世話になりました。 書籍、ブログ、わくわくクラブ等で先生からは日々学ばせていただきました。 さまざまな視点からの発信は、どのような立場、どのような状況であっても心に届くものがあり、時には私の現在の状況を間近で見ておられて助言していただいているような気持ちになるときもありました。 来年もどうぞよろしくお願いします。」 とあった。 嬉しい言葉である。 さて、普段めったに電話をかけないのであるが、その前から玉置先生にお願いしたいことがあり、電話をした。わくわくクラブの来年度の執筆のお願いであった。快諾していただいた。ありがとうございました。 さてさて、その場で現在の意見交換をした。 お互いに共感できることがあった。 新しい行動視点が見えてきた。 振り返ってみると、メールブック「悠・愉」の執筆のお願いは11月頃から考えていた。玉置先生からのメールでお願いするきっかけの電話となった。そこから話が広がった。 そのメールは必要・必然、ベストなタイミングだった。 大晦日にビッグ情報がやってきた。 今年もいいことがたくさんあるぞ。わくわくする。 数直線数直線で考えてみよう。 +5の状態でプラス思考。これは当然。 +−0でもプラス思考。少し難しい。 −5でもでもプラス思考。かなり難しい。 どこまでいってもプラス思考。 プラス思考になると、プラスの事象がやがてやってくる。 ただし、−5でプラス思考になるためにはこつがある。 それが「許す」ということ。 分かるかな… 有限の無限人の命には限りがある。 つまり、人は有限の中に生きている。 だからこそ、有限の中で、無限の命の火を燃やし続けていきたい。 あなたは何に命を燃やし続けますか。 ps 生きるヒントは「夢現大」にあり。 新年のご挨拶今年もよろしくお願いいたします。 2013年を漢字一文字での振り返ろう。 2013年は意図的に「動」で動いた。 その結果,山形県,福島県,栃木県,東京都,山梨県,長野県,静岡県,愛知県,三重県,福井県,石川県,大阪府,京都府,滋賀県,兵庫県,岡山県,広島県,福岡県,佐賀県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県を訪問した。新たな出会いがあった。 単行本の発刊は7冊,DVDは4巻,刊行した。 2014年の本年は、漢字一文字でいうと「躍」である。 「飛躍」、「躍進」して生きることにしたい。 正月明けには青森県,その後は茨城県,福岡県,長野県木曽,愛知,京都,沖縄,宮崎,鹿児島を訪問予定である。 現場の皆さんを元気付け、勇気付けて、「躍動」してもらいたいと動いていく。 2014年度は定年である。15年3月目指して躍進したい。 新刊の予定 □ 志水 廣編著・落合康子著 「愛と心を育てる算数授業」(明治図書)2014年1月末 □ 志水 廣編著・大羽沢子著 「算数授業のユニバサルデザイン5つのルール・50のアイデア」 (明治図書) 2014年2月 どんなときも今年一年を振り返ると、笑うことが多かったかな。 楽しいこと、面白いことがあると笑った。 少し忙しいときは笑ってすごした。 あまりにも忙しいときは、笑うしかなかった。 ミスをしても笑って自分を許した。 面談しても笑うような話をした。 講演では笑ってもらえるようにギャグを言った。 どんなときも笑える人生でありたい。 信頼度信頼度とは何か。 それは、「この人とはお付き合いしたいと思われるかどうか」である。 なぜなら、付き合いたいと思うのは、その人に何等かの魅力があるからである。 年賀状の季節となったが、年賀状はお付き合いの始まりでもある。 感謝の意味を込めて送りたい。 一人でも一人でもやるんだと決意すれば、 それが宇宙の真理にそうことならば、 味方が必ずついてくる。 はじめから誰かに頼ろうとすると、味方は生まれない。 だから、 今「何を」やりたいのか。 今「すべきこと」なのかを見極めることである。 精一杯話していてオーラの小さい人がいる。 でもよく見ると、精一杯生きている。 それでいいんだよと思わずいいたくなる。 還元楽先日、研究室を訪問された太田誠先生は 懇談のなかで 「志水先生は一環して現場への還元をされていましね。」 と話された。 そう言えば、還元している。 自分ではさほど意識したことがない。 改めて思うと 現場にお役に立つように 研究に取り組み、本を作り、 研修会を開き 学校訪問している。確かに還元していると思った。 現場は今 答えが欲しい ヒントが欲しい。 それに答えてきただけである。 還元することが楽しい。だから、還元楽である。 東京学習会 報告4 2つのバイブル一つ目は、午後の講演で鷲尾操子先生は、「愛で育てる算数数学の授業」(明治図書)である。この本の愛の現れの詩がお気に入りだと。私は何冊も買って若い人にあげましたと。 二つ目は、午前の休み時間に茨城から来られた先生で、「夢現大7ープラス思考は許すことから始まる」(愛知教育大学生協)をもってこられた。サインをお願いされたので、サインしました。 2つのバイブルは、みんなを元気づける・勇気づける。 訪問者2 近藤さんと前田さん先日も会があり、そこでお話ししました「問題解決」の話の反響をきくことができました。 心がすっきりされた方が多いとのこと。 とても嬉しかったです。 今年一年間の感謝として訪問されました。 ありがとうございました。 訪問者1 太田誠先生久しぶりにお会いして、算数教育談義に花が咲きました。 太田先生は、安城の出身で10数年前に安城市から志水研究室に1年間研修に来られていました。そのご縁で志水塾本大会の初期のスタッフになりました。その後、太田先生は奈良女子大学附属小学校に移られ、さらに同志社小学校に移籍されました。 総合的な学習のスタートの時期に研究室にこられとても面白い実践をされました。 こんな記憶が懐かしい。 |
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