最新更新日:2024/06/01 | |
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きかく力授業づくりには、企画力、規格力がいる。 規格をそろえるということは、ユニバーサルデザインのこと。 企画するということは、企てるということであり、言い換えると、仕掛けるということ。 しかけについては、みよし市立緑丘小学校の研究が参考になる。 騒がしくなるとき子どもが騒がしくなるときはどんなときか。 1 やることが簡単過ぎて、すぐ暇になるとき。 2 先生の指示がわからないとき 3 指示はわかるけど、指示の意味がわからないとき 平衡ストレスを感じると自律神経がおかしくなる。 右側に傾けば、左側からのエネルギーがきて、平衡を保とうとする。 これが人の体の恒常性維持機能である。 新任教師の心構え1に 体力、2に 体力、3にも 体力、4に 精神力、5に 知力。 とにかく、教師が不登校にならないこと。 病気で休んだり、精神がめいって休んだりしないこと。 子どもは毎朝、あなたを待っている。 山のように山のようにある仕事を見て嘆いていたら、ちっとも進まない。 まずは、仕事の書き出しをして見える化して、優先順度の高いものから始めるしかない。 足りないという発想では何が足りないかを考えている限り、新しい発想は出てこない。 足りないのなら、補充しようということになる。 でも、補充したら、それでお終いということになる。 突き抜けた改革をしようとするならば、もっとこうなりたいという思いから施策を考えることである。 宇宙語どうし教師からみたら、子どもたちの会話は何を言っているのかわからない。 特にな1年生は単語とオノマトペの世界。 まさに宇宙語を話しているようだ。 ここまでは普通の話。 ところが、この反対の話を伺った。 子どもにとっては、教師の言葉は宇宙語だという。 確かに、新しい言語を駆使する教師の言葉を子どもは理解できない。 そうすると、教室空間は宇宙語の響き合いである。 だから、ずれが生じてもやむをえない。 そこで、理解しあうためには、復唱とその意味を問い返すことである。 よって、意味付け復唱法が不可欠なのである。 生徒の気持ちある授業で生徒が数学の問題の説明の発表から始まった。 私にとってははじめての問題なので、途中でついていけなくなった。 このような説明が2問続くと、黒板を見る気がなくなった。 できない生徒ってこんな感じなんだろうなと思った。 ちなみに、私はノートに問題を解いてみた。すると、解けた。 この後、他の説明の板書も見る気になった。 なるほどそうか。 人の解法の説明は、自分なりに解けてからでないと、受け入れがたいものがある。 たった10分間ほどの時間に生徒の気持ちがあらためて分かった。 その場の迫力授業を場で見ること。 その場で見ると、授業の空気を感じることができる。 教室の張り詰めた空気、またはゆるんだ空気、などなどを感じる。 良い授業は、教師と子どもとが一体化してお互いに考えている。 それそぞれの発言が的を射ていく。 この空気感はたまらない。 ゴールゴールを見定めると、その前の手立てが決まる。 教材研究はゴールを決めることから始まり、その前の場面では何をすればよいか、さらに、その前の場面は何をかればよいかを考えていくことである。 この教材研究の順序を逆思考の教材研究と呼ぶ。 さて、そこで、このゴールの見定め方が一番問題である。 1.知識・技能が授業の最後に身に付いて、「できる」ようにしたい。だから、問題解決の仕方を教える。 2.解決の仕方を生み出すこの思考方法を身につけさせたいから、思考方法に重点を置いて教える。 3.単なる解決の方法だけでなくて、他の分野にも応用可能な学び方を身につけさせたいから学び方に重点を置いて教える。 1か2か3のいずれかが大事という区別した見方では、偏った指導になってしまう。 実際に知識・技能は身に付けさせたいし、考え方も身に付けさせたい。 これらの調和を取るためには、やはり自ら「考える」場がなくてはならない。 苦労して考えたことは忘れないからである。 また、学力差も考慮に入れて、1と2と3の配分を考えるとよい。 よくできる子どもには、3までを求めたい。 普通にできる子どもには、1と2を求めたい。 指導に手がかかる子どもには1を求めたい。 つまり、その子どもの力に応じて指導に当たりたいのである。 では、その証拠はどこに現れるか、ノートである。 ノートを見れば、その子の学びの足跡がある。 特に、振り返りを書かせたノートにはそこが現れている。 今一度、振り返りを点検して見てはどうだろう。 あなたの授業のレベルが見えてくるだろう。 だし味付けには、だしが不可欠。 授業にも「だし」が重要。 昆布だしの授業、カツオだしの授業、シイタケだしの授業、煮干しだしの授業。 それぞれにうまみ成分は異なるが、だしの効いた授業は面白い。 一番いただけないのは、うまみのない授業。 つまり、味のない授業。 だしがきいている授業を作りませんか。 一般と具体の往復を一般的な言葉が出れば、具体的な事例で説明させる。 具体的な言葉が出れば、一般的な言葉にまとめさせる。 具体と一般の往復をすることで、深い学びにつながる。 伊丹市のユニバーサルデザイン「みんなの教室、みんなの授業」 副題に教育のユニバーサルデザイン化 とあります。 中を開いてびっくり、とても良くまとまっています。 恐れ入りました。 文部科学省から平成25年度から3年間の委託時宜用として、「インクルーシブ教育」について研究し、まとめられました。 敬意を表します。 「この」と「うち」「この」学校(会社)のやり方は、これこれこうですが…。 と話す人。 「うちの」学校(会社)のやり方は、これこれこうですが…。 と話す人。 どちらが帰属意識が強いかは明らか。 人ごとでいる限り、本気で取り組まないし、学校(会社)の一体化は図れない。 晴天晴天です。 はれやかだなあ。 アクティブラーニング写真は、たて2cm、横3cmの長方形を並べていくと、正方形ができる。その場合を見つけさせている場面である。 前に出た子どもが1枚ずつ黒板にはっていくたびに、それを見ている子ども達が、右にはればいいとか、たてにはればいいなどと、正方形を目指して授業に参加していた。 これこそ、子ども達どうしで探求している場面であった。 一言ほんの一言でも、その人の性格、熱意が垣間見ることがある。 何気ないつぶやきで分かってしまう。 それは、一人しかないなところでのつぶやきならよいのだが、周りに人がいる場合、 性格や熱意を読み取られてしまう。 高い熱意の一言ならばよいのだが・・・。 今週は来客が多い9月14日は、愛知県清洲中学校の武田校長先生。 9月16日は、刈谷市立双葉小学校より尾崎教頭先生、淵上教務主任、関山先生の3人。 9月18日は、知立市立知立西小学校より三浦祥二校長先生、鈴木先生…の4人。 相談内容は、講演会の打ち合わせ、研究の依頼などです。 1時間ほどですが、内容の濃いものとなりました。 写真は、知立西小学校のメンバーと私です。 教師の「知」と「心」の変容「先生のご指導の後、職員室内が算数の授業のことや、志水先生のご講演のことで話に花が咲いていました。しかも、前向きな話ばかりでした。 先生のご講演で職員が変わる姿を見て、まさに先生が常々おっしゃっている「知と心の変容」があった1日だったと思います。 私の仕事は、この心の変容を、行動に影響できるようアフターケアをしていくことだと思います。」 とても嬉しい報告で、教師が「知」と「心」の変容があると、行動を始める。 現場現場に行くと、様々な場面に出会う。 それらは、素晴らしいこともあるし、疑問符のつく場面もある。 疑問符の場面は、そこが現場で困っていることである。 現場から学ばされることが多々ある。 だから、面白い。 |
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