最新更新日:2023/05/20
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府中っ子の合い言葉「ほんきで取り組む・げんきをつくる・しょうじきに生きる」

人権週間のお話

 「ちがいのちがい」という話をしました。いろいろな学校園で実践している活動です。
 まず、ちがいには、「あっていいちがい」「あってはいけないちがい」「どちらともいえないちがい」があることを話しました。どのちがいになるか、大人や家族・友だちを頼らずに判断するためには、どんなことを基にして考えればいいのでしょう、という活動です。
 始めに、「日本では食事の時に箸を使うが、インドでは指を使う」ことを例に挙げました。3年生の子どもは、「どちらもその国で昔からしてきたことだから、あっていいちがいだ。」と考えました。6年生の子どもは、「それぞれ各国の文化だから、認め合うべきことであり、あってもいいちがいだ。」と考えました。自分の言葉で根拠をきちんと話すことができていました。全校生の前で発表するのは勇気がいることです。
 続いて、障害者差別や男女差別にふれる事例について考えました。画像は、相手によって態度を変えるちがいは、どのちがいになるだろうと考えている場面です。みんな分かっています。さらに、相手を友だちに限定し、友だちによって態度を変えるのはどうなのかについても考えました。
 みんなが、「あっていいちがい」なのか「あってはいけないちがい」なのかを考えながら生活することで、人間関係のトラブルはずいぶん減っていくと思います。しかし、「いけないことだと分かっているけれどもついしてしまう」「いけないと分かっていても、我慢ができなかった」ことは、誰にでも経験があります。そのような場面で、互いの気持ちを話し合える子どもはなかなかいません。府中小の皆さんには、「しょうじき」でまっすぐな気持ちをもった人になることを目指して、自分と向き合う「げんき」で健康な心と身体づくりに取り組んでほしいです。
 どんな勉強よりも難しいことですが、各学級で、各自で、じっくりと考える人権週間にしてください。
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