最新更新日:2024/09/18 | |
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一粒で3回おいしい福岡県の福智町金田小学校を訪問したときのこと。 桑野徳隆校長先生とは10年以上のお付き合い。 はじめに出会ったのは、彼が川崎小学校におられたときのことである。愛知教育大学にも来られたことがある。次に合ったのは、頴田小学校の校長先生としてである。その後、教育事務所の主幹のとき、そして、今回は金田小学校の校長先生としてである。 昨日の訪問のとき、嶋野勝教育長や浦田弘二町長も来られた。町長とも12年ぶりの出会いである。ふとしたことで、町長は志水が来られることを知り、わざわざ予定をつけて会いにてきてくださった。 校長室で桑野校長は教育長や町長の前でさりげなく志水のホームページを紹介された。 こんなことは普通なかなかできないものである。 志水の紹介をするのに、ホームページを毎日更新していることを話してくださった。それはゲストの私にとっても嬉しいことである。この事実は、桑野校長が志水のホームページを見ているというメッセージでもあり、また、広めようとしていることの意志の現れでもある。また、当日は、教育事務所の数学の指導主事も招いて、志水のそばにずっとおらせて学ばせた。私は、授業診断中に気づいたことを彼に教えた。志水なりの分析を知って学んでほしいから惜しみなく教えた。 つまり、たった一日の学校訪問ではあるが、その前のお膳立てをしっかりして、戦略を立てているのである。教職員、町長・町長、指導主事と3場面の設定をしている。まさに一粒で3回おいしい機会であった。こういう出会わせ力は桑野校長の持ち味である。 私もこの出会わせ力を学んだ。ありがとうございました。 写真上は、福智山。雪化粧。 写真下の先生は、愛知教育大学公開講座に来られました。6月に出会わせてくれています。 リンク http://www.town.fukuchi.lg.jp/annai/web.html [志水廣の公式ホームページ] 金田小学校訪問昨日、福岡県福知町金田小学校を訪問した。 桑野校長の要請で学力アップのために指導訪問した。 9学級の授業を参観したが、授業はとても引き締まっていた。 ○付け法は始まったばかりで、今後、伸びること間違いない。 まずは、授業を見てほしいという気持ちになっていることである。 この気持ちがなければ、授業診断しても響かない。また、受け入れない。 子ども達にわかってほしいという気持ちが授業に表れていて、さまざまな工夫が試みられていた。 ある人にアドバイスしたところ、「そこの点を改善すればよいのですね」と確認された。 そして、「悔しい」とつぶやいた。 この悔しいという気持ちが今後の発展のバネになる。 夕方の講演では、金田小学校向けに、模擬授業をしながら子どもにとって分かりやすい授業とは何かを話した。まさにライブでどこにも話したことがない内容で、金田小学校向けの話である。 この話を生かすのは、今後、金田小学校がどの程度志水メソッドを学ぶかにかかっている。本もあればDVDもある。セミナーもやっている。 次回も、楽しみである。そういう希望をもたらした訪問であった。 [志水廣の公式ホームページ] パート練習と全体練習算数数学の問題解決においては、数式化するのが定番である。 この数式の処理にはいろいろなルールがある。 例えば、乗除先行とか、分配法則などのルールがある。 これらを○付け法でやるとなると、 初手の行動確認が一番大切である。 分配法則では、まず、ただしく分配できているかどうかである。 3(x+2y)+4(−6x+3y) 上の式で言えば、( )の前の3とか4を正しく分配して×ことができたかどうかである。 これだけに集中して見ればよい。 だから、まず、式変形の一行目だけをやらせる訓練を積むことである。 これが確認できたら、その後、答えまで求めてみようということでもよい。 つまり、パート練習と全体練習に分けてやればよいのである。 そのための道具が○付け法であり、適用問題定着法である。 よって、この式変形では、はじめから全体練習でできるのか、パート練習が必要なのかは、事前に予想を立ててやればよいの。 [志水廣の公式ホームページ] 異なる視点異なる視点をもつ人どうしで、議論をすりあわせていくと、 新しく見えてくるものがある。 すりあわせるためには、お互いの立場を尊重しあうことである。 自分が偉いと思っていると、この尊重しあうことができない。 謙虚で腰が強いという両面が必要である。 [志水廣の公式ホームページ] かん度を上げる目の前に必要な情報はやってきている。 それをキャッチするのか、スルーするのか。 素直な気持ち、平穏な気持ちでいれば、 良い情報が来たときには、「なるほど、これかあ」と 情報をつかむことができる。 荒々しい気持ちのときは、情報をつかみ取る余裕がない。 素直な気持ちや平穏な気持ちでいれば、情報に対する感度があがり、 ひらめきに対する直観度が上がる。 [志水廣の公式ホームページ] いい話を聞いたらいい話を聞いたら、それで終わりではいけないね。 いい話を聞いたら、いい話を伝えるの。 また、いい話を実践するの。 だって、いい話を聞くためには そういうご縁があったということ。 このご縁を大切にする人が成功する。 もっと言えば、いい話を聞いたら、その講師に恩返しをするとよい。 受けた恩は、返すのが礼儀。 GIVEとTAKEの関係で言えば、恩返ししないのは、 TAKE&TAKEの世界。 これでは、バランスが崩れてしまう。 もらったら返す、ただそれだけのこと。 [志水廣の公式ホームページ] 寒暖の差朝、通勤の時間は特別冷えた。マフラーをしていても体が縮んだ。 夕方、帰る時間は寒さがゆるんだ。 少しでも温かいと「ありがたいなあ」と思う。 ほんの少しだけの変化ではあるが、感謝の心がでる。 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県今任小学校訪問午後の特別授業では、山口先生が授業をされた。6年の分数のかけ算である。 教師と子ども達との息がぴったりあった授業だった。しかも、○付け法も上手であった。 あの声かけは普段からの実践のたまものであった。 彼は、3年間、公開講座と志水塾に参加されている。その成果が見える授業であった。 [志水廣の公式ホームページ] リーダーシップ組織を変えるためには、リーダーが方向性を示し、その後、部下が行動を起こすのをサポートすることである。 部下は、普通自主的に組織を改革しようとはしない。 もともと組織の構成員の中で自主的に行動できるのは1割にも満たない。 それをいかにして動かすかである。 この本がいいよ、この研究会がいいよ、この人がいいよと薦めて、行動を起こさせるのである。 広島県、鳥取県の校長先生は、愛知教育大学公開講座に職員を引き連れて一緒になって参加された。 長野県の校長先生は、志水塾のDVDを10部買われて職員に配布して観させた。 広島県の校長先生は、ある小学校で志水の模擬授業があるというので、午後の授業を振り替えて、職員全員にその授業を参観させた。 福岡県の校長先生は、志水の示範授業を観るために、バス1台貸し切りで参観に来られた。 静岡県の校長先生は、公開講座の初日はPTAの会があった。でも、夕方からかけつけた。 メール通信やHPの記事をうまく利用されている。 そこまでやれば、職員は動かざるを得ない。 校長や教頭が動かないで、職員を動かそうというのが甘い。 つまり、何がいいたいのかというと、講師の理念に惚れて、惚れたところを具体的に行動して見せてこそ、職員は変わるのである。 本当は、その校長先生方は、ご自身の教育理念をお持ちだし、指導技術もお持ちである。それでも、志水に託そうとされている。 ここが素晴らしいのである。「我」を捨てているのである。 誰をどのように動かそうというのか、それを明確にしていくこと。それがリーダーの役割である。 [志水廣の公式ホームページ] 上に立つ者は上に立つ者の役割は、部下を輝かせることなの。 そのためには、いかにして勉強好きにさせるかである。 勉強って楽しいよを教えるの。 自腹を切って学ぶことを教えるの。 それは、率先垂範なの。 部下が3冊志水メソッドの本を読めば、4冊読めばいいの。 これらをすると、教師が変わり、授業は変わるし、学校は変わる。 [志水廣の公式ホームページ] 光を出すためには観光は光を観ること。 光りのあるところは、パワースポット。 人は光を求めて動く。 次の段階は、いつまでも光を求めて動くのではなくて、あなたが光ることなんだよ。 あなたが光ると、周りの人も光るの。 では、光るためには、どうすればよいか。 いつも新鮮な頭、日々感謝の心だと光ることができるの。 新鮮な頭のためには、勉強するの。 研究会があればでて学ぶの。本があれば学ぶの。 全て自腹で学ぶの。 このイキイキ感があなたを光らせるの。 [志水廣の公式ホームページ] 練習はどこまで算数の練習問題はどこまでやればよいか。 「分かる」→「できる」→「身に付く」で言えば、身に付くまでやりたい。 この身に付くというのが曖昧である。 ある子どもは30問で身に付くし、ある子どもは50問かかるかもしれない。 だから、「もう大丈夫」と思えるところが目安となる。 この「もう大丈夫」の感覚を身につけさせることが指導では肝心なことである。 そのためには、スモールステップできめ細かい問題をやらせて、どのタイプの問題も大丈夫と言わせるようにまで高めたい。 一律に、計算ドリルをやらせるのは、最低限のことでは意味があるが、それをもって「身に付いた」というのは誤解である。まさに個に応じた指導が必要となる。 下のファイルは、名古屋市の大森小学校の4年のM先生らが作成したものである。 内容別の重点化になっている工夫したワークシートである。 12/2 今日のひとこと 算数の練習問題はどこまでやればよいか。 「分かる」→「できる」→「身に付く」で言えば、身に付くまでやりたい。 この身に付くというのが曖昧である。 ある子どもは30問で身に付くし、ある子どもは50問かかるかもしれない。 だから、「もう大丈夫」と思えるところが目安となる。 この「もう大丈夫」の感覚を身につけさせることが指導では肝心なことである。 そのためには、スモールステップできめ細かい問題をやらせて、どのタイプの問題も大丈夫と言わせるようにまで高めたい。 一律に、計算ドリルをやらせるのは、最低限のことでは意味があるが、それをもって「身に付いた」というのは誤解である。まさに個に応じた指導が必要となる。 下のファイルは、名古屋市の大森小学校の4年のM先生らが作成したものである。 内容別の重点化になっている工夫したワークシートである。 <swa:ContentLink type="doc" item="26632">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/26632/504935.pdf [志水廣の公式ホームページ] |
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