最新更新日:2024/11/10 | |
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種1つずつ種をまいて育てていく。 個の花が咲くようにと願って。 「ゆう&ゆう」に掲載内容はエッセーで2ページ、タイトルは「得意なことが天職になる」で書かせていただきました。 夏頃に執筆依頼があり書かせていただきました。 小見出しだけ書くと ・国語力の乏しさ ・算数も苦手から出発 です。 愛知県の方は、お近くの学校にあるはずのでご覧いただければ幸いです。 元気に会って話すと元気にさせてくれる人がいる。 こういう人は、相手をおもんばかって行動している。 しかし、おべっかを使っているのではない。 自分のプライドを保ちつつ、面談しているのである。 昨夜もある人と話していると、志水先生は打てば響きますねと評価いただいた。 ありがたいことである。 こんなふうに言われると、こちらも相手を元気にさせてあげたいと思う。 真似るある新任教師の話。 あまりにも授業がうまくないので、教務主任に授業を見せてお手本を見せ続けている。 ところが、真似ができないと校長は言う。 真似る素直な気持ちがないのか、それとも真似る力がないのか。 不明である。 教師の動作を真似るには、まずは、言葉の台詞と動作をそっくり見抜くことから始まる。見抜いているかどうかそこを判断してみよう。 もしかしたら、見抜いていないかも。 しかけ学ぶことの連続のためには、常に問いの発生と面白さがなければ続かない。 そのためには、教師からの「しかけ」が必要。 21世紀の教育では、資質と能力の育成のが必要で、そのためには、「学ぶことの連続性」が不可欠。 この意味で、緑丘小学校の研究は意義深い。 目の前目の前の人を心地よい状態にしてあげる。 すると、その人は頑張る。 たったそれだけのことであるが、これがなかなかできない。 私の仕事は授業診断を通して教師の授業力、学校の改善力を上げることである。 心がけていることは、常に善なるものを見つけ出し励ますことだ。 毎回、修行である。これまで6000人以上の人にアドバイスしてきた。 いろいろあった。 授業を見るたびに手強い授業が出現する。 それを面白い仕事だと思ってやっている。 全身全霊を絞ってその人にふさわしい診断を下していく。 そこが面白い。 ストレス「知」のストレスがたまる状態というのは、わからないことがが多いときである。 つまり、学力が低くて溜まる場合。 反対に学力が高い場合もある。 新しい難易度の高い問題を解決していて、ストレスが溜まる場合でがある。 きかく力授業づくりには、企画力、規格力がいる。 規格をそろえるということは、ユニバーサルデザインのこと。 企画するということは、企てるということであり、言い換えると、仕掛けるということ。 しかけについては、みよし市立緑丘小学校の研究が参考になる。 愛知県みよし市立緑丘小学校研究発表会 3研究発表会の反省会を豊田市のホテルで開催された。 志水廣と落合康子先生に感謝する会としても開かれとても嬉しかった。 ここにいたるまで、教職員の皆さんが努力なされ、研究会が盛会となった。 確かな手応えを感じたから皆さんさわやかな表情であった。 研究はここで終わらない。 研究を公開して単行本にまとめたい。 騒がしくなるとき子どもが騒がしくなるときはどんなときか。 1 やることが簡単過ぎて、すぐ暇になるとき。 2 先生の指示がわからないとき 3 指示はわかるけど、指示の意味がわからないとき 愛知県みよし市立緑丘小学校研究発表会2本日の研究発表会は、加藤芳邦校長先生のリーダーシップによるものである。 また、新美貴宏教頭先生、太田浩司教務主任 山田郁子校務主任らの支えも大きかった。 さらに、授業力の向上について落合康子先生がこまめに何回も訪問されて具体的に指導された。チーム緑丘の先生方もよく頑張った。 本当にありがとうございました。感謝いたします。 愛知県みよし市立緑丘小学校研究発表会みよし市の教員全員、西三河教育事務所管内の新任教員、また市外、県外からもかけつけて480名の参加者があった。とても盛り上がった会となった。 午後は全体会1、全学級による授業公開、授業を語る会、全体会2、志水の講演会があった。 授業公開は、みなさんとても充実した展開となった。 全体会では、山田先生をはじめとして各研究部会からの発表があった。 その後の授業公開では、全員が子どもが考えることを楽しむような授業展開がなされた。そのためには、教師からのしかけ1としかけ2が設定し、自力解決における盛り上がりはもちろんであるが、授業の最後にも盛り上がるような手立てがこうじられていた。 こういう研究発表は、全国見渡してもここだけである。 新しい問題解決型の授業の提案である。 全体会2では、今瀬良江教育長からご高評があった。前進しつつある教師たちにエールが送られた。 最後に、志水の講演があった。 加藤芳邦校長先生のリクエストによる「知と心の変容を授業を目指して」と題して話した。あっという間の1時間であった。しかし、話すべきことは話せた。 とても楽しかった。 ありがとうございました。 平衡ストレスを感じると自律神経がおかしくなる。 右側に傾けば、左側からのエネルギーがきて、平衡を保とうとする。 これが人の体の恒常性維持機能である。 新任教師の心構え1に 体力、2に 体力、3にも 体力、4に 精神力、5に 知力。 とにかく、教師が不登校にならないこと。 病気で休んだり、精神がめいって休んだりしないこと。 子どもは毎朝、あなたを待っている。 山のように山のようにある仕事を見て嘆いていたら、ちっとも進まない。 まずは、仕事の書き出しをして見える化して、優先順度の高いものから始めるしかない。 尾教研愛日支部算数学研究会そこで、講演をしました。 このお世話役をしている武田利己校長先生(清洲中学校)からは、「算数数学の面白さ」を語ってほしいという希望があったので、講演題目を「算数数学の面白さと算数数学の授業の面白さ」とさせていただきました。 教室の子どもたちに算数数学の面白さを伝えてほしいと願っております。 ありがとうございました。 講演直前にホールにいたら、自動販売機がありました。そのとき、扉を開けて缶やペットボトルをつめていました。その様子を見て同行した大学院生と算数数学の問題づくりをしました。 これは面白いので早速、講演の冒頭で話しました。では、何を話したのでしょうか・・・。 講演の内容 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 大阪府堺市立津久野中学校区小中合同研修会講演内容の依頼は、ユニバーサルデザインに基づく授業のあり方である。 ユニバーサルデザインの研究をこれまでもしてきたなかで、新たに話を聴きたいということでご縁ができた。 小学校3校と中学校1校の教員全員の研修会のため、100人近くの方が参加された。みなさんとても熱心で、私の話に耳を傾けてくださった。 事前に用意していたレジュメはあったのであるが、校長室でいろいろと話を伺う中で、話題を変えて語り始めた。本音で話した。 いろいろな事例をもとに「知」と「心」の変容を目指す授業について語った。 気がつくと、80分間が過ぎていた。 音声計算については詳しく話すことができた。○付け法と意味付け復唱法についてさわりの部分のみであった。授業の面白さについても触れることができた。 ユニバーサルデザインが大事といっても、面白くない授業は、だめである。 ユニバーサルデザインに基づく授業は、学習意欲の喚起もあるので、教材の深まりを考えたものでなくてはならない。 講演会後、数人の方に囲まれて教材研究の質問に答えた。 とても熱心な方が多かった。 語った内容については、パワーポイントに整理したので下記をごらんください。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 10月8日、京都府久御山町御牧小学校 2意味づけ復唱法の場面に遭遇した。 東角小学校から転勤したきた神村先生があまりのあるわり算で意味づけ復唱法を使っていた。 志水式の復唱法は、「受け止める」→「広める」→「深める」の3段階がある。これをお手本のように使っていた。 そこには、子どもの言葉から算数の授業を繰り上げるのだという明確な意志を感じた。お見事であった。 教科書で書かれている内容も深い所の発言がでて、それが板書に残し、またノートに残っていた。 神村先生は、志水塾京都大会が和束小学校で開催されていた頃からの知り合いである。意味づけ復唱法を急所の所で使うことはなかなか難しい。それを冷静にやっていた。ずこいなあ。 足りないという発想では何が足りないかを考えている限り、新しい発想は出てこない。 足りないのなら、補充しようということになる。 でも、補充したら、それでお終いということになる。 突き抜けた改革をしようとするならば、もっとこうなりたいという思いから施策を考えることである。 宇宙語どうし教師からみたら、子どもたちの会話は何を言っているのかわからない。 特にな1年生は単語とオノマトペの世界。 まさに宇宙語を話しているようだ。 ここまでは普通の話。 ところが、この反対の話を伺った。 子どもにとっては、教師の言葉は宇宙語だという。 確かに、新しい言語を駆使する教師の言葉を子どもは理解できない。 そうすると、教室空間は宇宙語の響き合いである。 だから、ずれが生じてもやむをえない。 そこで、理解しあうためには、復唱とその意味を問い返すことである。 よって、意味付け復唱法が不可欠なのである。 |
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