最新更新日:2017/04/21 | |
本日:6
昨日:23 総数:724093 |
平成17年度 第1回卒業証書授与式 式辞
横浜市立東山田中学校 第1回 卒業証書授与式 式辞
159名の卒業生のみなさん、東山田中学校1期生159名のみなさん、卒業、おめでとうございます。また、このように多数のご来賓の皆様、保護者の皆様のご臨席を賜り、記念すべき第1回の卒業証書授与式が挙行できますこと、高いところからではございますが、心より厚く御礼申し上げます。同時に、ご参加の保護者の皆様、本日はお子様のご卒業、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げますとともに、新設校という状況の中で本校の教育活動に多大なご協力をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。 さて、卒業生の皆さんには、9月から10月にかけて、各クラス1回ずつ授業をしました。今日は少しだけその授業の続きをしたいと思います。その授業の時、こんなことをみなさんに問いかけたのを覚えていますか? 2050年。今から45年後、みなさんが60歳になった頃に、どんな社会になっていてほしいですか? そして、どんな自分になっていたいですか? みなさんが挙げてくれた2050年の社会は、「自然がいっぱい残っていてほしい。」「争いごとがない社会。」「どこでもドアが発明されていてほしい。」「不治の病が少なくなってほしい。」などが挙がりましたね。また、2050年の自分は、「バリバリに働いていたい。」「賢くなっていたい。」「孫に囲まれていたい。」「10cm背が高くなっていたい。」「庭付きの家に住みたい。」「笑顔でいたい。」「健康でいたい。」などの意見が出ていました。 2050年、そんな社会になったらいいな、皆さんが思い描いているような姿になってくれたらいいなと私も思います。でも、残念ながら、そんな保証はどこにもありません。未来はそんなに甘くもないし、明るくはないのです。 2050年頃の社会予測には、明るい話はほとんど見当たりません。人口減少し少子高齢社会が到来している日本、その一方で爆発する世界の人口、エネルギーの枯渇、自然環境の破壊、なくならない紛争、広がる経済格差。そういった厳しく激しい社会変化の中でみなさんは生きていくのです、生き抜いていくのです。そのためには、どうしたらいいのでしょうか。私は、こう考えます。 安易に気軽に、夢だけを持たないことです。夢を持たない。その代わりに、志を持つ。ぼんやりとした夢の変わりに、強い志を持つのです。「○○○であってほしい。」「○○○になりたい。」という曖昧な夢ではなく、「○○○にする。」「○○○になる。」という強くはっきりとした志です。 夢に志というハシゴをかけるのです。夢が、頭の上のここらへんにぼんやりあるとすると、志がある場所は、この心のど真ん中です。志を持つということは、手の届かないところにある、夢にハシゴをかけることなのです。 卒業生の皆さんは、3年生の英語の教科書で出てきた、キング牧師の言葉、「I have a dream.」を覚えていることと思います。この言葉は大抵の場合は、「わたしには夢がある。」 そう日本語に訳されています。しかし、私はこの訳は間違っていると思います。「I have a dream.」 は、こう訳すべきではないでしょうか。 「私には志がある。私は志を持って生きている。」 キング牧師は、ぼんやりと夢を見ていたのではなく、はっきりとした強い志を持ち、生き抜いていたのだと思います。 「志す」という漢字は、「こころがある方向を目指して行く」という意味を持っています。ただぼんやり見ている夢とは違い、具体的な行動が伴うのが「志」です。夢よりも、強いエネルギーとパワーがあるのが「志」です。 では、「志」はどうやったら持てるのか。 とても簡単な方法があります。明日からぜひ実践してみてください。毎日、朝起きたら、「今日はこういう一日にする。」と思うことです。そして寝る前に、「今日はこういう一日だった。明日はこうする。」と思うことです。きっとこれならできるはずです。ほんのちょっとのことです。でも、もしかしたらこれを毎日やるというのは、すごく大変なことかもしれません。 0.9と1.1の話をしたことを覚えているでしょうか。0.9をずっと掛け算していくとゼロに近づきます。1.1をずっと掛け算していくと、どんどん大きくなります。毎日のほんの少しずつの積み重ねが、将来大きな力となるのです。ほんの数十秒でいい。朝起きたら、「今日はこういう一日にする。」夜寝る前に、「今日はこういう一日だった。明日はこうする。」と、心のど真ん中に太い志を立ててください。東山田中学校1期生の皆さん一人ひとりの志が、2050年の社会を明るく照らしてくれることを期待しています。 最後に、この学校で、皆さんと出会えたこと、本当にうれしかった。また、いつかどこかで、お会いしましょう。1期生のみなさん、ありがとう。そして、卒業おめでとう。 平成18年3月10日 横浜市立東山田中学校 校長 本城愼之介 第1回卒業証書授与式が行われました。
3月10日(金)
小雨の降る中、第1回卒業証書授与式が行われました。 本城校長からは「ぼんやりとした夢ではなく、心のど真ん中にしっかりとした志を持ってほしい。毎日の少しずつの積み重ねが、将来の力になる。」と、はなむけの言葉がありました。卒業生の皆さんには東山田中の思い出を胸に、これからの生活を頑張ってもらいたいです。ご卒業おめでとうございます。 少しずつ東山田中の歴史が作られていく気がします。 在校生の皆さんの成長も楽しみです。 写真(下)→卒業生による「旅立ちの日に」の合唱の様子。良い歌ですね・・・ 【太】 瞬間doki
3月9日(曇り)
明日の卒業式のため、午後は式準備となりました。本校として第1回目の卒業式のため、その場でああだこうだ言いながら、生徒も職員も手分けして、卒業生のために準備を進めました。 明日の卒業式は東山田中で最大最後の行事です。主役は君たち卒業生です。感動する式になるよう期待しています。〔トモ〕 瞬間doki
3月8日(晴れ)
寒かったり温かかったりと体調を崩しやすくなっています。というよりも私の体も悲鳴をあげています。職員の中にも体調を崩している人が沢山います。10日に行われる卒業式に体調を合わせているところです。3年生にとっては最後の最大の行事です。しっかりと行えるように、お互いに心身ともに充実した形で望みましょう。 今日の予行練習はしっかりと取り組めていたと思います。GoodJob!!〔トモ〕 瞬間doki
3月6日(晴れ)
今日は暖かかったですね。 自然教室の係り別打ち合わせがありました。全体計画係は、今、5月に実施予定の保護者と生徒の自然教室合同説明会の準備に入りました。パワーポイントを利用して発表しようと考えています。各係で話し合っているものも載せようと考えています。どんな説明会になるかわかりませんが、しっかり話せるように準備していきます。ぜひお楽しみに〔トモ〕 瞬間doki♪明かりをつけましょボンボリに〜 お花をあげましょ桃の花〜 本日待望の校章が生徒に配られました。これでやっと完璧になりました。標準服を正しく着て、校章を左胸に輝かせ毎日元気に登校しましょう。 私は、久しぶりの投稿でごめんなさい。猫の手も借りたいぐらい忙しくて…サボっちゃいました〔トモ〕 卒業式の練習が始まりました。
3月3日(金)
今日の6時間目から卒業式の練習が始まりました。 まずは歌練習から。 整列までの時間は良かったです。 で、歌ですが・・・ ある先生がおっしゃいました、「卒業式のための歌なのだから、上手に歌うことよりも気持ちをこめて歌って欲しい!」 そのとおりですね。アリーナと心に響く歌声を期待します。 それから、アリーナに校歌のパネルが設置されました。立派です。(写真・上) 【太】 複雑です・・・
3月7日(金)
天気の学習をPCを使って行っています。 課題は「気団とは?」「日本の周りにある気団の名前とその特徴」「今日の天気図と状況」「気象の豆知識」をネットで調べることです。 いつにもまして真剣な表情でびっくり。今の生徒にインターネットが浸透していることを再認識しました。確かに黒板を使った授業より、積極的に情報を集めていますね。 生徒A「いつもこんな授業が良いなぁ。」 それって、私はいらないってこと?【太】 3月になりました。
3月1日(水)
いよいよ3月です。一年間の総まとめです。 私のクラスでは最後の席替えが終わりました。 最後まで、席替えはワーワー、ギャーギャー騒がしかったですね。 そして必ず、「もう一回やろうよ。」と誰か言います。 やりません。 授業のはじめに、よく3年生のことを話します。今日は公立後期選抜の発表だよと。 そのときはみんな目が真剣になるんです。来年は主役ですよ。 良い3月にしましょう。【太】 |
横浜市立東山田中学校
〒224-0023 横浜市都筑区東山田2丁目9番1号 TEL:045-594-5107 FAX:045-590-3780 |