最新更新日:2024/05/02 | |
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言葉美人・言葉イケメンになろうぜ金子みすずの有名な詩「こだまでしょうか」の音読から授業は始まりました。 「この詩は、どんなメッセージが込められてると思う?」 という教師の問いかけに対して、 「いつかは仲良くなれるから大丈夫だよって気持ち」 「いいえだれでも、ってあるから、みんな仲直りできるよってことだと思う」 といった感想の声があがりました。 そこで、『こだま』の意味を国語辞書で調べてみると、「山や谷などで起こる声や音の反響」のことだとわかりました。 教師「みんなの教室の中でも、自分が言った言葉が自分自身に返ってくる。そんなことってありませんか?」 子どもたち「あるある!」 教師「この教室から、なくしたい言葉って、ありますか?」 子どもたちの声が、黒板にあふれます。 「いつもあだ名で○○って言われるけど、ほんとは言ってほしくないんです」 「あっちいってって言葉は、やっぱり言われたら傷つく」 特に言われたくない言葉を赤チョークで確かめます。 教師「この教室に、あふれさせたい言葉って、どんな言葉ですか?」 子どもたち「あるある!」「わかった!」 明るい表情が戻ってきました。 黒板で確かめた後は、みんなで練習! 素敵な言葉を、次々に伝え合いました。 「○○さん、ありがとう!」 「○○くん、今日一緒に遊ぼう」 「死ねって言葉、絶対言っちゃだめだよ!」 「変なあだ名は使わないようにしようね」 友達とハグする子どもたちもいて驚きました。 優しい言葉を使うと、優しい気持ちになれますね。 忘れないよう、連絡帳に感想を書いて授業を終えました。 「言葉」が人をつくります。 言葉美人、言葉イケメンな4年生になろうね。 |
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