平成２２年３月１９日（金），第６３回卒業式を挙行いたしました。天候にも恵まれ，大勢の来賓の方々，保護者の方々に列席いただく中，１４０人の卒業生全員が立派に卒業証書を受け取りました。在校生からは，心のこもった合唱「そのままの君で」，卒業生は「明日の空へ」「旅立ちの日に」そして，一緒に「流れゆく雲を見つめて」「校歌」を合唱しました。また，式後には卒業生が保護者や地域の方々に感謝の気持ちを込めて「光年の旅」を合唱しました。たくさんの人が涙する感動的な式典となりました。

知覧特攻平和会館初代館長の板津忠正さんを講師に招き，「平和教育講演会」を開催しました。講師の板津さんは，自らも特攻隊員であった経験をもとに，命の尊さだけでなく，家族への思いや残された家族の思いを６年生児童，保護者の方々に伝えていただきました。６年生児童達は卒業を前に貴重な体験ができたことと思います。

３月５日（金）「子どもの安全を考える会」「通学班別懇談会」を行いました。「子どもの安全を考える会」では，教頭から本校の防犯への取り組みの報告，交通指導員さんから下校の様子の報告がありました。その後，地区委員さんから各地区の取り組みを出していただいたり，見守り隊の方から集約した意見を紹介したりしました。「通学班別懇談会」では，地区委員さんと，通学班担当教諭とが，意見交換をしました。今年一年間、地区委員さん・見守り隊・民生委員さん，その他多くの方々のご協力で子供たちが安全に登下校できました。心よりお礼申し上げます。平成２２年度も変わらぬご協力を、よろしくお願いします。

３月３日，卒業生を送る会を行いました。各学年が卒業生のために練習してきた心のこもった出しものを披露しました。１年生は「どきどきどん　１年生」の替え歌と踊りで，２年生は全員がアンパンマンのキャラクターになりきって、かわいらしく一生懸命に演技しました。

３年生は，リコーダーと人文字で，４年生はこいのぼりを使っての応援メッセージと合唱，５年生は思い出のスライドと合唱で、感謝とお祝いの気持ちを伝えました。

卒業生から在校生への「引き継ぎ式」では，６年生の思いと５年生の決意の言葉が交わされました。卒業していく６年生は，在校生に「明日に輝く」を合唱しました。最後には全校児童で校歌を歌いました。

一方通行の細い道路が多い学校周辺の歩道が緑色に着色してもらえました。通行する車にも通学路であることがよく分かり、児童の安全な登下校に役立ってくれると思います。

卒業まで残り３週間となった６年生に，校長先生が「夢　生きる」というテーマで授業を行いました。児童ひとりひとりからあらかじめ聞いておいた゛夢゛をもとに゛夢゛の描き方，生き方について学ぶ授業でした。児童たちに身近な浅田真央選手，イチロー選手だけでなく，義足でマラソン・登山に挑戦する：島袋勉さん，義手の画家：大野勝彦さん達の生き方を紹介しながら「我以外皆我師」の考え方で，自分自身で夢を描きながら生きていく方法を伝えました。児童は自分の゛夢゛のヒントを「お父さん・お母さん」から得たと答えたり，これからの生き方を「みんなのために」「自分自身のために」等と返答し，真剣に自分のこれからの人生を考える機会となりました。

２月２６日（金），６年生が奉仕活動の第２弾に取り組みました。体育館フロアー全部の水拭きを行いました。トイレのスリッパ整頓用のペンキは，湿度が高く，延期になりました。水拭きをしてくれている６年生の男の子は「ぼくは，空手をやってるけど，こんなに広いところを水拭きしたことはない」と息をきらしながらがんばってくれていました。