最新更新日:2024/04/27
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〜校訓「明智・敬愛・健康」をもとに、広い視野に立って、心豊かでたくましい「布北っ子」の育成をめざします〜

「ふ」だんの「く」らしを「し」あわせに(2月22日)

 2月22日(金)、第6回ふくし交流会を行いました。1学期から取り組んできた福祉の学習の集大成です。
 3学期は、これまでに体験したことや講師の方から聞いたこと、調べたこと、学んだことを振り返り、これからの社会がどんなふうになると良いか、そのために自分にできることは何かを考えました。それを小グループで協力して模造紙にまとめ、準備をしてきました。そして、1年間交流を重ねてきたゲストティーチャーの方々もお招きして、本日発表会を行いました。

 見やすくするための色分け、丁寧に手書きした説明図、プリントアウトした写真、時系列がわかる構成など、それぞれ工夫を凝らした模造紙に、ゲストティーチャーの方々もとても感心してくださいました。
 発表の仕方も知恵を出し合い、模造紙が見やすいように立ち位置を考えたり、聞きやすいように丁寧に話したり、寸劇や手話を取り入れたりしてとても立派な発表ができました。さすが5年生という堂々とした発表でした。何よりも内容が素晴らしく、これまでの交流を振り返る中で感極まったハルちゃんは、涙ながらに「これまでで一番の思い出になりました。みんなも忘れないで。」と言ってくれました。子どもたちもたまらずみんなで大泣きしてしまいました。
 渡辺さん・来海さんのグループでは、「ここでみなさんに教えた手話や口話などのコミュニケーション方法を使って、耳の聞こえない人を見掛けたらぜひ話し掛けてください。」という渡辺さんの言葉に、子どもたちはうなずきながら真剣に聞き入っていました。また、来海さんは「自分の好きな手芸をみんなと一緒にできて楽しかったです。直接コミュニケーションをとりながらできたことがとても嬉しかったです。」と言ってくださり、子どもたちもとても嬉しそうでした。
 安藤さんは、「小さいころは障がいがあっても自然に助け合って一緒に過ごせるのに、大きくなるにつれて差別意識が生まれてしまうのはなぜでしょう。それは、知識が増えることによって先入観が生まれ、『こういうことはできないだろう』などと思い込んでしまうからです。障がいがあってもなくても、同じ人間だということを忘れないでほしい。」と語りかけてくださいました。子どもたちの心に響く素敵なメッセージでした。

 それぞれが宝物のような時間を過ごすことができました。1年を通して学んだことを、これからの社会をよりよいものにする力にしていってほしいと思います。
 すべての人の「ふ」だんの「く」らしが「し」あわせになりますように!
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