最新更新日:2024/04/26
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4/22 天国と地獄

 先週の金曜日の避難訓練、校長先生はとってもよかったと思っています。これなら地震の被害を最小限に抑えることができると確信しました。しかし、どれだけ避難訓練が上手にできたからと言って、実際に地震が起きたら建物の下敷きになったり、津波で流されたりして死んでしまう人もいるかもしれません。校長先生はまだ死んでいませんから、本当かどうかわかりませんが、死ぬと天国や地獄へ行くといわれています。天国や地獄については、こんな話を聞いたことがあります。
 むかし、ある男が閻魔大王様に会いに行き、天国と地獄というのはどういう世界なのかを聞きました。すると、閻魔大王様は、男に天国の様子と地獄の様子をそれぞれ見せてくれました。
 まず地獄では、ちょうど食事の時間だったので、人々が、1メートルもあるような長いはしを持って大きななべの前にあつまっていました。この地獄では、この長いはしで食事をしなければならない決まりなのです。人々は長 いはしで、なべの中のごちそうをとって食べようとするのですが、あまりに長いので、どうしても自分の口にごちそうがとどきません。それでみんな、何も食べられずおなかをすかせ、やせこけて、他の人の食べ物を横取りしようとしてけんかばかりしていました。
 閻魔大王様は、次に天国を見せてくれました。天国も食事の時間だったので、人々は、長いはしをもって、大きいなべの前にあつまっていました。天国でも、長いはしで食事をしなければならない決まりなのです。まったく地獄と同じです。しかし、天国の人々は、楽しそうな顔をしておいしそうにごちそうを食べていました。地獄と天国と何がちがうかわかりますか。
 天国の人は長いはしでご馳走をはさむと、「どうぞ」と言って、自分の向こう側の人に食べさせ始めたのです。にっこりほほ笑む相手は、「ありがとうございました。今度は、お返ししますよ。あなたは、何がお好きですか」と、自分にも食べさせてくれました。
 みなさんはどんなことを感じましたか。
   平成31年4月22日
   瀬戸市立下品野小学校長 浅井 大司

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