最新更新日:2024/04/26
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紫におう 雲見が峰の 日々新しき 光をあびて 今に花咲く 若草若木 みんな元気に 元気にのびる ああ下品野 たのし学びや

3/20 卒業式(4)

 式辞
 入学の時から裸足で駆け回ってきた芝生広場の芝は寒風吹きすさぶ冬を乗り超え、うっすらと緑がかってまいりました。毎年の卒業生をあたたかく見守り、そして送り出してきた歴史ある桜の大木も蕾をつけ、少しずつふくらみ、春の訪れを告げています。生命の息吹を感じるこのよき日に、平成29年度、瀬戸市立下品野小学校、第71回卒業証書授与式を挙行いたしましたところ、瀬戸市教育委員会教育委員様をはじめ、地元の学校、園の先生方、また下品野の地域の皆様、ご多用の中、ご臨席賜りまして厚く御礼申し上げます。誠に、ありがとうございます。
 そして、保護者の皆様に置かれましては、これまでどんなときも、あたたかくお子さまを見守られ、本日の卒業を迎えられたお喜びはひとしおではないでしょうか。誠に、おめでとうございます。
 さて、卒業生のみなさん、あらためて、ご卒業おめでとうございます。先ほど卒業生87名一人ひとりに卒業証書をお渡ししました。卒業証書を受け取られた皆さんの顔には、小学校生活を立派に成し遂げた満足感と次への希望で輝いて見えました。
 私が、みなさんが成長する中で感動したことを一つだけお話しします。まず、この曲を聴いてください。
(組体操のテーマ曲)
 最近、組体操は危険だからという理由で行わない学校が増えています。しかし、みなさんは、先生方の指導の元、安全で危険度の少ない組体操に挑戦しました。確かに、かつて行われていた4段タワーや5段ピラミッドのような迫力はありませんでした。しかし、みなさんの組体操は自分たち一人ひとりの役割をきちんと果たしていて、とても美しく見えました。指先もピンと伸び、曲げるところはしっかりと曲がっていました。曲に合わせて踊るところは本当にリズミカルで楽しさが伝わってきました。特に全員が一直線になるところは絵に描いたようにまっすぐになっており、まさしく演題通り「水平線の向こうへ」と続いていくようでした。
 運動会当日だけはありません。練習の時は、初めて組体操をする5年生に優しく、しかもわかりやすく教えていました。疲れてきてもお互いに「がんばるぞ」と声をかけ合っていました。組体操もさることながら、卒業生のみなさんの気持ちがすばらしかったと思います。中学校へ堂々と送り出せると確信した瞬間でした。
 在校生のみなさんは「とてもかなわない」と思ったことでしょう。しかし、卒業生の姿を見、それをまねる。そして、まねるうちに本物になってくる。これが伝統というものです。卒業生のみなさんが築き上げてきた下品野の伝統を受け継ぎ、さらに磨いていってください。
 最後になりましたが、本校に寄せられました、保護者の方々のご協力と地域の方々のご支援にお礼を申し上げ、式辞といたします。
   平成30年3月20日
          瀬戸市立下品野小学校長 浅井大司

 瀬戸市教育委員会教育委員様から童謡「チューリップ」を例に出して個性が大切である、自分とちがった考え方を否定しないという教育委員会告辞がありました。
 続いて、下品野小学校PTA会長様から仲間を大切に、自分を大切にという祝辞をいただきました。
 最後にお世話になった恩師の先生方からの祝電が読み上げられました。
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学校行事
4/30 〜5/2(木) 希望制個別相談会
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