最新更新日:2024/05/15
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萩山小学校は,昭和48年に開校し今年度で52年目。平成22年4月に瀬戸特別支援学校が併設。令和6年5月1日現在の児童数は83名です。

世界の子どもたち(校長)

 読書週間が11月の初めにありましたが、今日は1冊の本を紹介したいと思います。本屋さんで、「あなたの夢は何ですか?私の夢は大人になるまで生きることです。」こんな題名の本を見つけました。そのとき、何か変だな。夢が大人になるまで生きること?日本だったら、大人になるのは当たり前なのに、夢が大人になることって?興味を持ったので読んでみることにしました。内容は、世界の子どもたちの生活の様子。特に貧しい国に暮らしている小学生、中学生の生活の様子を書いた本です。貧しい中でも一生懸命に生きている子どもたちの姿でした。その本の中のひとつの話を紹介します。
 『フィリピンにスモーキーマウンテンと呼ばれている場所があります。そこは、広大なゴミ捨て場です。ダンプカーで毎日、山のように運び込まれ、自然に発火し煙が出ています。「煙の山」スモーキーマウンテンと呼ばれていました。ごみの中から、ビンやペットボトルなどリサイクルできるごみを拾って暮らしている人が大勢います。大人に混じって子どもたちもごみを拾って家族の生活を支えるためにがんばっています。手や足は真っ黒に汚れ、皮がめくれて血だらけ。それでも一心不乱のごみを拾っていました。生きるために必死で戦っているようにも見えました。一人の少女に、「あなたの夢は何ですか?」と聞くと「私の夢は大人になるまで生きることです」と答えてくれました。毎日の生活も、ごみに頼らなければ満足に食事も食べられません。環境状況も極悪です。病気になっても、病院へいけません。食事さえも一日中食べられないこともある現状で暮らしています。大人になるまで生きていけなくてなくなってしまう子どもたちがたくさんいます。』
 日本にすんでいる人たちは、一日三食の食事もでき、学校にも通え、豊かな生活をしています。しかしそれが世界中の子どもたちの普通の姿ではありません。もっと、自分たちの生活を見つめなおすこと、世界の子どもたちの様子を知っていく必要を感じました。本には日本の近くの国の子どもたちの様子が多く書かれていました。また、その本には、続編が出版されています。その本の題名は、「あなたの夢は何ですか?僕の夢は人間になることです」どういう生活をしている少年なのか、考えてみてください。

いじめについて(校長)

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 朝は寒くても、昼の間はとっても暖かいと感じる日が今も続いています。発熱、かぜといった理由で学校を休む人が少しずつ増えてきています。寒い時期は、自分の健康管理を十分していくことが大切です。つい油断してしまったということになると、次の日に体が悲鳴を上げて熱が出たりするのです。気をつけて生活しましょう。
 土曜、日曜は萩山小学校の皆さんががんばっている様子を多く目にしました。文化センターで開かれていた、まるっとせとっ子フェスタでは科学展、陶芸展、ひまわり学級が関係した特別教育支援展などで皆さんが製作した作品が多く展示してありました。また、キャリア教育フォーラムでは、5年生の授業の様子が発表されていました。それと日曜日、公民館祭りでは、金管バンドの人たちが多くに人の前で立派に演奏してくれました。がんばっている姿を見るのはとてもうれしいことです。
 さて、今日は先週に引き続きいじめについてお話しをします。今日は担任の先生からおうちの方へ手紙を持っていってもらいます。それはいじめのついての内容です。その中で、皆さんあての言葉ものっています。読んでみます。

 ● 今いじめられている子へ
  自分でいじめられていると感じたときは、周りの人へ相談しよう。
  かけがえのないあなたの命を大切にしよう。
 ● いじめている側の子どもたちへ
  いじめは絶対に許されないという気持ちを持とう。
  いじめをやめる勇気を持とう。

という内容です。大部分の人が、いじめられている人やいじめている側の人ではないと思っています。しかし、先週も言いましたが、どんなきっかけでいじめになってしまい、いじめられる人やいじめる側の人になるかもしれません。消していじめる側に人になってはいけないことを心に刻んでください。
 この前、いじめに関してのある本を読みました。そこに、いじめは悪い言葉から始まると書いてありました。悪い言葉とは、言葉づかいがよくないこと、心を傷つけるとげのある言葉、相手の人の気持ち考えない言葉です。トゲトゲ言葉とか、チクチク言葉とも言います。反対に、優しい言葉、丁寧な言葉は、相手の人の気持ちをやわらげてくれます。穏やかにしてくれます。みんなが、全員そんなことばをいつも使っているとしたら、いじめはきっと起こることはないでしょう。これから、心がけて、丁寧な優しい言葉を使ってほしいですね。優しい言葉遣いからは、優しい人、思いやりのある人が育ちます。(写真は科学展の表彰の様子)

いま学校では(校長)

 秋も本番。葉っぱも、赤や黄色の色が目立ってきました。朝の気温も、10度以下になる日も出てきそうです。朝晩がとっても寒くなってきました。手袋をつけてきた人もいましたね。でも昼間は、例年になく暑い日が多いです。自分で服を脱いだり、着たりして調節して健康管理に注意してほしいと思います。
 今日は、いじめについて少し話をします。今、全国的にいじめが原因で小中学生の人が自らの命をなくしてしまう事件が起こっています。みなさんはいじめをすることは許されないこと、悪いことであることを知っていますね。全部の人が知っているはずなのにいじめはなくなってはいません。これはどうしてでしょう。
 いじめには悪口を言うなどの言葉のいじめ、無視をする、仲間はずれにするなど態度からのいじめ、暴力を振るう身体的ないじめなどが代表的なこととして言われています。いじめている人は、1人では悪いと思っていても、それが2人、3人と増えていくと、ほかの人がやっているからと悪いと思わなくなってしまいます。もちろんいじめられている人の気持ちなどぜんぜん考えていません。それで平気でいじめをしてしまいます。テレビの番組でも同じことを言っていました。それで、いじめはいつまででもなくならないと思います。
 では、反対にいじめられている人の気持ちを考えてみてください。とっても苦しくて悲しい気持ちで心の中はいっぱいだと思います。誰にもその気持ちを相談できず、1人だけで悩んでいるでしょう。
 そこで、皆さんにお願いがあります。いじめている人を見たら、声をかけてください。”いじめちゃいけないよ“と、いじめられている人を見たら”だいじょうぶ?“とそっと声をかけてあげてください。今は皆さんの周りや萩山小学校ではいじめはないかもしれませんが、これから起きてくるかもしれません。そんなときには、ぜひとも、たくさんの人が、声をかけていってください。
 人は誰でも、楽しく、安全に生きていく権利を持っています。その楽しく、安全に生活していく権利を奪うのがいじめです。萩山小学校の誰もが、楽しいといえる学校にこれからもなっていくためにも、いつまでもいじめのない学校にしていってほしいですね。
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瀬戸市立萩山小学校
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