最新更新日:2024/04/26
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萩山小学校は,昭和48年に開校し今年度で52年目。平成22年4月に瀬戸特別支援学校が併設。令和6年4月5日現在の児童数は82名です。

いよいよ明日は卒業式 よい伝統を引き継ごう(校長)

 6年生が卒業する日が明日になってしまいました。皆さんは、今の気持ちは6年生と別かれるのがちょっと寂しい気持ちと気持ちよく最後は卒業していってほしいという気持ちが半々だと思います。明日は、4,5年生が代表して卒業式に参加します。1年から3年までの人は家で6年生の卒業を祝ってくださいね。
 先週は6年生を送る会があり、本当に各学年ともに一生懸命、気持ちのこもった発表をしてくれました。それぞれの学年、6年生の出し物ともに感動をしてみていました。
 送るほう、送られるほうそれぞれ“ありがとう”という気持ちが心の中になければ、その感動は誰にも伝わってきません。お互いにありがとうという感謝の気持ちがよく表れていました。引継ぎ式では6年生の言葉があり、1年間を通してきた6年生の活動の結果からの言葉だったと思います。
 こういったよいこと、よい習慣を受け継いでいくことを伝統といいます。卒業していく6年生から、これから萩山小学校を支えていく5年生以下の学年の人が受け継ぎ、萩山小学校のいい面を伸ばしていくことが、伝統になります。誰もが、この萩山小学校が楽しい学校、明るい学校であってほしいと願っていると思います。でも、誰かがこうすれば楽しい学校になるよ、明るい学校になるよといって、そして、そのもとにみんなで行動していかなくては、すぐにいい伝統にはなりません。リーダーがいるのです。それが、6年生でありいろいろな場で中心となって活動してくれている人たちです。リーダーががんばり、全員の人が協力すれば、萩山小学校はほかの学校にも誇れる学校になります。立派に6年生の後を引き継いでください。みんなが、こんな萩山小学校が良いなという伝統をこれからも作っていってほしいと思います。

3月はまとめの月(校長)

 一雨ごとに春を感じる日が多くなってきました。気温が20度を越え4月から5月の暖かさの日もあれば、一転して真冬の寒さに逆戻り、今日の天気はとても寒く、雪もちらほらという天気の日になりました。まさに三寒四温。今、2年生で風邪気味の人が多く心配ですが、光陵中学校と八幡小学校でインフルエンザでの学級閉鎖がありました。特に光陵中学に兄弟のある人は、気をつけてください。うがいや手洗いをしっかりと行って、残り少ない3学期を健康で過ごしてほしいと思います。(3月12日、2年生の欠席が17名となり、火、水の2日間学年閉鎖になりました。)
 さて、あとわずかで、3学期も終了。6年生は残すところあと1週間。1〜5年生の人は2週間になりました。本当に最後のまとめをするときです。やり残したことをそのままにして、次の学年を迎えることになればそのスタートは、“よし、がんばろう”という意欲にも影響します。最後の努力をしてください。反省などをするときに、1つ付け加えてほしいことがあります。油断せずしっかり行動できたか、ということです。それは、最近、ひとつ間違えば命に関わる事故がめだってきました。学校外では、飛び出しや自転車による自動車との接触事故、学校内では追いかけごっこをしていて滑り台から落ちてしまってけがをした・・・など、多くの事故を聞いています。事故が起きる原因として最も多いのは、油断と考えの甘さです。これなら良いだろうと考えて行動してしまうと思わぬ事故につながります。幸いにも命の危険までいたっていませんが、自動車とぶつかれば、もし頭を打てば寝たきりになるかもしれません。学校でも同じです。
いつも落ち着いて行動してきたか、この1年間はどうだったのか反省もしてみてください。今まで、自分の行動を振り返ってみて、油断して、すごく危険な目にあったとか、考えが足りなくて失敗してしまったことはなかったでしょうか。

1年間のまとめのとき(校長)

 朝、正門のところで“おはようございます”の大きな声が聞こえています。今、3年生があいさつ運動をしてくれています。12月からはじまったあいさつ運動も、プロジェクトの高学年から3年生まできています。先週も、下校時やお昼の放送などで呼びかけてくれました。進んであいさつをしてくれ、笑顔で言える人が増えてきました。本当にうれしく感じています。これからも、全員の人が誰にでも、笑顔で大きなあいさつがいえるといいですね。
 早いもので、2月も後3日。あと少しで学校の1年間が終わろうとしています。過ぎてしまえば、本当に1年間は早く感じます。皆さんはいかがでしたか。今年の学年、クラスでの様子はいかがでしたか。1年間を振り返って、僕、私はできることがたくさん増えたよ、まだ、1年間で勉強したことが頭の中にしっかり入っていないところがある、ほんとうは、ここまでやりたかったけどまだできていない。いつも、仲良くしてくれる友達ができたよ。これからも仲良くしたいな。など、勉強、生活など毎日の学校生活を今一度振り返って思い出してください。そして、まだまだだというところを、今からでも少しずつやっていったり、直していったりすればよくなることに取り組んでください。そんな時期が今なのです。それが1年間のまとめになります。6年生は、あと少しで小学校生活も終わろうとしています。本当にいろいろな行事など、萩山小学校の顔となって中心的に活動できました。ありがとう。後残り少ない短い間ですが、あとに続く1年生から5年生の後輩に萩山小学校のいい伝統を伝えていってほしいと思います。学校が、明るく楽しくなるための伝統です。それは、皆さんが苦労してきた行事の数々です。
 よい伝統は、よい卒業生が作ります。

如 月(校長)

 今年は暖かい2月です。1年で一番寒いときなのですが、この冬は元気に乗り越えられそうです。
 2月の昔の月の読み方は、如月(きさらぎ)といいます。この名前は、暖かさで、一度脱いだ着物を寒さが戻ったときにさらに着なおすこと。着更衣(きさらぎ)と呼んだことが始まり。「生更ぎ」という意味で、草木が生えてくるという考えもあるそうです。このように本当は2月は、寒くなったり、暖かくなったり温度の上がり下がりが激しい月です。全国的にも、雪が毎年多い地方も雪があまり降りませんでした。
 先週の火曜日にユニセフ集会がありました。6年生が劇をしてくれました。その後は、ビデオの上映。劇は、恵まれない国に住んでいる子どもたちの現状でした。学校へ行きたくても行けない。働かなければ生きていけない。そんな国へ生活の基盤になる水を得るための井戸を掘りに行く。そして、結果的には学校に行けるようになったようすがよくわかりました。今、1年間に5歳以下の子どもたちが1100万人なくなっているということ。これは実に、日本の首都の東京の人口と同じです。瀬戸市の人口と比べると100倍近くの数です。その1100万人のほとんどが、肺炎、下痢。薬さえあれば、きれいな水さえ飲めればという状況の下でなくなっていくのです。日本では考えられません。  先週で募金活動も終わりましたが、ただ募金すれば良いというのではなく、世界中の中には、学校に言って勉強をしたくてもできない子どもたちがいっぱいいること、食べるものもなくても、精一杯生活している子どもたちがいること、そんな子どもたちと比べて、日本の子どもたちは、自分が勉強でき、満足した食事ができる環境にいることがいかに幸せなことかを、考えたり気付いたりしてほしいと思います。

縄跳び集会(校長)

 暦の上では、立春もすぎました。昨日から春になるということなのですが、まだまだ、寒さもこれからという感じがしていますが、今年のお昼の暖かさは、3月ごろの気温だそうです。本当に暖冬だと実感できます。
 日本は、春、夏、秋、冬の四季があり、その始まりは、立春、立夏、立秋、立冬の日になり、その前日が節分という日だということを昨年話しました。でも、節分は2月だけ残っています。それはなぜかというと、昔は、2月4日の立春の日がお正月でした。ですから、災いを追い払って新しい年を迎えようとする特別な日であったわけです。ですから2月3日には今も大切な行事としての「節分」が残っているわけです。
 さて、先週の火曜日は縄跳び集会でした。皆さんの楽しそうな笑顔を見ていて先生も楽しくなりました。おうちの方もたくさん見に来てくださいました。人はその時々の気持ちが顔に現れるんだそうです。楽しいときにはニコニコ、いやなときにはプリプリといろんな表情になって気持ちが顔に表れてきます。そんな意味で、楽しそうにやっている人が多かったな、と感じました。でもそれはなぜ楽しかったのでしょう。もちろん、皆さんが協力してがんばろうという気持ちがあったことは間違いないと思います。それに加えて、楽しくがんばれるように児童会や高学年のリーダーの人ががんばってくれたことも大きいと思います。1年間を通して1年から6年生までが一緒のグループで、協力し合って活動してきました。それは皆さんが大人になってもグループになって活動することはいっぱいあります。今は、そういうときにどうしたら良いかの練習をしているのかもしれません。こんな経験をしながら大人になっていき、小学校はこうだったな、と思うときがくるでしょう。6年生や高学年、児童会の皆さん本当にありがとう。そして低学年の人も、いうことを聞いてがんばることができました。みなさんに感謝したいと思います。
 いろいろな人がいて、いろんな考えがある。でも、一緒にやる楽しさはいろんな人や、いろんな考えを大切にすることから始まります。

選挙が始まっています(校長)

 1年で一番寒い時期といわれる大寒も1月20日でした。これから15日くらいが大寒の期間といわれとっても寒い時期です。それをすぎると、2月3日の節分、2月4日の立春ということになります。今年は、昨年に比べて暖かい日が続いていますが、油断をして風邪を引かないようにしてください。
 先週の木曜日は“天使のみつけかた”という題の演劇を鑑賞しました。みなさんの印象はどうでしたか?直接劇を見る機会は少ないですから、目の前で見てとっても感動しました。皆さんの鑑賞の態度がとってもよかったこと。真剣に見ている姿は、とても気持ちがよかったですね。
 ひげがあり、どてらのような服を着た5人の天使たち。萩山小学校にもあんな天使がいたら面白いだろうなーと感じながら見ていました。約束を破らずに、ほかの人をうらやましがらず、自分の気持ちをしっかり持って生きていくことが大切だなーと思いました。
 もうひとつ、それは、選挙の話です。いま、統一地方選挙といって、知事、市長、議会の議員を選ぶ選挙が行われています。昨日も、ほかの県で投票が行われていました。テレビのニュースでもさかんに報道しています。愛知県は、知事選挙の投票日は2月4日になります。ちょうど萩山小学校でも、児童会役員選挙が始まろうとしていますね。皆さんのために代表となってすこしでも萩山小学校がよくなることを願って多くの人が立候補します。選ぶのは、選挙をする権利を持っている人なのですが、一生懸命話を聞いて、少しでもがんばってくれる人を選んでほしいと思います。大人の人たちも、暮らしを良くするために一生懸命がんばって自分の考えを訴えています。ポスターもその一環です。くれぐれもいたずらをしないようにね。関心を持って選挙などの報道を見てほしいですね。

ゾウの時間ネズミの時間(校長)

 毎日、委員会の人たちが正門であいさつ運動をしてくれています。進んで大きな声であいさつできる人が多くなってきました。これからもどんどん元気に挨拶できるようにしましょう。また、寒くなってきたり、空気が乾燥したりしてくると、かぜや、インフルエンザになりがちです。負けないように、丈夫なからだ、健康なからだ作りもしていってほしいと思います。
 今日は動物の生きている時間についてお話をします。まず、クイズ。ゾウとねずみ、どちらが長生きするでしょう。
ア ねずみ  イ  ゾウ  ウ  どちらもおなじ
答えは最後にします。私たちの心臓は、1分間におよそ60回くらい動きます。体重が30グラムのハツカネズミの心臓は1分間に600回動きます。ということは、1秒間に10回です。ものすごい速さです。からだの大きいゾウはどのくらいでしょう。ゾウの心臓は1分間に30回ほど。ちょうど人間の半分程度です。当然呼吸の回数もハツカネズミのほうが早く1回呼吸するのに0,4秒ほど。これもすごいスピードです。一方ゾウは8秒ほどです。呼吸する時間の間隔を心臓が動く回数で割ると答えは4  0,4÷0,1=4(ねずみ) 8÷2=4(ゾウ) こたえはどちらも4。つまり、息を吸ってはくまでに心臓が4回動いていることを意味します。小さなハツカネズミも大きなゾウも同じなのです。どの生き物も心臓は生きている間に20億回打つ計算になるそうです。
さあ、答えを言いますが、ハツカネズミの寿命は3年、ゾウの寿命は100年近いといわれています。ですからクイズの正解は、ゾウということになります。しかし、ちょっと考え方を変えてみましょう。私たちの使っている時計で時間を考えるのではなく、心臓の動く回数で考えると、ハツカネズミもゾウもほぼ同じ時間生きていることになります。時間は、機械でできた時計が決めるのではなく、ハツカネズミにはハツカネズミの、ゾウにはゾウの時間とそれぞれからだの大きさで違う時間があると考えたら同じ時間生きたことになります。 ですからちょっと違う見方をすると生きている生き物は、みんな同じくらい生きていることになります。

3学期始業式の話(校長)

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おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。
いよいよ平成19年、2007年の新しい年が始まります。少し長かった、冬休み。楽しく過ごせましたか。皆さんの登校時の元気な顔を見てほっとしています。大きな声で挨拶をしてくれた子もたくさんいました。今年も、元気なあいさつで登校ができるといいなと思っています。がんばりましょう。
さて、「1年の計は元旦にあり」という言葉があります。このことは、なんでも物事は最初が大事である、という意味です。皆さんは「今年こそは」と新しい年への決意ややりたいことをすでに決めている人が多いと思います。まだ決めていない人は、今日が学校の1年の始まりの日です。しっかり決めてほしいですね。
野球選手の話になりますが、昨年の12月に大リーグ入りが決まった松坂選手の話をします。松坂選手は入団会見のときに、目標を決めたら一歩一歩少しでもいいから目標に向かって続けていくことが大切だ、その結果が今の自分だ。と言っています。夢、目標を立ててがんばり続けること、そうすればきっと望みはかなうものです。少しずつでもいいからそれに向かって毎日を努力していくことを続けてほしいといっています。
どんな小さな目標でも、達成でき、がんばりぬいた喜びは自信につながります。掛け算の九九をしっかり覚えよう、マラソンを毎日続けよう、委員会、係りの仕事を忘れずにやろう、友達とけんかをしないで仲良くすごそう、など身近な目標でも良いと思います。皆さん一人ひとりが目標に向かって努力することで自信を深めていくことを期待します。
さて、今日から3学期の始まりです。3学期は1学期、2学期と比べて一番短い学期です。3学期は1年の締めくくりであると同時に次の学期に向かっての準備をする時期でもあります。明るく、元気な学校生活をしていきましょう。

2つのいいこととお願い(校長)

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 いいことの1つ目。今日は、よい歯の表彰をしました。4月の健康診断で虫歯のなかった子の賞状が教育委員会から届きました。たくさんの虫歯のない人がいましたね。虫歯は一度なってしまうと、大人の歯の場合は、2度と元には戻りません。毎日の虫歯にならないための予防が大切です。しっかりと歯を磨いていれば虫歯になることは少ないので良い習慣を作りましょう。
 2つ目は、先週から高学年の人が正門に立って“あいさつ運動”をしてくれています。今日は、横断幕も使ってやっていました。みんなで大きな声であいさつができるのはとってもすばらしいことです。見ていてうれしいですね。みんなが進んであいさつができることはとっても大切なことです。家でも、学校以外でもどこでもいいあいさつができるようにしてほしいですね。いい習慣を作りましょう。
 次は2つのお願いです。今、全国で胃腸かぜがはやっています。又インフルエンザも隣の尾張旭市の学校で学級閉鎖がありました。ともに、非常に菌の感染力は強いです。5月にも、胃腸かぜは萩山小学校で広がり多くの人が欠席しました。2つに共通しての予防は、手洗いと、うがいです。菌がからだの中に入らないようにすることが第1、それと、油断しないようにからだの健康に十分気をつけることです。あと1週間になった2学期です。元気に、終わりたいですね。
 最後に、交通安全。金曜日、自転車と車の接触事故がありました。怪我は軽かったのですが、道に止まっている車の間から出た自転車と走ってきた車が衝突しました。車はすぐに止まれない場合があります。十分気をつけて乗ってください。又、乗るときは必ずヘルメットもかぶって乗ることも忘れないでください。道を歩いているときでも、自転車の乗っているときでも、安全の確認はいつも忘れないようにしましょう。(写真はあいさつ運動の様子)

人権週間のお話(校長)

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 12月に入り、2学期もあと2週間となりました。12月は、師走といって、1年の最後の月でとってもあわただしい月です。先生と名前がついている職業の方々やお坊さんなど特にあわただしく走り回る月ということで師走と名づけられています。
皆さんも1年間のまとめをする月です。2学期間を振り返って、ちょっと、まとめがしっかりとしていなかったなと思う人は、あわただしくなるかもしれませんが、まとめをしっかりとやりましょう。できたところも、もっと最も伸ばすようにがんばってください。
 さて、12月4日(月)からの1週間は世界人権週間でした。世界中の人が手を取り合い、誰とでも分け隔てなく生活を共にできることを目指して設定されています。先週中に、各クラスでも担任の先生から人権についてのお話を聞いたと思います。
人権とは、すべての人は、同じように生きていく権利を持っているということ。顔、性格、生活環境などでは差別されない権利を持っているということです。どの人も、平等なんだよ、ということです。では、人権を守るということはどんなことでしょう。
それは、皆さんが優しい心を持ってほかの人を思いやる気持ちを持った行動をしていくことです。困っている人に、“どうしたの”“手伝おうか””心配しないで“と声をかけて助けてあげる気持ちです。優しいという漢字はにんべんに憂い(うれい)と書きます。にんべんは人、憂いは心配するという意味です。すなわち、ほかの人を心配する気持ちを持って行動することが優しさなのです。自分以外の人のことをやさしく心配してあげる心=優しい心なのです、違う言葉で言うと思いやりの心なのですね。世界中のすべての人が、優しい気持ちをもてば、戦争もなくなるし、学校ではいじめもなくなるでしょう。そんな世の中をみんなの気持ちがひとつになってつくっていきたいですね。(写真は特殊教育展の表彰の様子)

世界の子どもたち(校長)

 読書週間が11月の初めにありましたが、今日は1冊の本を紹介したいと思います。本屋さんで、「あなたの夢は何ですか?私の夢は大人になるまで生きることです。」こんな題名の本を見つけました。そのとき、何か変だな。夢が大人になるまで生きること?日本だったら、大人になるのは当たり前なのに、夢が大人になることって?興味を持ったので読んでみることにしました。内容は、世界の子どもたちの生活の様子。特に貧しい国に暮らしている小学生、中学生の生活の様子を書いた本です。貧しい中でも一生懸命に生きている子どもたちの姿でした。その本の中のひとつの話を紹介します。
 『フィリピンにスモーキーマウンテンと呼ばれている場所があります。そこは、広大なゴミ捨て場です。ダンプカーで毎日、山のように運び込まれ、自然に発火し煙が出ています。「煙の山」スモーキーマウンテンと呼ばれていました。ごみの中から、ビンやペットボトルなどリサイクルできるごみを拾って暮らしている人が大勢います。大人に混じって子どもたちもごみを拾って家族の生活を支えるためにがんばっています。手や足は真っ黒に汚れ、皮がめくれて血だらけ。それでも一心不乱のごみを拾っていました。生きるために必死で戦っているようにも見えました。一人の少女に、「あなたの夢は何ですか?」と聞くと「私の夢は大人になるまで生きることです」と答えてくれました。毎日の生活も、ごみに頼らなければ満足に食事も食べられません。環境状況も極悪です。病気になっても、病院へいけません。食事さえも一日中食べられないこともある現状で暮らしています。大人になるまで生きていけなくてなくなってしまう子どもたちがたくさんいます。』
 日本にすんでいる人たちは、一日三食の食事もでき、学校にも通え、豊かな生活をしています。しかしそれが世界中の子どもたちの普通の姿ではありません。もっと、自分たちの生活を見つめなおすこと、世界の子どもたちの様子を知っていく必要を感じました。本には日本の近くの国の子どもたちの様子が多く書かれていました。また、その本には、続編が出版されています。その本の題名は、「あなたの夢は何ですか?僕の夢は人間になることです」どういう生活をしている少年なのか、考えてみてください。

いじめについて(校長)

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 朝は寒くても、昼の間はとっても暖かいと感じる日が今も続いています。発熱、かぜといった理由で学校を休む人が少しずつ増えてきています。寒い時期は、自分の健康管理を十分していくことが大切です。つい油断してしまったということになると、次の日に体が悲鳴を上げて熱が出たりするのです。気をつけて生活しましょう。
 土曜、日曜は萩山小学校の皆さんががんばっている様子を多く目にしました。文化センターで開かれていた、まるっとせとっ子フェスタでは科学展、陶芸展、ひまわり学級が関係した特別教育支援展などで皆さんが製作した作品が多く展示してありました。また、キャリア教育フォーラムでは、5年生の授業の様子が発表されていました。それと日曜日、公民館祭りでは、金管バンドの人たちが多くに人の前で立派に演奏してくれました。がんばっている姿を見るのはとてもうれしいことです。
 さて、今日は先週に引き続きいじめについてお話しをします。今日は担任の先生からおうちの方へ手紙を持っていってもらいます。それはいじめのついての内容です。その中で、皆さんあての言葉ものっています。読んでみます。

 ● 今いじめられている子へ
  自分でいじめられていると感じたときは、周りの人へ相談しよう。
  かけがえのないあなたの命を大切にしよう。
 ● いじめている側の子どもたちへ
  いじめは絶対に許されないという気持ちを持とう。
  いじめをやめる勇気を持とう。

という内容です。大部分の人が、いじめられている人やいじめている側の人ではないと思っています。しかし、先週も言いましたが、どんなきっかけでいじめになってしまい、いじめられる人やいじめる側の人になるかもしれません。消していじめる側に人になってはいけないことを心に刻んでください。
 この前、いじめに関してのある本を読みました。そこに、いじめは悪い言葉から始まると書いてありました。悪い言葉とは、言葉づかいがよくないこと、心を傷つけるとげのある言葉、相手の人の気持ち考えない言葉です。トゲトゲ言葉とか、チクチク言葉とも言います。反対に、優しい言葉、丁寧な言葉は、相手の人の気持ちをやわらげてくれます。穏やかにしてくれます。みんなが、全員そんなことばをいつも使っているとしたら、いじめはきっと起こることはないでしょう。これから、心がけて、丁寧な優しい言葉を使ってほしいですね。優しい言葉遣いからは、優しい人、思いやりのある人が育ちます。(写真は科学展の表彰の様子)

いま学校では(校長)

 秋も本番。葉っぱも、赤や黄色の色が目立ってきました。朝の気温も、10度以下になる日も出てきそうです。朝晩がとっても寒くなってきました。手袋をつけてきた人もいましたね。でも昼間は、例年になく暑い日が多いです。自分で服を脱いだり、着たりして調節して健康管理に注意してほしいと思います。
 今日は、いじめについて少し話をします。今、全国的にいじめが原因で小中学生の人が自らの命をなくしてしまう事件が起こっています。みなさんはいじめをすることは許されないこと、悪いことであることを知っていますね。全部の人が知っているはずなのにいじめはなくなってはいません。これはどうしてでしょう。
 いじめには悪口を言うなどの言葉のいじめ、無視をする、仲間はずれにするなど態度からのいじめ、暴力を振るう身体的ないじめなどが代表的なこととして言われています。いじめている人は、1人では悪いと思っていても、それが2人、3人と増えていくと、ほかの人がやっているからと悪いと思わなくなってしまいます。もちろんいじめられている人の気持ちなどぜんぜん考えていません。それで平気でいじめをしてしまいます。テレビの番組でも同じことを言っていました。それで、いじめはいつまででもなくならないと思います。
 では、反対にいじめられている人の気持ちを考えてみてください。とっても苦しくて悲しい気持ちで心の中はいっぱいだと思います。誰にもその気持ちを相談できず、1人だけで悩んでいるでしょう。
 そこで、皆さんにお願いがあります。いじめている人を見たら、声をかけてください。”いじめちゃいけないよ“と、いじめられている人を見たら”だいじょうぶ?“とそっと声をかけてあげてください。今は皆さんの周りや萩山小学校ではいじめはないかもしれませんが、これから起きてくるかもしれません。そんなときには、ぜひとも、たくさんの人が、声をかけていってください。
 人は誰でも、楽しく、安全に生きていく権利を持っています。その楽しく、安全に生活していく権利を奪うのがいじめです。萩山小学校の誰もが、楽しいといえる学校にこれからもなっていくためにも、いつまでもいじめのない学校にしていってほしいですね。

安全な学校生活を(校長)

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 皆さんの周りにも秋だなーと感じられることが多くなってきました。秋の空、黄色や赤になった木々の葉っぱ、ぶるっとふるえる朝晩の気温。日本は、春夏秋冬という四季があります。その時々に自然は大きく変化していきます。当たり前のように見ている、四季の変化を感じ取ってほしいと思います。これは秋だなー、と感じ取れることをたくさん探してみませんか。
 さて、今日は皆さんにお願いしたいことがあります。それは、安全な学校生活についてです。学校や学校以外でも皆さんが守っていくべききまりがたくさんあります。それは、すべて皆さんが安全ですごすことができるためなのです。そしてきまりが守られていれば安全で楽しいものになります。でも、たった一人の人でもきまりを守らない人がいれば安全で楽しい生活はなくなってしまいます。1学期に、自分たちの生活の様子を見直して安全にすごせる学校にしよう、という全校集会をしました。それ以降、先生たちは皆さんの安全な生活について話し合ってきました。その中で、学校生活の中でしっかりと守っていかなければいけないことができていないことが多くありました。安全に、楽しく学校生活ができることをしっかりと考えてほしいと思っています。ぜひともこれからしっかりと守ってほしいことがあります。
 それは、上の運動場での遊び方、体育館の周りと渡り、それに正門の前の築山についてです。詳しい話は、後から担当の先生が話しますので、その注意をしっかりと守ってほしいですね。また、本来の使い方、遊び方をしないで、大きな怪我につながったり、みんなが危ない目にあったり、体育館、校舎、壁などが壊れたりすることがないようにしてほしいと思います。渡りは、上靴で体育館へ渡るところです。本来は、下靴で歩くところでも遊ぶところでもないですね。砂がつけば、そのままついたまま体育館へ入ることになります。渡りの壁も壊れてしまいます。
一度クラスでも、守っていくことや安全な生活をするには、どんなことに気をつけるのか話し合ってほしいですね。(写真は朝会での書写コンクールの表彰の様子)

楽しい学校に(校長)

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 秋も深まりを見せ、朝夕がめっきり寒くなってきました。テレビでは、紅葉がだんだん北からやってきているというニュースが聞こえています。秋も本番になってきました。校庭の木々も葉が徐々に黄色に変わってきています。今日は後期の児童会役員と各クラスの学級委員の人たちを認証をしました。それぞれ、いろいろな立場でリーダーシップをはっきして児童会や各クラスをまとめていってほしいと思います。
 10月2日の日に、児童会の役員選挙があり、立会い演説会を見ていました。それぞれ立候補した人は、後期の行事も、みんなが楽しめる行事にしていきたい。みんなの役に立ちことをしたい。楽しい学校にするためにがんばりたい。全員の人が学校に来たいという学校にしたい。1年生から6年生までは仲良く、協力し合う学校にしたい。あいさつ運動をして、みんなが元気よくあいさつし、元気に過ごせる学校にしたい。とこのようなことを言っていましたね。 当選した人も、残念でしたが当選しなかった人も、それぞれの人たちが、この萩山小学校のことを思い、考え、自分なりに児童会の中で努力していこうと思うことはとてもすばらしいことです。ぜひ、皆さんも進んで協力し、やったぞ、できたんだ、みんなががんばったからよくなったんだ、という結果になるようにしてほしいなと思います。
 1つだけ、みなさんにいっておきたいこと。いろいろなことは児童会の役員の人、学級委員だけでおこなうわけではありません。萩山小学校全員の人でおこなうことです。児童会役員、学級委員の人も、数から言えば多くはありません。少ない数の力よりも、萩山小学校全員の228人の力のほうがだんぜん大きいでしょう。いろいろなことをするときに、役員・委員の人はリーダーシップをとって前に向かって引っ張っていく人、皆さんはそれを支えていく人です。これを難しい言葉でいうとフォロアーシップといいます。力を合わせることが、大きければ大きいほど、できることは広がるし、結果もよくなるでしょう。一人はみんなのため、みんなはひとりのためという言葉がありますが、全員が力を合わせて、協力し合う、楽しい学校にしてほしいと思います。
 最後ですが、油断して風邪などを引かないように。(写真は朝礼での認証式の様子です)

よい習慣を身につけよう(校長)

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今日の朝礼は、最初に読書感想文入賞、瀬戸子ども陶芸展の入賞者の表彰がありました。(写真)がんばった努力が認められることはとてもいいことですね。次への励みになります。これからも、何事も、一生懸命がんばる姿勢を持ち続けてほしいですね。
 さて、今日は運動会が終わって初めての上の運動場での朝礼です。並び方、みんなが集まったときの決まりなどを忘れてしまった人がいましたね。皆さんは、習慣という言葉を知っていると思います。何度も習って、慣れるという意味です。つまり人間の頭と体は、一度だけで、すぐにできるというのは少なく、何度も、何度も繰り返し習って身につけていきます。それが、自分の身について無理なくできたとき、習慣が身についてできたといいます。でも、時間が過ぎると忘れてしまうこともあります。そんなときには、心構えとして少しだけ頭の隅っこに必要なことをしまっておくとすぐに思い出します。いまの季節は、暑くもなく寒くもなく、いい習慣を身につけるため、いろいろなことを頭の中に入れるためにはとってもいい季節です。ぜひとも、いい習慣を全部の人が身につけて、いいこといっぱいやってほしいですね。
ひとつ質問。今日の朝の正門で、交通指導員さんに”おはようございます”の挨拶を大きな声で言っていた人がたくさんいましたが、1 朝起きて家族の人に言った人 2 通学団の集合場所で言った人 3 通学途中で地域の人や、交通指導員さんに言った人 4 自分から進んで言った人 手を上げてください。(それぞれ手を上げる、2,3番が手を上げた人が多い)
いい習慣は、無理なく自然にできることです。挨拶に限らず、いろいろなことを自分から進んでできるようにしてほしいものです。そうすると、みんなは仲良くできるし、いいことがどんどんできる人になります。

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瀬戸市立萩山小学校
〒489-0886
愛知県瀬戸市萩山台2丁目22
TEL:0561-83-3650
FAX:0561-21-3924
名鉄バス「せと在宅福祉センター前」下車 西へ徒歩2分
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