最新更新日:2024/05/01 | |
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南風あったかげん記−656−昨日は、読売教師力アップセミナー2008に参加するために、八事の中京大学へ行って来ました。 セミナーのテーマは「教師力アップへの道」〜若手・中堅、管理職 何を学ぶ・どう育てる〜 小牧でやっている教師力アップセミナーの仲間がプロデュースしているので、その関係者や若手教師、教職をめざす学生など、各地から400名もの方が参加しました。 内容は、模擬授業2本とシンポジウムでした。簡単に紹介します。 1本目は、一宮市教委の長谷川濃里指導主事が「若手教師は研究授業から何を学ぶか」をテーマに、小学校算数の模擬授業を行いました。4年生算数 変わり方の単元です。 効果的だったのは、長谷川先生が導入部分を「普通の授業」「よい授業」の二通りで行ったことです。実際に演じてもらうことで、その違いが若い先生方にもはっきりとわかったと思います。 ポイントは、「わかる子だけで進める授業」か「全員がわかるようにチェックしながら進める授業」です。全員の理解度をチェックする細かい技術が駆使されていました。 続いて、小牧市立応時中学校の西尾友弘教諭が「ベテラン教師の授業から何を学ぶか」をテーマに、中学校社会の模擬授業を行いました。「女工哀史」をもとにした意外性のある教材を、4人グループの学び合いを組み込みながら進めていきました。ここでは、教材の力と、学び合いの価値が十分に引き出された授業になりました。 その一つ一つをNPO法人「元気な学校を支援し創る会」理事の大西貞憲さんがわかりやすく解説をしてくれました。中には、私が気づかなかった技術もあり、NHKの将棋や囲碁の解説番組を見ているようでした。 次に、志水廣・愛知教育大学教職大学院教授による『授業力アップへの道』と題したミニ講演、「いかにして授業力をアップするか」をテーマに、志水教授、長谷川指導主事、西尾教諭らによるパネルディスカッションが行われました。 こうした話は抽象的になりがちですが、前半で授業場面を共有しているので、具体的でわかりやすい話になりました。 ここで学んだことは、職員にも伝達していきたいと考えています。 |
岩倉市立南部中学校
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