最新更新日:2024/04/30
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南風あったかげん記−657−

☆★☆ イキガミ ☆★☆
 今日は、話題の映画「イキガミ」を見てきました。「篤姫」を見ながら書いてみます。
 これは、社会科教師にとっては興味深い映画です。教材にもなり得ます。
 ストーリーは、書きすぎるとこれから見たいと思っている方にはおもしろくないのでWikipediaから引用します。(以下引用)
「国家繁栄維持法(国繁法)」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。 およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。(引用終わり)
 こうして、逝紙を渡す役人(松田翔太;「篤姫」で先週亡くなった将軍家茂)から見た、3人の若者の24時間を描いた映画です。設定は奇想天外ですが、作りは丁寧でリアリティがあります。その状況にある若者の心理描写は、その演技力もあり、よくできていると思います。涙する場面もありました。
 「逝紙(いきがみ)」はもちろん「赤紙」のパロディです。半世紀以上前に、日本に現実にあったことが、この映画で、ソフトタッチですが表現されています。
 さらにその背景には、過去に多くの国が民の命を支配してきた事実があります。中世ヨーロッパの魔女狩りもしかり、ナチスのユダヤ人虐殺、最近ではイラクのハラブジャ事件…。その際、国は民を洗脳し、国が民を殺すことを(見かけ上は)認めさせました。映画でも、「国繁法」反対するものは思想犯としてとらえられていました。報道統制もありました
 この映画には続編がありそうです。そこでの国民の力に期待します。
 気になる星新一の作品があります。
生活維持省 http://www.hoshishinichi.com/ikigami/seikatsuij... 
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