最新更新日:2024/04/30 | |
本日:21
昨日:353 総数:1690627 |
南風あったかげん記−686−
今日11月23日は勤労感謝。国民の祝日に関する法律(祝日法)では「勤労をたっとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」と書かれています。
もともと、占領軍の下で米国の Labor Day に相当するものとして定められました。 Labor Day は十一月の第一土曜日ですが、日本では11月23日。なぜか?それは、戦前の新嘗祭(にいなめさい)をそのまま「勤労感謝の日」に当てはめたからです。 新嘗祭は天皇が五穀(米、麦、豆、あわ、きび、またはひえ)の新穀を供え、また、これを食して、その年の収穫を感謝する祭儀です。かつては、その年の新米は、この新嘗祭が終わって始めて手を付けたのです。 記録では、大化改新の頃に見られる、歴史のある儀式です。それもそのはず。この時期の収穫物で1年分の食糧をまかなうのですから、重要な儀式に違いありません。そのため、天皇が仕切りました。 今では、季節感は薄れてはきましたが、勤労の意義や価値は薄れるものではありません。今日は、この意義や価値を再確認する日でありたいと思います。 |
岩倉市立南部中学校
〒482-0003 愛知県岩倉市曽野町江毛1 TEL:0587-66-3181 FAX:0587-37-9517 |