☆★☆　裁判員制度説明会　☆★☆
　今日は、大口町総合福祉館で行われた、大口町教育委員会生涯学習講座　大口町裁判員制度説明会へ行ってきました。
　はじめに、中村雅俊監督主演の「裁判員制度〜もしもあなたが選ばれたら〜」を鑑賞しました。
　その内容は、西村雅彦演じる小林さんに、ある日突然「裁判員候補者名簿への記載のお知らせ」が届きます。仕事の都合上辞退したいと思っていましたが、面接を経て、実際に裁判員になってしまいます。
　その事件は、若者が酒場である男に殴られ、その仕返しに夜またその酒場の前までやってきて包丁でその男のお腹を刺したというものです。中村雅俊が裁判長で、裁判員６人と裁判官３人が議論していました。結局、包丁で脅そうとしただけとはいえ、被害者にすれば殺意を感じるという結論になり有罪。ただし、刺された被害者にも非があるというので、懲役３年、執行猶予５年に決まりました。丁寧な作りで、広報映画としては秀逸です。
（なお、このビデオ・ＤＶＤは、名古屋地方検察庁企画調査課　電話　０５２−９５１−１４８３　に連絡をすると借りることができます。）　その後、名古屋地方検察庁の方から説明を聞き、参加者から質問をしました。その質問は、１時間近くにも及びました。それほど、わからないところが多いということでしょう。　裁判員制度の具体的な内容は、いろいろな機関が説明しています。　最高裁判所 http://www.saibanin.courts.go.jp/introduction/　 日弁連　　　http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/a...　　法務省　　　http://www.moj.go.jp/SAIBANIN/index.html　　個人的には、裁判員制度は、憲法で定められた国民主権を具現化する、望ましい制度だと思っています。また、実際に経験したいとも思っています。　ただ、運用上では、いろいろな問題も出てくることでしょう。知恵を集めて、また時間をかけて、よりよいものにしていかなくてはなりません。