最新更新日:2024/05/12 | |
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南風あったかげん記−701−
☆★☆ 1年生プレ合唱コンの感想 ☆★☆
今日は1年生のプレ合唱コンでした。3年生、2年生とコメントを書いて渡してきました。どんなことを書いているか、少し紹介します。 私はこの20年あまり指揮者をしてきました。「指揮」とは、棒を振るだけのように思われがちですが、最も大切なのは楽譜を見て音楽を設計することです。 今日は、合唱を聴いて、直感で思ったことを書いてみました。2クラス紹介します。 −−−−−−−−−−−以下引用−−−−−−−−− 初めて1年生各クラスの合唱を聴きました。そのお礼として、感じたことを書いてみました。間違っているかもしれませんが、参考になれば…。 全体に言えることは、その場で言った「息をたっぷりと吸う」こと。ここでは、それ以外のことを書きます。 1年1組「明日へ」 中学校勤務の富岡先生が作詞作曲した曲です。明日の世界へ進む確かな意志を表現できるかがポイントです。今日の合唱もなかなかよかったのですが、さらによくするには…。 出だしは、「あ」の口を作ってから息を吸う。これで、ピタリそろいます。 表現は、私なら冒頭の「あおいかぜにふかれて」は、もっと一音ずつはっきり(アクセント気味で)歌います。そして、みんながやったように、心震え<熱く燃える< と大きくし、どこまで〜につなげます。次の「僕らは」でいったん小さくします。 「心震え」は、聞き取りにくいので、口の形をはっきりと歌うことがポイントです。 「そうさ」の<以降の「果てなく」からはなめらかにします。それまでと対比させるのです。伴奏の音型の変化に合わせて、曲想も変えるのです。4小節で一つの山を作るつもり。ブレスは途切れないように気をつけましょう。 以下同じです。 2番の繰り返しは、同じ表情の繰り返しではおもしろくない。私なら…、おっとやめときましょう。みんなで考えてください。 1年2組「Let's search for Tomorrow」 定番の名曲ですね。「明日へ」と同様、「あ」の口で全員そろって息を吸います。 最初のフレーズは「さがそう」「ひろ〜い」「さあ」が表情ポイント。どう表現する? 「旅だとう」の最後の「OH」はやや雑でしたね。ていねいにまとめましょう。 そして、もう一度繰り返します。同じように歌っては意味がありません。ここは工夫のしどころです。 「明日への」からの< 、そして「僕たちの」からの< は見事でした。サビの「Let's search for Tomorrow」もよかったです。 「音量を下げたときの歌詞をはっきりと」は、いつも言っていることです。ここでは、語尾を長めにするのもコツです。「今〜、旅立とう〜」のところです。 全体に、男声は口をたてに開きましょう。のどを開くということです。声の質がそろい、実際の音量以上に大きくクリアに聞こえます。音程も下がりにくくなります。この点は、どのクラスも同じですが…。 最後の「あ〜」で、音も持ち上げるのはNGです。音程を狙って、まっすぐ出しましょう。 −−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−− 残り2クラスは明日紹介します。 |
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