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南風あったかげん記−818−

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☆★☆ 奇跡の卒業式 ☆★☆
毎週土曜日の午前中には、東海ラジオで「源石和輝の土曜スタイル」という番組があります。そのウリが「東海ラジオ史上、最大の年の差パーソナリティ」というもの。その源石アナの最大の年の差のお相手が、わが岩倉市教育委員長の内藤洋子さんなのです。(どちらが上かは言いません。)
 その中には、「内藤洋子がこのごろ思うこと」というコーナーがあり、先週の今日、その中で南中の卒業式の様子が紹介されました。
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内藤さんにお許しをいただいたので、その骨子を紹介します。
「内藤洋子がこのごろ思うこと」2009.3.14 放送

 先週、雨の金曜日。地元、岩倉市、南部中学校の卒業式に出席しました。
 5年前から岩倉市の教育委員を務めている私には、卒業式では、巻紙に書かれた挨拶を読み上げるという役割が与えられています。
 その日も、読み間違えないよう、お辞儀を忘れないように、と、まるで自分の卒業式のように、緊張して出かけました。
 現代の卒業式も、内容や進め方は、私の若い頃とそんなに違いはありません。まずは広い体育館で、先生方、保護者の皆さんと卒業生一同を迎えました。そして校長先生から、一人一人に卒業証書が渡され、続いて土井謙次校長先生のスピーチが始まりました。
 土井校長先生のお話は、いかにもの挨拶ではなく、「では、ラフマニノフというロシアの作曲家のピアノ協奏曲を、彼の演奏で聴いてください」から、始まりました。
 体育館いっぱいに、録音された美しい曲が流れます。
 校長先生は、ラフマニノフが音楽大学を首席で卒業したこと。でも、最初の曲が厳しく批評され、それが元で心を病んだこと。お説教でない、わかりやすい話をされました。さらに、「彼は精神科医・ダーリを訪ね、生きる力を通り戻します。そうしてできた曲が、この曲なのです」と熱く語られ、「つまずいてもいいのです。立ち直ろうとしないことが問題なのです。」と優しく、諭されました。
 心を打たれた私も、手元の巻紙は見ず、思いの丈を話しました。
「世の中や境遇に負けないで、夢を追いかけてください」
 涙混じりに答辞を読む男の子、泣きながら校歌を歌う生徒達。最後は会場の全員が、涙・涙の卒業式となりました。
 春は、別れと、そして出会いの季節です。
 型どおりではない、「心からの言葉」を若い人に贈る…。
 それが大人の役割と気づいた、感動の卒業式でした。
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 放送局には、いろいろな反響が寄せられたそうです。
 東小学校の卒業式でお会いした内藤さんは、あの卒業式について、「涙をこらえて読んだ答辞、歌の前のスピーチ、声を上げて泣き出す女生徒たち。一流の映画監督でも、ああは作れない。それほどすばらしい、感動的な、まさに奇跡の卒業式でした。」とおっしゃられていました。すてきなコメントをありがとうございました。
そのDVDの注文を承ります。
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行事予定
3/23 全日制合格発表
3/24 終了式・任命式
岩倉市立南部中学校
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