最新更新日:2024/05/20 | |
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今日の給食丈夫な骨を作るためにはカルシウムは大切な栄養ですが、ビタミンDという栄養がないと、カルシウムを骨まで届けることができません。しかし、ビタミンDを多く含む食品は限られていて、一般的な食品では「きのこ」と「魚」がビタミンDを多く含む食品の代表です。中には魚が苦手な人もいますが、将来のみなさんの体のことを考えると、我慢してでも食べる努力をする価値はあると思われます。 今日は、メバルという魚を「しょうゆこうじ」につけて焼きます。メバルは「くせ」の少ない魚なので、魚が苦手な人でも食べられるのではないかと期待しています。ぜひ、チャレンジしてくださいね。 今日の給食ビタミンB1という栄養は、炭水化物や脂質、たんぱく質からエネルギーを作るときに必要な栄養です。つまり、この栄養がないとエネルギー不足になり、結果的に命を失うことになります。江戸時代から明治にかけて流行した「脚気」という病気は、玄米から白米を好むようになった結果、ビタミンB1が不足して起こったものです。豚肉にはビタミンB1が多く、エネルギーを消費するスポーツ選手にお勧めの食品です。 今日の給食おいしいスープを作りたい場合、和食では「昆布」や「かつおぶし」を使うことが多いのですが、中華や洋風のスープでは、動物の骨を使うこと多いようです。おいしい味が出るということは、骨の中にはたくさんの栄養があり、その骨をじっくり煮込むことで濃厚なおいしさのだしが取れます。給食のスープは、「豚骨だし」に野菜をたっぷり入れて「うまみ」の種類を増やすことで、おいしさの相乗効果を期待しています。 今日の給食みなさんは、7色に輝く「虹」を見たことがありますか。きょうの「にじます」は、この虹にちなんで名前をつけられたそうで、英語でも「レインボートラウト」と呼ばれています。しかし普段のにじますは、どちらかというと地味な色の魚で、オスの「にじます」が繁殖期にだけ虹色に変色するそうです。一般的に「にじます」というと小型の川魚というイメージですが、海で養殖することで大型の魚に成長し、お店では「サーモントラウト」という名前で販売されています。 今日の「にじますの甘露煮」は農林水産省からの補助により、愛知県新城市で養殖されたにじますを、給食用に提供していただいたものです。やわらかく加工してあるので、頭から食べることができますよ。 今日の給食栄養のことがよくわかっていない昔でも、その土地で生き延びるためには最低限の栄養は取る必要があります。朝鮮半島のように、冬の寒さが厳しくて野菜が育たない土地では、大量の漬物を作って冬の間の野菜不足を補おうとしていました。その漬物がキムチです。秋に各家庭でキムチを作ることを「キムジャン」と呼び、韓国では天気予報でキムジャンに適している時期を教えてくれるそうです。最近では、家庭でキムチを作ることは少なくなり、2013年にキムジャンという文化は「無形文化遺産」に登録されました。 今日の給食みなさんは、みそ汁の実には何を入れるのが好きですか。 給食の汁物は、栄養のことを考えて多くの食材を使用しています。同じ献立名の汁物でも、当日の他の料理で使う食材と「かぶってしまう」ことがないように、具材を変えて調理することがあります。 しかし、今日の「じゃがいも、たまねぎ、油揚げ、わかめ、ねぎ」というシンプルな具材の組み合わせの「白みそ汁」はわりと好評なので、このような献立はできるだけ変えないようにしています。 今日の給食柔道の試合では、かっこよく技が決まると「一本」と判定され、その瞬間に勝負が決まります。一本と判定できないが、もう少しで一本だった場合「技あり」という判定になり、「技あり」を2回とると「合わせて一本」という判定になります。給食で「焼きそば」と「小型ロール」の組合せは、主食が2つと言われることもありますが、どちらも一人分としては少ないので、「合わせて一人分」と考えています。 今日の給食一般的に食品は新鮮な方が好まれることが多いようですが、魚などの「缶詰」の商品は、製造されてすぐ食べるより、数か月たってから食べたほうが味がなじんでおいしくなると言われています。しかし、給食では前日に給食センターに届けられた商品を使うので、ほとんどの食品は新鮮なうちに食べることになっていると思います。それでもおいしくなるように、心を込めて「ツナあえ」を作りますね。 今日の給食最近は料理の様子がインターネット上に登録されていて、「卵焼き」で検索すると、菜箸で「クルッ、クルッ」と手際よく巻いていく様子とともに、コツを教えてくれる動画もあります。あのようにできるとかっこいいですよね。みなさんも「卵焼き名人」を目指して、練習してみませんか。失敗しても、1回に使う卵は2〜3個です。しかも、うまく巻けなくても食べることはできるので、無駄にはなりませんね。 今日の給食基本的に給食の量は平等に分けてちょうどいい量に栄養を計算して作っていますが、食べる量には個人差があり、体が大きくて運動をしている人と、体が小さくて運動をしていない人では、当然食べる量に差があっても仕方がないことだと考えています。 ところでエネルギーのもとになるごはんやパンなどの「主食」は、体の大きさや運動量によって差があるのは当然ですが、野菜のように必要量に個人差がないものがあります。ですから、今日の「ごまあえ」のような野菜の料理は、なるべく平等な量を食べてほしいと考えています。好き嫌いはあると思いますが、自分の体のことを考えて、野菜料理はなるべく減らさずに食べるよう努力してくださいね。 今日の給食基本的に給食の量は平等に分けてちょうどいい量に栄養を計算して作っていますが、食べる量には個人差があり、体が大きくて運動をしている人と、体が小さくて運動をしていない人では、当然食べる量に差があっても仕方がないことだと考えています。 ところで、ごはんの日だと、ちょうどいい量を自分で調節しやすいのですが、めんの日やパンの日には、なんとなく「半分こ」にしている人はいませんか。半分に分けると、一度に二人分できるので、小学校の低学年にはわかりやすく便利な分け方です。しかし、分数を使いこなしている中学生のみなさんは、自分の食べられる量を見直して、「3分の2」や、「4分の3」、「5分の4」などにも挑戦してくださいね。 今日の給食みなさんは、「食べ物が体の中に入る」というのは、どのタイミングのことか考えたことがありますか。 人間の体には、口から始まって、胃や腸につながる1本の長い管があります。この管のことを「消化管」といいます。食物が消化管を通っている間はまだ「体の外」と考えられており、血管やリンパ管の中に吸収されることで「体の中」に入るのです。野菜や海藻は、消化吸収がゆっくりのものが多く、しっかりと咀嚼してから飲み込むことが大切です。ひじき、しっかり噛んでくださいね。 今日の給食うずら卵のカラには茶色の「まだら模様」がついていますね。この模様は、天敵から卵を守るための「カモフラージュ」の役割があると考えられていますが、でたらめについているわけではなく、同じ親鳥から生まれる卵は「同じ模様」になるそうです。 愛知県のうずら卵の生産量は日本一。豊橋市を中心に全国のうずら卵の約70%を生産しています。 今日の給食みなさんは、「水田」は「米」を作るところだと思っていませんか。しかし、水田で作るのは米だけではないのです。実は、「れんこん」も水田で作っています。 特に愛知県では、海部地区の愛西市を中心に、盛んにれんこんの栽培を行っています。収穫には、表面の土を取り除く作業にショベルカーを使うこともあり、その姿は秋の風物詩となっています。 今日の給食第二次世界大戦後の日本は食料が不足していて、学校給食は海外からの援助または輸入された小麦粉を使用したパン給食でした。ところが毎日がパンだと変化がないので、その輸入小麦粉を使って学校給食用に開発されたのが、「ソフトめん」です。ソフトめんは、スパゲティのように使われることが多く、全国的には「ミートソース」や「カレーソース」などが人気のようです。きょうの「肉みそソース」は、豚のひき肉などを豆味噌と砂糖で甘がらく味付けした、「給食版ご当地グルメ」とも言えるような料理です。 今日の給食みなさんは、9月7日の「土田かぼちゃ」を食べたとき、どのような印象を持ちましたか。中には、いつも食べているかぼちゃより、甘みが少なかったと感じた人もいたのではないかと思います。ところが、この土田かぼちゃが盛んに作られていたころは、このかぼちゃを食べた多くの人が、「甘くておいしい」と感じていたことだと想像できます。それほど、昔は身の回りに、甘い食べ物が少なかったのです。 そんな時代の人々は、貴重な砂糖をふんだんに使って作る「おはぎ」に、どのような気持ちを抱いていたのでしょうね。お彼岸を前に、昔の人の様子に思いを巡らせてみるものいかがでしょうか。 今日の給食メジャーリーグの大谷翔平選手が、本日(この原稿作成日)10勝目の勝ち星をあげました! 先発投手として6回を無失点。おまけに25号の本塁打を打つなど、まさに二刀流の活躍のようです。 ところで、食べ物でも複数の働きをするものがあります。その代表が「大豆」です。大豆は、エネルギーとなる栄養、体をつくり、強くするための栄養、体の調子を整える栄養のすべてを、「高いレベル」で含んでいる、三刀流の食べ物です。海外では、「ミラクルフード」とよばれることもあるようです。 今日の給食なすは春に植えると6月から7月ごろにたくさん収穫できます。夏の暑さには弱いので、枝を短く切り落として株を休めるようにすると、9月ごろにはまたなすが取れ始めます。この時のなすを「秋なす」と言うことがあり、こちらの方が美味しいと楽しみにしている人もいます。 なすは「体を冷やす」効果があると考えられていて、「秋なすは嫁に食わすな」というとわざは、これから涼しくなる秋に向けて、お嫁さんの体調を気づかう意味でのことわざだと考えられています。 今日の給食今日は食育の日で、清須市産の「とうがん」を使って、そぼろあんかけを作ります。本当は、もっとたくさんの「とうがん」を使いたいのですが、給食センターで皮むきをするなどの調理時間を考えて、他の材料も使い、彩りよく仕上がるように工夫しました。創作料理を出すときは、「おいしく仕上がる」か、「残さず食べてもらえる」か、いつも心配なのですが、出来栄えはいかかでしょうか。 今日の給食は昨日は、麺類を「すすり」ながら食べるのは日本独特の食文化という説明をしましたが、もう一つ、ほとんどの人が「そう」とは意識せずに行っている「食の技術」を紹介します。それは、適量の「ごはん」と「おかず」を同時に咀嚼しながら味わう「口中調味」という食べ方です。 給食では、この「口中調味」という技術を使っておいしく食べられるように、料理の味付けや組み合わせを考えています。食べ方の強制はできないのですが、献立を考える立場から言うと、ごはんとおかずを別々に食べる「ばっかり食べ」より、口中調味を上手に使って食べてもらいたいと考えています。 |
清須市立新川中学校
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