最新更新日:2024/04/30
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頴田小学校での介入授業

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飯塚市立頴田小学校の授業参観より

午前中6人の授業を参観した。それぞそれ○つけ法を工夫して実行されていた。
さて、私は3年生の授業で介入した。
子どものずれがおもしろかった。
啓林館 3年 下 p94の1番の問題であった。

お年寄りの人数を求めて、わり算でとく、3要素2段階の問題であった。
教師は、お年寄りの人数について表で確認した。
東町 13
西町  8
南町 15
北町  9
であった。

それから自力解決へと進んだ。ところが、子どもたちの手が止まっているのである。
担任のI先生は、さっと机間巡視をして、すぐに一斉指導に切り替えた。賢明な判断だった。
再度の確認でできはじめた。
このとき、担任に13+8でも○をつけてごらんと指示した。これが部分肯定の考え方である。これで、どんどんできはじめた。わり算のところでは子どもたちはつまずかなかった。
子どもたちの式には、いろいろなものがあった。
自力解決のあと、私が話し合いの部分を受け持った。
13+8=21,15+9=24,21+24=45,45÷9=5  5まい
(13+8)+(15+9)=45,45÷9=5  5まい
13+8+15+9=45,45÷9=5  5まい
2口の計算ならできるが、4口の計算は苦手または可能とは思っていないのかもしれない。ここではじめて4口の文章題である。(かけ算九九のときに3+3+3+3などは扱っているのだが)
この3つの式がでてきた。どれも思考の道筋としては合っている。
これらを認めてから進んだ。

担任は、志水塾で学習した○つけ法の精神である部分肯定という意味を私の○つけ法で学んだという。
この後もおもしろい展開。メール通信に書くことにする。

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危険サインの共有化

3/2 今日のひとこと
A中学校では、普段はトイレのスリッパはきちんと並べてあった。
あるとき、スリッパがくずれているのを校長は発見した。
校長はそれを直した。また、次の時間もくずれていた。
そこで、緊急の生徒指導部会をもち対処した。原因がわかり指導してことなきをえた。

A中学校は県下でもしっかりした学校である。
それでもくずれることがある。
要は、ある一つのサインを見つけて問題だと感じるか、感じないかである。
このサインを明文化して、職員が共有化しておくことである。

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福岡県田川市教育研究会算数数学部会

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2/28に福岡県の田川市に招かれた。
田川小学校を会場に算数数学部会の研修会をした。
五時間目には、遠賀郡の大羽沢子先生が講師の授業をされた。
なるほど、こうやって、子どもの行動を促進するのだなと、子どもの行動に対するささやきが見事だった。正方形に内接する円を取り除いた問題であったが、子どもにとっては抵抗があった。それを○つけ法や意味付け復唱法、算数的活動を工夫されて授業していた。とても温かみの授業展開だった。

その後、私は、講演をした。演題は、「わかる・できる喜びのある算数・数学の授業づくり」であった。
中学校の先生もこられていたので、音声計算をしっかり体験してもらった。
とにかく、子どもたちに考えさせる授業をするにはどうすればよいかについて話した。
大羽先生から今日の講演は熱がこもっていましたね、元気がでましたと帰りに言われた。きっと、田川の先生方も行動してくれることだろう。
ある若い先生が、まず、先生のお勧めの3冊の本を買って読みますと話していた。
部会長先生は、志水先生の理論を実践してレポートを送りますからよろしくと言われた。とにかくやってみるしかないと思う。
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問題意識の有無

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3/1 今日のひとこと
危機感のある学校、そこからもがき改革へと歩みだす。
危機感のない学校は、今の現状に満足しているから新たな目標を設定できず、
改革しようという意識が生まれない。

では、危機感はどこから生まれるか。
ほんの一つのことについても問題だと意識しているかどうかである。

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