最新更新日:2024/05/01 | |
本日:19
昨日:27 総数:440451 |
必要感なんでもそうだが、必要感がないと、行動はおきない。 机間指導の必要感がない教師に、机間指導のやり方を説いても無駄。 切り返しの必要感のない教師に復唱法を説いても無駄。 そのような教師には 必要感が起きるところから始めることだ。 [志水廣の公式ホームページ] 人生の未知小学校、中学校の頃、全校朝会でときどき倒れていた。 20代に勤めていた頃は、体が疲れて仕方なかった。 20代には体調不良でよく風邪をひいていた。 30代には、動き回り始めたが、調子をくずすこともあった。 それが40代、50代になると全国を動き回っている。 疲れはでるが病気はしない。 健康の要素は、心と体。 心に張りがあるから、体は疲れていてももつ。 昨日も志水塾の新テキストを仲間とともに編集していた。完成を予想すると、わくわくする。わくわくすると元気になる。 結局、私は健康なんだ。 若い頃には予想できないことが起きる。 先のことは未知だから、人生の道は面白い。 [志水廣の公式ホームページ] 授業は連続体「志水廣先生 先日は頴田小の授業診断・研修会で、ご指導いただきありがとうございました。私の研究授業・協議会での先生のご指導は、理論と実際を一致させるうえで頴田小全職員にとって大変有効でした。わたしも、協議会の映像や先生の著書「算数力がつく教え方ガイドブック」で、もう一度自分の授業を振り返りました。 改善点は、山ほどありますが・・・特に2つあります。まず1つめは、導入での見通しを持つ段階で、「2ひきに減った」という子どもの発言を生かせなかったということです。その要因としては、教材研究の際、その発言を予想できていなかったこと、自分の予想外の発言が出て、私が混乱してしまって正確に、復唱・板書化・切り返しができなかったことが考えられます。今後は、教材研究で予想される子どもの発言を十分検討し、教師側の想定内を増やすことと、子どもの発言を正確に復唱できる力をつけることに努めていきたいと思います。 2つめは、授業は連続体であることです。それは、見通しで立てた仮説・予想を検証していくのが、練りあいの段階であるということです。そのため、練りあいでは、見通しの段階での子どもの発言・気づきに戻ったり関連させること、予想と結果を照らし合わせてもう一度確認していくことが大切です。そうすることで、1時間の授業の中で子どもの思考のスムーズな流れや深まりが見られるのです。その他にもたくさんのことを教えていただきました。それらを振り返り、教師として、教える者としての基礎・基本を身につけ、今後も伸びていきたいと思います。これからも、ご指導よろしくお願いします。 頴田小 川畑典子」 川畑先生の反省はもっともなのだが、氏の授業はかなりの高いレベルであった。 第一に、全員の子どもが自力解決できていた。 その原因は、見通しの場をきちんとしたことである。「2ひきにへった」という言葉は板書しなかったが、子どもたちには理解できていた。「ふえて、へって」のところをまとめて考えることができていた。ここでは、「2ひきへった」という言葉と「2ひきにへった」という言葉との混同があった。子どもは一瞬話しただけだから、「に」の存在に気がつかなかったのはやむをえない。これこそ、「もう一度言って」の意味付け復唱法の技が使えた。 第二に、前時までの積み重ねが大きいことであ。 第三に、子どもの能力の高さである。図をかく力、わけを文章化できる力はともに素晴らしかった。 普通の子どもたちをあの高さまでもっていったことに感動した。 この前提のもとに、上の反省がある。 初心にもどって、「算数力が身に付く教え方ガイドブック」から読み直したということにも感激した。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... いやな記憶いやな記憶は忘れたい。 例えば、算数の授業でできなかったこと、できなくて注意されたこと、これらは忘れたい。 忘れたいという気持ちにはなかなか勝てないものである。 反対に、よいことは覚えていたい。 うまく行ったことは覚えていたい。 だから成功体験が大事。 精神が正常に保たれるように、普通は「忘れ」と「覚え」を交互にうまく働かせて生きている。 [志水廣の公式ホームページ] 授業には授業は、教師と子どもがつくるドラマ。 授業に、笑いあり、泣きあり、 困りあり、 気づきあり、感動あり、感謝あり。 どの一つ一つも授業に欠かせない。 一つの教材をもとに教師が演じ、子どもが演じている。 お互いにドラマの中で先読みしている。 その読みは、当たったり、はずれたり、そんな中で上の笑い、泣き、 困り、気づきなどがある。 日々、授業というドラマの舞台にたち、役を演じることが幸せ。 [志水廣の公式ホームページ] 志水式コンサルティング授業を見るとき、本当にその人の良さを見つけたい。 心から良いと思わないと、その良さは見えない。 50代の教師と20代の教師に対して同じアドバイスというのはおかしいことである。 その人の個性を見て、その人がどうすれば生き生きとするのかについて授業を見ている間考えている。だから、あまりメモをとらない。 それでも、パソコンで写真を再生すると、そのときの記憶が映像でよみがえり、言葉としてでてくる。 良さを認めつつ、また改善すべきことも伝える。 なぜだからわからないが、改善点を指摘してもみなさん素直に受け入れてくださる。 ありがたいことである。 昨日の頴田小、本日の新宮東小の授業ではほぼうまくコンサルティングができたと思っている。本当に勉強になった。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県糟屋郡新宮東小学校にきています。9/9お昼 本日、新宮東小学校に来ています。 算数のの掲示物を見つけました。 どこが面白いでしょう? 9/9夜 報告します。 本日の算数の授業はとてもパワフルな授業でした。 教師の目の輝きと子どもの目の輝きがとても印象に残っています。 ありがとうございました。 11月11日が研究発表会です。 全員の授業と、志水の師範授業と講演会があります。 ぜひお越しください。 新宮東小の電話 092−963−1777 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県飯塚市立頴田小学校訪問中心授業の川畑典子先生の実習の指導はじめレベルの高い授業が展開されていた。 川畑先生の授業は、教師の腕がすごい、子どもの力も凄い。それらは意図的に鍛えられてできあがったものである。だからすばらしい。 夏休みに授業シミュレーションをやったそうだ。 職員の共働の学びがあった。 協議会では、職員の感想メモをもとに志水が川畑先生の授業を斬ることをした。ライブでとても楽しく笑いながらも学びがあった。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 放電の次は充電放電ばかりしていると、エネルギーが消えていく。 放電の後は、充電も必要である。 充電には心の充電、 体の充電、 頭の充電 がある。 心の充電には好きなことをするとよい。映画を見たりおいしいものを食べたり、友達と語ったりするとよい。 体の充電には、リフレッシュする環境に身を置くとよい。 頭の充電には、本を読んだり、講演会にでかけたりするとよい。 放電が行きすぎると、充電する気持ちも起きなくなる。 ぜひ、この秋は、どれか一つ充電してみよう。 [志水廣の公式ホームページ] 10/10・・・中学校数学教師向け講座 11/3・・・・小学校算数講座 詳しくは右の配布文書で。 教材のおもしろさ教材は指導内容を伝えるための道具。 この道具が面白くないと、子どもは面白いと感じない。 だから、教材開発が必要なのである。 自分で教材を作ると自分の魂がこもる。 そこで、若いうちは、いろんな教材を探すことである。 この努力が必要である。 たとえば、 1.教育雑誌を購読する。最低5年間は購読する。 2.教材開発についてかかれた書籍を買う。 3.研究会に参加する。 4.教科書を集める。 などをすることである。 そうやって、たくさんの知識を得て実践していくと、何か新しい教材はないかという想いが生まれてくる。 ただし、教科書以外の教材ばかりでやっていると、教科書の良さがわからなくなる。 だから、志水は、教材開発の本も書いているし、教科書の活用法も書いているのである。 バランスが必要である。 [志水廣の公式ホームページ] ほめる・ほめられる人はほめられたい存在である。 そのために、いろんな努力をする。 その努力の結果、素晴らしい才能を発揮したとする。 ほめられたいのだから、素直にほめればよい。 ほめられる才能は素晴らしい。 さて、視点を転換して、ほめる方はどうか。 これは、ほめることを探してほめる必要がある。 素晴らしい才能をほめることは簡単。 問題は、ごく普通のことに対して本当にほめることができるだろうか。 これはなかなか難しい。 でもよく観察すればほめることは見つかる。 本日、授業を参観させていただき、ふとみるとほめることが見つかった。 だから、授業後に早速ほめた。 授業者もそのことに同意された。 とても気分がよかった。 [志水廣の公式ホームページ] 話し合えばある若手教師の授業を参観した。 生徒の反応がないので、「友達どおしで話し合おう」と指示した。 一応は話した。 でも、話し合いのレベルが低い。 というのは、どんな問題について話し合えばよいかが生徒はわかっていないからである。 つまり、「困ったら話し合え」 という原則はだめである。 [志水廣の公式ホームページ] なんとかなるために結局、なんとかなる。 また、なんとかなるように動いてきた。 なんとかならなかった人は、動かなかったからである。 動けば、答えが見えてくる。 その答えは、自力で生み出したものもあれば、他の人からいただいたものもあるし、何かの物と出会って答えになったものもある。さらに、書物からも答えは見つかる。 動く方向をしっかりと見つめて動くことである。 [志水廣の公式ホームページ] とことんやれば仕事でも勉強でもとことんやれば、何かが見える。 何かができるようになる。 特定の能力が形成される。 先日、学習指導案を書いていた。 真剣に集中して書き始めると、どんどんアイデアが湧いてくる。 この場面ならどうか? もっとこっちの方がいいかも、と湧いてくる。 アイデアが湧かないのはつらい。 このアイデアが湧いてくるというのは一つの能力である。 それは過去に指導案をたくさん書くような場にいたからである。 20代の自分を振り返ってみても、先輩のアイデアのすごさに感心したものである。 だから、若い教師は研究授業を積極的に引き受けることである。 その際、教材を徹底的に調べ、子どもを調べて、指導の工夫を重ねることである。 そうすれば、特定の能力が身に付くことになる。 その段階で、教師としての階段を一つ上がることになる。 [志水廣の公式ホームページ] 模擬授業授業力を上げるには、授業シミュレーションが効果的である。 指導案がうまく書けていても、実際の授業となると、行動で示す必要があるからである。 教師の行動は、伝えたい内容を口による説明、目による訴えと子どもの観察、さらに身振り手振りによる働きかけによってなされる。 これらの一つ一つの動作が、子どもの反応に合わせて瞬時に変化していくキャッチアンドリスポンスによってなされる。 これらは、指導案というペーパーでは分からない。 だからこそ、リハーサルが必要で、授業シミュレーションが不可欠である。 本人も含めて3人以上いればできる。 2人でも可能である。 ぜひとも若い教師を鍛えてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] あきらめないどの時代でも社会は動いていく。 組織も動いていく。 動きが止まったら、後は崩壊への道を歩む。 組織を動かすのは「きまり」ではない。 動かすのは、人達の意識と意志である。 動いてみてうまくことがいかないと、あきらめてしまう。 あきらめるとお終いである。 何をしても無駄という気持ちになるからである。 荒れた学校を建て直すには、人の投入である。 人の投入によって、何か新しいことができるかもしれないという気持ちになる。 小さな変化が起きると、小さな自信となる。 小さな自信が積み重なると、改善への希望がわく。 希望がわくと、不思議なもので、エネルギーがでてくる。 小さな変化を起こすためには、今あるものについての良いところを探すことである。 それが、○付け法の精神と技である。長所を見つけ伸ばしていくという発想と行為である。 茨城県の石崎小学校は、○付け法に希望を見いだしたから、改善への自信、希望がわいたのである。子どもたちも「どうせできねえもん」という意識から「やればできるかも」と変化した。(この変化のドラマは明治図書から単行本が発刊されているから見てほしい。この夏の志水塾に参加された方で、なぜわざわざ三重県から京都まで来たのかを質問したら、石崎小学校の本を読んで感動したという。それだけ心をうったということだろう。) 話を元に戻して、あきらめたらお終いである。 あなたの組織で小さな良いところを見つけること、良いところを生み出すことから始めてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 石崎小学校の本 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 算数力をつけようあるとき、若手の教師から算数の授業の前に、算数の内容で苦手なものがありますと告白された。 たとえば、割合とか分数のわり算の意味である。 確かに、これらは小学校の教材のうちでも難関な教材である。 数年前、算数科研究の特別科目でこれらを丁寧に調べさせて教えたことがあった。 教科書と学習指導要領との対比による分析で、学生さんはかなり明快になった。 現場の教師の中にも苦手意識はあると思う。 よって、11/3の算数講座では、第二講座で「割合」を取り上げて、克服する話と演習をしてみたい。 これまでとは異なる講座でどんなことになるのか楽しみである。 [志水廣の公式ホームページ] 息は生命維持のためには、息は大切。 でも、息を吸って−吸って−吸って−いませんか。 あまり吸いすぎると、過呼吸になります。 やはり、息は、はくことも大切。 これを息抜きといいます。 [志水廣の公式ホームページ] 易しいこと、難しいこと難しいことを難しく伝える人。 難しいことを易しく伝える人。 易しいことを難しく伝える人。 易しいことを易しく伝える人。 人によって異なる伝え方。 どれが良いのかは、自明。 [志水廣の公式ホームページ] やる気が続くとはどういう状態か学習意欲はどういう状態で保たれるのか? 問題を解くとき、あまり難しいとあきらめて投げ出す。 逆に、あまりにやさしいと馬鹿にしてやる気が起きない。 ある程度の困難さがあって、なおかつ解けそうなときに意欲が続く。 言い換えると、不満足曲線と満足曲線の間であれば学習意欲は続く。 ということは、学習意欲がわかないというのは、難易度が上の間にないということを示す。だから、少し難しくするか、少し易しくしてあげればよい。 [志水廣の公式ホームページ] |
|