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昨日より今日は

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5/9 今日のひとこと
昨日より今日は何か前進している。
より良い方向に前進している。
世の中はそうである。
では、人はどうか。
昨日の自分と比べて、頭は前進しているか。
心は前進しているか。

少しでも本を読み、人から学び、経験から学ぼう。
少しでも人に親切にしよう。
小さい一歩は、たくさんの人がすれば大きな一歩となる。
時代はそんなふうに動いていると私には見える。
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志水塾福岡学習会 模擬授業後の感想交流

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志水塾福岡学習会 模擬授業後の感想交流
5月に2日に、西田珠美先生の模擬授業をアップしました。たくさんの人にこの動画を見ていただきありがとうございました。
その後、この模擬授業のよさについて触れてほしいというご要望が寄せられました。
そこで、あらたに開設することは大変なので、模擬授業後の感想交流を5分間ほともちましたので、その場面をアップします。ごらんください。

You Tubeを見るとき、志水廣の公式ホームページのバック音楽とYou Tubeの動画の音がだぶります。

対策1.なお、You Tubeをご覧になるときは、アドレスをクリックしたあと、素早く志水廣のホームページを終了してください。これで、志水廣のHPのバック音楽と動画の音がダブルことはなくなります。

対策2 You Tubeアドレスを登録してください。そこから見ると、音の重なりはなくなります。
http://www.youtube.com/user/mugendaihiro
メール
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まず、意志

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5/8 今日のひとこと
何かを実現したいとき、まずそれを本当にやりたいと思うかどうかである。
私は、27歳のとき、兵庫教育大学大学院が開設された。
大学院でかねてから学びたいと思っていた。
それは、神戸市に勤めてから、自分の知識の足りなさを感じていたからである。
すると、26歳のときに大学院ができるという情報を得た。
そこから、どうすればよいかを考えて行動を開始した。
まず「行きたい」という思いがあって、周りへの説得はその後である。
大学院では本当に有意義に学ぶことができた。

次に、32歳のとき、筑波大学附属小学校からのお誘いを受けた。
これも一つ返事で、行きたいと返事をした。
周りの説得はまた後である。
附属小学校でも充実した生活ができた。
40歳のときに愛知教育大学に来たがこれも同様である。
55歳のときに教職大学院に移籍したこともまた同様である。

普通は、慎重に行動しているのであるが、あるとき、突然ワープのお誘いがある。
そのとき、迷うことはなかった。
だから、常日頃から何々をしたいという意志をもっていれば迷いはない。
迷いがないから、覚悟を決めている。
すると、いろいろな方の応援がある。一番強いのは、天の応援である。

どうせ人生100年の命。自分の魂がわくわくしたいことをして生きることがこの世に生まれてきた定めだと考える。
まずは、何をしたいのか、意志を固めることである。
そうすれば、普段はその意志は忘れてもよい。目の前の業務に打ち込めばよい。
後は、何とかなるものである。
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楽しみ組

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5/7 今日のひとこと
成功の道には二つある。
苦労に苦労を重ねてやりとげて成功する。
もう1つは楽しみながらやりとげて成功する。

大体において、人は苦労を見るのはいやである。あんたは苦労したかい。
でもわたしには関係ないよと。

確かに成功するには克服すべき問題はある。
それを楽しみながらやる。
それがイキな生き方。
楽しみながらやると楽天というお天道様が味方になる。
だから、本当の勝ち組は楽しみ組である。
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子どもの日

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5/6 今日のひとこと
5月5日はこどもの日。
柏餅とちまきを和菓子屋に買いに行った。
柏餅を4こ、ちまきを4こ買った。
見ると、お店の人は、柏餅が1こ130円なので、130×4で520円。電卓で計算してそれを紙にメモ。
次に、ちまきが1こ110円なので、110×4で440円。これも電卓で計算している。そして、520+440で960円とだした。

その間私は、どちらも4こずつなんだから、130円+110円で240円。これの4倍だから、960円と求めた。
だから、千円札をだして待っていた。
この問題は現在の教科書では第3学年の内容である。
べつべつに求めることと、いっしょに求めることを学習するのである。
考えてみれば、生活では、柏餅代をまず求め、それからちまき代を求めるというのはごく自然な考え方である。
どちらも4こあるから一人分をまとめて代金にするという考え方の方が高度である。
生活への活用とはいうが、どちらが一般性をもっているかは、「べつべつに」の方である。

また、240円という数を考えたときに、250円との比較を思いついた。
250×4は1000円。だから、差額は10円なのでその4倍。つまり、40円。よって1000円−40円で960円とも暗算でも求めていた。こちらは、スペシャルナンバーの活用であった。
こどもの日のお買い物で、算数を実感した。
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You Tubeを見るときの注意

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You Tubeを見るとき、志水廣の公式ホームページのバック音楽とYou Tubeの動画の音がだぶります。

対策1.なお、You Tubeをご覧になるときは、アドレスをクリックしたあと、素早く志水廣のホームページを終了してください。これで、志水廣のHPのバック音楽と動画の音がダブルことはなくなります。

対策2 You Tubeアドレスをお気に入りに登録してください。そこから見ると、音の重なりはなくなります。
http://www.youtube.com/user/mugendaihiro
メールだより「夢現大」を配信してくださっている小西さんからのアドバイス。
志水先生のチャンネル(mugendaihiro さんのチャンネル)を「チャンネル登録しておけば,これから新しい動画が登録されると通知されます。もちろんブログの記事を読んでいればわかりますが,登録をお勧めします。
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ポルシェの授業

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車の運転について考えよう。
今まで、軽自動車に乗っていた人が、今度はポルシェに乗ったとする。
少しアクセルを入れただけでビューンと飛び出した。
飛び出したくらいならばかまわないが、家にぶつかった、人にぶつかった。
こんなとき、車が悪いというだろうか。
いいえ、運転の技術力が低かったということになる。
悪いのは、本人の腕前。

これと同じことが授業の中でも言える。
志水メソッドと高速に進む技である。
認知と判断と切り返しの技のスピードが速い。
○つけ法をやると、高速技が求められる。
にもかかわらず、○つけ法で授業がゆるんできた。
子どもへの助言ができなくてじっとその子にへばりついてしまう。
という現象が起きる。
こんなとき、○つけ法が悪いというのだろうか。

○つけ法が悪いというよりも本人の腕前の向上が先である。
事前に、教材研究しましたか。解答とつまずきを予想してその対策を決めておいたかどうか。
次に、机上で声かけの練習をしたかどうか。
机上でできないとしたら、廊下を歩きながら、車を運転しながら、トイレに入りながら練習すればよい。3回声にだせばかなり速くなる。
ただし、○つけ法を正しく知ることが大事である。
テキストで学ぶ、志水塾に参加して実践的に学ぶ、こんなところから始めるとよい。
DVDの刊行しているからそれを何回も見れば技を盗める。
ぜひとも、ポルシェの授業を楽しむことを目指してほしい。
それは、結局楽だし、わくわくすることになる。
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DVDの申し込み
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...

続 You Tube 創設物語

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5/5 今日のひとこと
今度は、動画のソフトをどうするかである。
10分間以内という制限がかかっている。
志水だけではなくて、志水の活動も知らせたい。ちょうど、志水塾の福岡学習会があった。これに焦点をしぼって取材しようということに決めた。
このことは、福岡には連絡していなかった。
24日の前夜祭のときに伝えた。Fさんがビデオの準備をしてくださった。

25日の本番のときである。
午前中の内容は、講演、模擬授業による授業診断、実践交流会であった。
これらのコンテンツは長い時間なので10分間には収まらない。
そこで、午後にYou Tubeのための撮影を考えた。
模擬授業で10分間、座談会で10分間である。
撮影は取り直し無しで一発で決まった。
数日後、Fさんからもとの動画データとダビングされた物が届いた。
すぐに送ってくれたことに感謝。
どちらもDVDとして作成されていた。・・・この続きは、メール通信にのせる。
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預金口座の名前は

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5/4 今日のひとこと
世の中、誰かが雑務をこなさないといけない。
これは自明のこと。
雑務と言う言葉は、失礼。
雑務と言ってもそれをやらないと、仕事が回らない。
だとすると、雑務というよりは、重要な役務なので、重務というべきもの。

そこで、ポイントは、重務をこなすときに、
感謝してやるか、不平を言ってやるかで大違い。
感謝してやると、感謝貯金が貯まる。
不平を言いながらやると、不平貯金が貯まる。
預金口座名は、「感謝」となるか「不平」となるか。
どうせやらなければならないとしたら重務と考え、また覚悟を決めて、「感謝」預金にしよう。
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いきなり考えろでは

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5/4 今日のひとこと
昨年度まで、考える訓練を受けていない子どもを前にして、いきなり今日からこの問題を考えてみましょう。と言っても、鉛筆は止まったままである。
考えるということはどういうことかを教えなければならない。

まずは、問題を読んでみる。
読んだら、何が知っていることで、何がわからないかを区別する。
求めるべきことは何かを指定する。

それから見通しをたててみる。
・・・
という風に、考える道筋を教えてあげる必要がある。
今の実態から徐々に考えていく子どもを育てたい。
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You Toube 創設から得た教訓1.2.3.4

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5/3 今日のひとこと
昨年から、志水廣関係の情報について動画配信を試みたいと考えていた。
文字だけの情報では限界があるからである。
志水メソッドは動画の部分でないとわかりにくいことがある。○つけ法、意味付け復唱法、音声計算、適用問題定着法、授業診断などは動画だとわかれやすい。そのために、最近の単行本の出版ではDVDを作成して付録としてつけている。
動画にするという努力はしてきたつもりである。
それでもいつも単行本を発刊することはできない。
そこで、日常的な情報源としての動画配信を考えていた。

ただし、動画配信は手間暇がかかる。時間的・技術的にできるかどうか自信がなかった。
それで、まずは、志水廣の公式ホームページで配信可能かと打診してみたがそのサービスはないということであった。

次に、You Toube という方法があることを知った。
それで、たまに来る息子に尋ねてみた。すると、簡単だよという。
そうしたら、彼もYou Toube で動画を配信していた。彼自身が映っていた。
これには驚いた。ようし、私もやるぞー。と火がついた。
そして、You Toube の動画ソフトをアップするまでの環境まで手伝ってもらった。
3月には環境がととのった。

教訓1:強烈な動機がいる。
教訓2:まず思いをもつ。
教訓3:お手伝いしてくれる人を探す。
教訓4:先行している人、物を見て、さらに意欲が沸き立つ。

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You Tube コーナーの創設

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2010年5月よりYou Tubeを利用した動画配信を開始します。
月に1回、動画をアップできたらよいと考えております。
1回につき10分間以内の動画です。
志水廣に関係する内容をお伝えしていきます。
なお、You Tubeをご覧になるときは、アドレスをクリックしたあと、志水廣のホームページを終了してください。これで、志水廣のHPのバック音楽と動画の音がダブルことはなくなります。

第一回目は、4月25日に行われた志水塾福岡学習会会での模様です。

2010年4月25日 福岡県宗像市グローバルアリーナにおいて、算数数学授業力アップセミナー志水塾の学習会を開きました。そのとき、模擬授業に対する授業診断と受講者のインタビューをしました。
福岡県の西田珠美先生の模擬授業です。「分数のたし算」の教材で、子どもの発表に対する教師の切り返しの場面です。一つ一つの動作や発言に意味があります。ご覧ください。You Tube 志水廣 1
アドレスはこちら
http://www.youtube.com/watch?v=DupxV4yH8io
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オーダーの法則

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5/3 今日のひとこと
ラーメン屋に行き、みそラーメンと注文すると、みそラーメンが出てくる。
しょうゆラーメンはこない。注文通りに料理が出てくる。

では、もし、あなたがみそラーメンを注文しなかったとする。
すると、いくら待ってもみそラーメンはやってこない。
店主が気を利かせて、みそラーメンをもって来るということは普通ありえない。
だから、まず「オーダー」を伝えることが大事である。

だまっていれば叶うということはない。
はじめに言葉を出す、ということである。

今の状態は気にしなくてよいから、良い状態の言葉を発する。
例えば、幸せだなあとか本当に感謝するよとか言ってみる。
すると、今度は天主が気を利かせて、幸せの状態を創り出してくれる。
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ダム式とムダ取り

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5/1 今日のひとこと
ダム式経営というのは、水の流れを放置するのではなく、水をためて調整をはかろうというもの。松下電機の創設者の松下幸之助は一割の余裕をもって経済の変動に対処しようとしたものである。だいたいにおいて事業をぎりぎりの予算でやるからすぐに限界が来てしまう。余裕がない。

一方、ムダとり経営は、徹底したムダの削減を目指している。在庫無しをよしとして ジャストインで部品が入り、徹底的にムダを省いて余裕をもたらそうというもの。このムダとりはトヨタ自動車で採用されている。

どちらにも一理ある。
余裕を目指しているのはどちらも同じ。

まずは能力開発である。教師で言えば授業力のアップである。そうすると、ムダ取りができて、今まで5人でできていた仕事を4人でできることになる。だから、人数さえ投入すればよいというものではない。学級定員の縮減や少人数指導及びTT方式は、意義は認めるが、授業力アップが前提であって、その前提が崩れているときに補強することはいかがなものかと思う。
つまり、人の能力を伸ばした上でゆとりを生み出すことである。
そうすれば、授業にゆとり、行事にゆとり、人員にゆとりがあるほうが結局は効果がでる。
人の能力が開発されれば、本人も喜ぶし、周りも喜ぶ。その上で高度なゆとりが可能となる。そこではじめて、ロハスな生活が見えてくる。
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みんなが楽しくて為になる

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4/30 今日のひとこと
何かの行動を起こそうというときの基準は何か。
みんながハッピーになることを意識して働くことである。

まず、そのことをすることで自分がハッピーになること。
自分が辛いと長続きはしない。
また、辛い波動は必ずそのことにでる。
つぎに、人様が喜ぶかどうか。これは当然のこと。
その上、実行するのに別の人の力を借りること。
これで三方がハッピーになる。

例えば、私にとっては、本を作ることがそうである。
わたしは楽しい作業でハッピー。次に読者の方々がハッピーになる。
さらに 本を作るには出版社 印刷所などの力を借りてできることになる。
そうすると出版社や印刷所、本屋さんなどがハッピーになる。
だから、三方得でハッピーになる。
あなたも今の仕事やイベントが三方得になっているかを考えてみてほしい。
すると、仕事ができることに感謝でき、幸せに満ちた生活ができますよ。
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走馬燈

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4/28 今日のひとこと
この時期、転勤の葉書、退職の葉書が届く。
ご退職の場合は、長年おつきあいしてきた方ばかりである。
それぞれの先生に、私との接点があって、それが深いエピソードだったりする。
このエピソードが走馬燈のように駆け回る。
ある校長先生は、指導主事の時代からのご縁で、教頭先生、校長先生へとつながっている。特に後半は学校経営にご尽力された方で大変な学校をもり立てていかれた。
尊敬の念を抱く。
こんなエピソードが駆け回る。
大変お世話になった方ばかりで、感謝の念でいっぱいである。
一つの区切り目のお葉書は、エピローグ。
次への人生の開始をお祝いしたい。
それは、再スタートのプロローグでもある。
今後ともよろしくお願いします。
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テンションが上がるか下がるか

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丸になったら 普通はテンションがあがって発表が活発化する。
ても、たまにテンションが下がる学級がある。
それは問題を解くだけが算数の授業だと思っているクラス。
話し合うもともと話し合う習慣がないから。
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空気がよどむと

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4/27 今日のひとこと
授業中、空気がよどむことがある。
それは、教師の発問や指示に対して、子ども達が意味を理解していないときに起きる。
そこで、教師はさらに言葉を言い換えて説明し始める。
またまた分からなくなる。
よどんだ空気がさらによどむ。
まさにブラックホールへと引き込まれる。

こんなとき、空気の転換が求められる。
「あれれ、何かわからないことがあるの?」
と質問してみよう。
そうすると、事態の打開のポイントが見つかる。
ブラックホールからホワイトホールへの転換は子どもに尋ねてみることなのだ。
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読売新聞で取り上げられる 単行本「○つけ法」の奇跡

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4月23日付けの読売新聞で、単行本「子ども、教師、学校が変わった『○つけ法』の奇跡」が取り上げられました。
4月23日付けの読売新聞で、単行本「子ども、教師、学校が変わった『○つけ法』の奇跡」が取り上げられました。 <swa:ContentLink type="doc" item="22716">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/22716/401143.pdf
HP
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo100423_6.htm

記事の抜粋
「○つけ法」で指導 実践記録を本に
愛教大教職大学院の志水教授

出版された「子ども、教師、学校が変わった『○つけ法』の奇跡」 
ノートに書かれた算数の答えに赤ペンで○印を付けて子どもたちの学習意欲を向上させる志水廣・愛知教育大学教職大学院教授=写真=の指導法を取り入れ、学級崩壊の危機を脱した小学校の実践記録が出版された。タイトルは「子ども、教師、学校が変わった『○つけ法』の奇跡―『どうせできねーもん』からの脱却―」(明治図書、A5判、136ページ、1660円)。教師や児童が変化していった過程が、ドキュメントタッチで描かれており、同じような悩みを抱える学校にとって参考になりそうだ。

 舞台となったのは、茨城県茨城町立石崎小学校。4年前、同校は算数の学力診断の成績が県平均の約8割で、町内の9小学校中、ほぼ最下位。子どもたちの中には「算数は難しい」「頑張っても出来ない」というあきらめムードが漂っていたという。

 授業が始まっても、イスをガタガタ動かし、友だちにいたずらをし、大声を出して授業を妨害する子どももいて、学級崩壊に近い状態。教師が沈静化しようと声をかけると、「どうせできねーもん。こんな難しい問題わかるはずねえよなあ」などという声が返ってきたという。

この後は、下記のアドレスでごらんください。
http://chubu.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyo100423_6.htm
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「個」とは何か?

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4/24 今日のひとこと
 「個」を大切にするということは研究会ではいつでもどこでも言われている。
 ところが,この「個」とは一体何なのか。あなたは辞書で調べたことがあるだろうか。おそらくないだろうと思う。私もそうであった。ある年,「個を生かす算数の授業」という講演をたてつづけに依頼された。そこでやむをえず調べてみたのだ。漢和辞典(旺文社)をみた。つぎのようにあった。
 解字:人が死んでガイコツとなる意。のちに,物を数える言葉として用いる。
ガイコツだというのだ。これで私の持っているイメージはぐらついた。ということは,「個」を大切にするということは,人を殺してガイコツになることを大切にすることではないかと。これはとんでもないことだ。子どもを育てるどころか,真反対の意味になってしまうのである。
 そこで,つぎに,意味の所を見た。
 意味:1.物を数えるときにそえる語 2.全体に対する一つ
 やっと求める意味が出てきた。2の「全体に対する一つ」である。授業で言えば,学級集団が全体であり,それに対して一人ひとりが個である。私は,全体に対するという語が重要だと思う。つまり,全体がないのに個という概念は考えられないということである。だから,学級集団と一人の子供というのを対峙して考えていくべきである。       [志水廣の公式ホームページ]
 
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