最新更新日:2024/04/26
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授業を見ること

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5/31 今日のひとこと
授業を見るとは、どういうことか。
一言で言えば、教師の意図と子どもの思考の変容を読みとることである。
変容の瞬間の前後を見れば、その変容の事実と原因が見えてくる。

そこで、全体を見ることと、部分を見ることの二つの面がある。

1.全体の流れを見る
 (1)指導の筋を後追いしながら見る・・・これは、一時間の展開の仕方をみることになる。
  
 (2)今の状況をみる・・・教師と子どもとは一体化しているかどうか。一体化している授業は良い授業である。
 
2.部分を見る
 (1)教師と子どもとの対応をみる。
 (2)教師の動きだけをみる。
 (3)子どもの動きだけをみる。
  ・ある特定の子だけをみる。
  ・子ども達をみる。
 いずれにしても、何かの目的をもって授業を見ることである。また、授業記録を克明に取ることである。

せっかく授業を参観させていただけるのであるから何か一つ得るようにしよう。
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写真の授業は、ゆさぶりの場面でとても面白かった。

生協でも取り合い扱います。 夢現大自選集

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メールだより「夢現大自選集1」と「夢現大自選集2」について、バーコードをつけることができましたので、愛知教育大学の生協でも取り扱うことになりました。

1.『夢現大 自選集1』・・・・・・・・・300円

2.『夢現大 自選集2』・・・・・・・・・300円  

生協の窓口 0566−26−2704 中村香奈子
メールアドレス  r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp

大きさ B6版  
ページ数 115ページ
自費出版なので、破格の低価格です。
価格は低価格ですが、自選するだけあって、思いは高品質ですよ。
読んで志水の言霊を感じてほしいものです。
ぜひ、この機会にどうぞお求めください。

なお、6月には、「夢現大自選集3」と「夢現大自選集4」を発刊する予定です。お楽しみに。
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プロ教師の顔

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5/30 今日のひとこと
教師の顔はいろいろ。

真剣な顔。
きつい顔。
不満足な顔。
こんな顔だと子どもたちも緊張した顔。

反対に、穏やかな顔。
にこにこした顔。
ゆったりした顔。
ゆとりのある顔。
慈愛に満ちた顔。
こんな顔だと子どもたちは安心した顔。

前者の教師を見ると、どうして「にこやかに」なれないのかなあ?と思う。
何か心配事でもあるのかなあ。不満事でもあるのかなあ。

プロ教師は、にこやかな顔の中に真剣さ、きびしさが
滲み出るものですよ。
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写真のようににこやかに。

偶然を見方にする

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5/29 今日のひとこと
A教授に会いたいなあと思っていた。
自然科学棟の研究室にはおられなかった。
いろいろと探してみたが無理だった。
そこで、事務室でたずねてみた。

もう今日は会えないのかなあと思っていて、事務室を出ようとしたら、
なんとA教授が隣の部屋に入ってきた。
偶然とはこのこと。
なんと運のいいこと。
会いたいという念が引き寄せた感じである。
全くもってついている。
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選択の連続

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5/29 今日のひとこと
人生は、選択の連続である。
ほんの小さなことでも選択を迫られる。
Aに行くべきか、Bに行くべきか、答えは未知である。
未知だけれども、選択はしなくてはならない。
選択の基準に損得を入れると誤ることがある。
むしろ、自分のとって楽しいかどうか、わくわくするかどうかがポイントである。
わくわくすることは直感で分かる。
何かしら希望が見えるものだ。
というのは、わくわくするというのは、魂が真に喜ぶことだからであろう。
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自ら伸びていく子どもの育成

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5/28 今日のひとこと
音楽の授業を参観した。歌唱指導の場面であった。
とてもよい声がででいたし、ハーモニーも素晴らししかった。
その教師が言うには、「私が指揮をすると、もっときれいに歌えるのです。」と言う。
それは、過去のコンクールの実績から言って納得できる。

「でも、敢えてそれをしたくないのです。」
「もっと、自分で自覚してよい音を作って行ってほしいのです。」とも言った。
この思いに共感した。

教師の指揮のもとでの子どもの活躍と、子ども自らの向上する姿での活躍とではスケールが違う。
ぜひとも、後者を目指したいものである。
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人材が育つ

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5/28 今日のひとこと
昨日、京都府久御山町佐山小学校を訪問した。佐山小学校は秋に研究発表を控えている。5年目の継続研究である。
人事異動があり、研究の継続は容易ではないが、ここからの一踏ん張りが期待できる授業内容であった。10月の研究発表会が楽しみである。
さて、久御山町のコンサルティングを始めて11年目になるという。
御牧小学校から始まって、佐山小学校、東角小学校のコンサルティングをしている。学力向上の成果はでている。
10年も継続すること自体が奇跡である。大概、校長が替わったらそこで研究は終わりというのが普通である。にもかかわらず、継続しているのは、久御山地区の学力向上には志水メソッドが必要であるという石丸教育長をはじめ3校の校長先生と職員の思いがあればこそである。
10年続くとどうなるのか。中堅教員が育つということである。志水メソッドで授業を作ることができる教員が3校を巡り、それがお手本となって学校を引っ張って行ってくれている。私にとってはこれほど嬉しいことはない。
学校が変わっても町内の異動ならば、その教師の経年変化は分かる。特に、授業力の伸びが見られる。
続ければ確実に人材は育つということが言える。

さて、教育長に会うたびに、久御山の未来について語ってきた。昨夜は、教育長から久御山のビションを伺った。とてもおもしろい構想であった。
一人ひとりの教師の授業診断もするが、一つの学校、さらに3つの学校への未来を考えている。久御山地区の10年先、20年先を見据えた教育改革が進行している。
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タイヤ交換

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5/26 今日のひとこと
今の車も気がついてみれば、4万キロ走っていた。
1本のタイヤがかなりすり減っていた。それで、交換しようと思った。
知り合いの工場で、4本とも交換する作業を見ていたら、ほかのタイヤもかなり減っていた。
何度も見ていたが、ほかのタイヤの減りはそれほどひどくないと思っていた。
というのは、今の車のタイヤは、これまで乗った車のタイヤとは違ったところにスリップサインがあったため、サインを見逃していた。
経験でつかまえた常識が判断を誤らせると思った。

交換して乗ってみると、とても静かで乗り心地がよい。
ブレーキの利きもよい。
また、わくわくして運転できる。
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皇學館大學で模擬授業

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5月22日 三重県の皇學館大學教育学部でセミナーに出席し、模擬授業を中心に講演した。杉野裕子准教授からの依頼で訪問した。

とてもさわやかな学生たちだった。
また、とても熱心だった。
3年生は教育実習前なので、授業のこつを必死にメモしていた。
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はじめの姿

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5/25 今日のひとこと
子どもが「できる」と思って、本時の課題を出すのか、子どもが「できない」と思って出すのかでは大違い。

基本的に、学習というのは、新しいことを学ぶことである。
だとすると、はじめから「できる」と思うことは間違っている。
初めての学習だから、「できない」と思うべきである。
だとすると、どのようにすれば子どもに「できる」ようになるのかを考えることである。
ヒント、図、言葉など、教師の工夫が不可欠である。
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場の空気

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広島のM校長先生より、○付け法の校内研修について報告メールがきました。
実感のこもったメールです。

「昨日、本校でも初の校内研修を行いました。
O小で、○付け法を実践していたY研究主任がはりきって、メニューを作成して、初心者5名を含めた全教職員で研修しました。
A先生が、B小学校で志水先生の前で、思いっきり×つけ法をおこなってしまったという失敗談も話しながら、パワフルなお手本を示してくれました。
その後、実際に、みんなで○付け法を体験したのですが、演習が始まったとたんに、
場の雰囲気が、ふわっと柔らかくなり、和やかな空気に包まれました。
これが、○付け法の力なのだと再認識しました。」

その通り。みんなで、部分肯定の言葉を掛け合っていくと、場の空気が柔らかくなる。
「愛」に満ちた言葉の授業空間にしていってほしい。
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夢はドラマをつくる

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5/24 今日のひとこと
夢を持って歩み始めると、応援団が現れ、ドラマが始まる。

小さな夢、大きな夢、人それぞれ違う。

あなたがもつ夢はどんな夢ですか。
その夢の未来にはあなたが作るドラマがある。
あなたらしいドラマを楽しみながら生きてくださいね。
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仮想危機の設定

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5/22 今日のひとこと
普段はあまり困らないから、考えることは少ない。
困ったときになって初めて考え出す。
そこで、打開の一手が飛び出す。
これはとてもラッキー。

もう少し上のラッキーがある。
困らないときに考えるのである。
でも、困らないから何を考えてよいのかが分からない。
だとすると、何か一つでも困る状況を想定してみたらよい。
□□になったらどうなるかなあ。
△△の場合だとどうなるかなあ。
これは学校経営、学級経営、授業づくりでもそうだと思う。
仮想で危機対策を考えていると、そうあわてる必要もない。
困っても「き・ぶ・ん」が違う。はんぺんのように気分が違う。

ただし、妄想ばかり追いかけるとそれが実現してしまうので、最後は、安心の形でおさめておくことがポイントである。
□□の場合は、○○のことをすれば大丈夫。もうこれで安心!!
と言い聞かせると良い。
否定形で終わらずに、肯定形で終わるようにするとよい。
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適用問題定着法

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小方小学校で小数のかけ算の指導で、フラッシュカードを使っていた。
これはとても有効だった。

忙しい中身は

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5/20 今日のひとこと
何だか忙しいなあと思って仕事を振り返ってみると、
今の仕事はある情報XをAという場所からBという場所に送っていることにすぎないと気づいた。
写真を撮った。それをパソコンの中に入れる。
メールが来た。それを印刷してみる。そして、ファイルに整理してファイルに入れる。
こんなことに時間をとられている。情報はそのままで場所が入れ替わっただけである。
情報Xについて新しい価値が生まれていない。

本当に大事なことは、新しい情報Xを生み出すことである。
そのためには、自分の頭で考えること、また本を読むこと、人の話を聞くこと。
すなわち、考えざるをえない空間に身を置くことである。

そして、何かを生み出す作業をすることである。
指導案を作ってもよいし、教具を作ってもよい。
私の場合は、原稿を書くことである。書くことはかなり頭を使う。
書くことは頭の中で考えたこと、すなわち思考の外化である。
みなさんも意識的に・意図的に書くことをされるとよい。

さて、話を戻して、情報の移動なのか、情報の価値生産なのか、忙しさの中身の点検をお願いしたい。
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広島県大竹市立小方小学校訪問

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5月17日、広島県大竹市立小方小学校を訪問した。内容は、授業参観・指導と講演である。
3年間続けて訪問しているが、今回は、秋に算数の研究発表会を控えての訪問である。
とはいうものの、職員の半数近くが転勤されており、もう一度やり直しという感じである。
なぜ、○付け法なのか、なぜ、意味付け復唱法なのかについて学んでいただく必要がある。もっと言えば、算数の授業づくりの基礎・基本の理解が必要だと思う。

さてさて、実際の授業であるが、どの教室も活気にあふれていた。子どもたちも学ぶ意欲が高かった。
集中授業として小濱先生がされたが、小濱先生の願いが現れている授業であった。
その願いはどの子にもわかってほしいという願いである。入念な準備のもとでされた。そのおかげで、子どもたちははりきった。一つ一つの岸の発問や指示に対して敏感に反応していた。しかも建設的であった。子どもの力の跳ね方が大きいぐらいで教師のコントロールを越えるぐらいであった。
教師も子どももいい汗をかいたという授業であった。

講演では、がらがら声の私の話によく耳を傾けてくださった。算数の授業の基本についてお話した。これから秋へ向けて前進してほしい。
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広島県大竹市立小方小学校
http://www8.ocn.ne.jp/~ogatakko/

直しても直しても

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5/19 今日のひとこと
本日、メールだより「夢現大」自選集3と4の初稿について、誤字脱字などについて修正した原稿を印刷所に返却した。

初稿で渡したときには、2回以上、二人の目を通して誤字・脱字を修正した。
ところが、今回、印刷所からやってきたゲラ刷りを見ると、多くの修正箇所を見つけた。直しても直しても出てくるという感じである。

昔は手書き原稿だった。今は、原稿の段階からパソコン・ワープロでの活字である。すると、ついついうまく活字が並んでいると思いがちである。目の錯覚とでもいうべきか。
目は活字を都合のよいようにつなげて読んだり、飛ばして読んだりしているのかもしれない。
日常の会話も単語の連続で通じることがある。それは雰囲気で分かるからである。
しかし、文字原稿の場合は、相手は目の前にいないわけだから、正確に的確に記述することである。また、読むことである。

正確に活字を追って読んでいくことの大切さをあらためて感じた。
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今、何をすれば

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5/15 今日のひとこと
子供に活動をさせたい。
そんなとき、子供は教師の指示の通りに動いている。
しかも、□□をしよう。あるいは□□をしなさい。と指示されている。
目的を伝えたい。その際、短期の目的と長期の目的がある。
目的を添えると、今何をしているかが明確になる。
これは、△△のために、□□をしようと指示を出したい。
できれば、それを板書したい。
音声言語だけで伝えていると、
途中でどういう意味かがわからなくなる。
文字言語として残したい。
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京都府井手町訪問

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京都府井手町の小学校と中学校の学力向上のため、22年度よりスーパーバイザーを委嘱された。
昨日、5月13日、井手中学校と井手小学校を訪問した。
午前は、井手中学校であった。9クラスの授業を参観した。どのクラスも教師も生徒も落ち着いて学習していた。昼休みに参観したクラスに対してアドバイスした。たぶん、このような指導を受けることは初めてだと思うが、みなさん真剣に聞き入っていた。授業の密度を濃くするとはどういうことかについてアドバイスしてきた。

午後の会では、井手小学校の授業参観と井手町全体教員の会であった。
5年の鈴本先生の授業であったか、この授業には感動した。3月に志水塾を愛知教育大学で実施したが、各校2名ずつ参加され、計6名が参加された。
このときに参加したのが鈴本先生である。○つけ法はばっちりであった。適用問題定着法は教えていないのにもかかわらず、効果的にフラッシュカードを使われていた。
感動したというのは、最後の問題でつまずいていた子供がいた。その子に対して部分肯定しながら解決されて、そして、最後の場面で発表されていた。「できた」ことを発表されたのである。これこそ、「愛」で育てるだとコメントした。
45分間の授業に連続性があり、子供が常に集中としていた。問題量も多い。
もちろん、次へのアドバイスは指摘したが、愛で育てることの基盤があることに本当にうれしかった。さらに、伸びていくことを期待したい。
これが井手町のスタートだと思うと、前途は明るい。
ありがとうございました。
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そんとく

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5/13 今日のひとこと
損得の世界を考えていれば、損した得したとか騒ぐ。

尊徳の世界を考えていれば、心清やかに生きることができる。

また、あえて損をして徳をとることもある。

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