最新更新日:2024/03/18
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○付け法への招待136 自力解決の力を奪う指導法

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○付け法への招待136

ある授業では、子どもが問題を自力解決できるのに、すぐにグループ学習で友達から教えさせている。

また、ある授業では、ほんの少しのヒントを与えるだけで自力解決できるのに与えない授業。

さらに、ある授業では、自力解決で○になったら話し合うことがないから、○にする必要がないという授業。

いずれも「だめ」なんだなあ。そのような方法で、本当に子どもが自力解決できるのか。

体育の運動に例えれば、上のことがいかにバカバカしいかわかる。


有限の中に

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7/27 今日のひとこと
我々は有限の「いのち」の中で生きている。
この有限を自覚することで、今を大事に生きることができる。
肉体は有限だけれども、心は無限である。
だから、心を生かせば、もっと自由に生きることができる。
あなたの心を制約しているのは何か。
解放してあげよう。



酸化と抗酸化

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7/29 今日のひとこと

酸化と抗酸化がある。
酸化はさびる。
抗酸化はさびない。
むしろ良くなる。

今、取り組んでいる方法が酸化の方向なのか、
抗酸化の方向なのかによって
結果は大きく異なる。


UD27 できない子ほど

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できる子どもをほめるのは当たり前。
できているところがあるから、例えば、計算、式、答えなどが正解だと、ほめるところがあるので、ほめることができる。

では、できない子どもはどうなのか。
できていないのだから、ほめることができない。
だけれども、できない子どもほど、ほめてあげないと、やる気は起こらない。
ほめてあげないで、やる気は起こるのか?
この簡単な事実を忘れてはならない。
ただし、現実は、できないのでほめるところがない。
この負のサイクルの転換が必要である。

どうすればよいか。
まずは、少しでもできる状態をつくることである。
式、計算、答えの順番があるとすると、式を立てることができたら○である。
次に計算の途中があっていたら○である。
さらに、最後まであっていたら○である。
この方針を部分肯定という。

要約すると、できていない状態からできている状態へと、問題解決の一歩を進めてあげるのが教師の役割である。

○付け法の精神は、どの子も○にしてあげたいということである。
そのためには、部分肯定の精神に基づいてやりたい。
「ここまでは合っているよ」
と指摘したい。
全く手がついていない子どもには、問題解決のスタートと方向性を教えてあげたい。
そうすれば、自力解決の時間に何も書かないという子どもはなくなる。
どんな言葉かけをするのか、それが教材研究である。


UD26 5ヶ月間連続第一位

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「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)は2月に出版し、
3月の半ばに算数数学部門で第一位になり、その後、現在7/25に至るまで、
連続第1位をキープしている。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2

どうしてなのか?

おそらく口コミである。
普通は1ヶ月も一位を保てば素晴らしいことである。

現在、第5刷りである。

いくら義理で買ったとしてもこれだけ出て行くことはない。
ぜひとも書店で見てほしい。
そのよさを実感するだろう。


【わくわくクラブ】1学期用 DVD 郵送

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わくわくクラブ会員のみなさま

お待たせしました。

わくわくクラブ特典の1学期用DVDを郵送しました。

内容は、志水先生の示範授業「カレンダーの数表のひみつ」です。

落合康子先生と志水先生による授業解説付きで、とてもわかりやすくなっています。

どうぞ、お楽しみください。


東日本大会 報告4

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東日本大会の世話人である松田真紀子先生からのメールです。

<今回の東日本大会、出版記念講演会の大成功、本当にうれしいものでした。
大羽先生が書いているように、志が同じ者が集まると本当に楽しいことを
私も実感しました。
「ブレない芯」を持たなくてはいけないと思いました。そのために、もっともっと学びを深め、自分の言葉で語って行こうと思います。「全員の生徒がわかる」これを核として授業を考えていきますし、行動していこうとおもいます。>

写真は、大会後の懇親会。
夕方から夜にかけて、天気は大荒れ。雷ゴロゴロ。
めったに見ることのできない夜景でした。

大会中は晴天。懇親会後も晴れ。
なんとついていることか。




自由

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7/24 今日のひとこと

人は、「心」の自由を得るとき、

「行動」の自由を得る。


UD25 理解の遅い子どもには

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理解の遅い子どもは、自力解決の後の話し合いで救えるか。

自力解決がまずできていない。
その後、「できない」ことの劣等感の中で、友達の正答の意見を聞く。
その際、「それはどうしてできたの?」
    「なぜ、その考えに気がついたの?」
と心を吐露できるであろうか。

これが毎日毎日となるとできないものである。
この理解の遅い子どもの気持ちをくんで授業をしたい。
授業の最後になればなるほど、意欲が減退し、友達の発言の内容がわからなければさらに落ち込む。そして、他の子どもはどんどん解いていくのに、ぼくはできないままである。
結局、教師もなかなか手をかけられない。

ではどうすればよいのか。
できる限り授業のはじめの方で指導しておくことである。
1.ヒント包含法は、問題提示のときにさりげなくヒントを入れておくこと。
2.自力解決での○付け法は、早めに指導して少しでもできた状態にしておくこと、
3.先行学習は、授業前の朝、または前日に短時間、指導の時間をとって教えておくこと。
やり方を教えてもよい。
4.練習問題での○付け法は、先ほど理解できたことを適用して、教師からの確認でさらに確信をもつことになる。「よし!できるんだ。ぼくは。」

自力解決で少しでもできていれば、話し合いに望む態度は安心感の中で聞くことができる。
反対に、できていなければ、不安感の中で聞くことになる。「何を言っているのか分からない。」「それは、私の世界ではない話だ。関係ないもん。」つまり、話し合いに参加できるレベルではない。つまり、同じ土俵ではない。

志水メソッドの1.2.3.4.は、理解の遅い子どもにとって優しい、易しい方法である。
どの子も「分かる」「できる」ことになるので、ユニバーサルデザインによる授業なのである。

UD24 大羽沢子先生の企画 ユニボくん

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ノート指導に困っていませんか。

そんなときに役立つのが、マグネットシート「ユニボくん」。

ノートと同じ方眼の薄いボードです。
これは、「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2
の著者の大羽沢子先生の発案によるものです。ユニバーサルデザインとボードを結合して、愛称としてユニボくんとつけました。

よさ1 子どものノートがきれいになります。
よさ2 教師の教材ではノート指導を意識した板書計画を作るようになります。
よさ3 限られたノートに何を残そうかと意識するようになります。
よさ4 子どもにノートの行どり、ますめどりについては負担を減らすことができます。
よさ5 マグネットなので、黒板に張り付くので、落ちてきません。安全なのです。小黒板だと不意に落ちてきます。
よさ6 5月に軽量化できました。丸めて保存できます。
よさ7 罫線は市販のものより見やすい色を使っています。
よさ8 市販のものよりも低価格です。

詳しい案内はこちら。
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/data/2370003/...
写真上は、中学校用
下は、小学校用

UD23 東日本大会、出版記念講演会に参加して得られた学び

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大羽沢子先生よりメールが届きました。紹介します。

「志水廣先生
こんばんは。東京では大変勉強させていただき、ありがとうございました。

今回も大きな学びがいくつかありました。
一つは、志水メソッドを使えば、UDの視点をふんだんに持っている授業が作れるということ
二つ目はやっていることの目的が正しければ、よきタイミングが必ず訪れること
三つ目は同じ志をもつものが集まると本当に楽しいということ

今までもこれからも教育を取り巻く環境も視点も大きく変わると思います。これまでの
当たり前をもう一度見直し、普遍的なものと時代に必要なものを見極めるのが大事なのではと思いました。

私は私に与えられた役割を果たしていこうと改めて思いました。

これから10年のビジョンが見えたような気がしました。
がんばります。 ありがとうございました。
                      大羽沢子」

二元論からの脱却

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7/23 今日のひとこと
「分かる」「できる」授業を保証していくと、算数の面白さが伝わらないという主張がある。
これは本当だろうか。

本当に「分かる」と面白いし、「できる」と面白い。
「分からない」と面白くないし、「できない」と面白くない。
これが子どもの事実である。
問題も解けなくて面白いという子どもはかなり少ない。
この事実に目を向けるべきである。

学習指導要領の目標には、基礎基本の知識と技能を身につけと、共に数理のよさに気づきとある。
どちらも必要である。
そこで、私はさらに、「分かる」の中に3段階あると考える。

第1段階 知っている段階。
第2段階 意味を理解している段階
第3段階 よさを理解している段階。

第2、第3の段階の「分かる」ときには、算数の面白さを分かることがあると考える。

二元論ではどちらかに偏る。
段階論、内包論ならばどちらも生きることになる。

出版記念講演会 in東京 報告1

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「愛」と「心」育てる出る算数の授業、「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)の2冊の出版を記念して講演会を東京の明治図書の本社で開いた。

休日にもかかわらず明治図書(木山麻衣子さん)のご好意で本社3階のスペースを利用させていただいた。

当日は、25名ほどの参加者で、東京、神奈川、千葉、茨城、山梨、長野、大阪、愛知、奈良、福岡から参加された。
とてもきれいな空間で話すことができ、幸せであった。

志水のユニバーサルデザインにもとづく授業をビデオで解説、
落合康子さんの一人の子どもが変容する感動物語、
大羽沢子さんの特別支援児に対する長年の指導の積み重ね
を聞くことができた。
ありがとうございました。

プレゼン資料
志水 廣
「愛」と「心」育てる出る算数の授業、「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)の2冊の出版を記念して講演会を東京の明治図書の本社で開いた。

休日にもかかわらず明治図書(木山麻衣子さん)のご好意で本社3階のスペースを利用させていただいた。

当日は、25名ほどの参加者で、東京、神奈川、千葉、茨城、山梨、長野、大阪、愛知、奈良、福岡から参加された。
とてもきれいな空間で話すことができ、幸せであった。

志水のユニバーサルデザインにもとづく授業をビデオで解説、
落合康子さんの一人の子どもが変容する感動物語、
大羽沢子さんの特別支援児に対する長年の指導の積み重ね
を聞くことができた。
ありがとうございました。

プレゼン資料
志水 廣
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

大羽沢子


大羽沢子
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

落合康子


落合康子
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

出版記念講演会 in東京 報告2

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出版記念講演会 in東京 報告2

会の様子

わくわくクラブ東日本大会 報告3

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わくわくクラブ東日本大会 報告3

実践発表と振り返りの会

わくわくクラブ東日本大会 報告2

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わくわくクラブ東日本大会 報告2

会の様子

わくわくクラブ東日本大会 報告1

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わくわくクラブと志水塾の共催による東日本大会を昨日7月20日に、東京代々木にある国立オリンピック記念青少年総合センターにおいて開催した。
http://nyc.niye.go.jp/

わくわくクラブでのスタッフを中心にした会である。
参加者は20名であった。
東京、茨城、千葉、長野、静岡、愛知、福岡のメンバーが集まり、志水メソッドについて中級レベルの協議を行った。

内容 
1 志水 廣の講演・・・授業力を高めるための取り組み−志水メソッドの現状と未来
2 算数の模擬授業・・・共同参加型模擬授業
  百瀬 薫(長野県木曽郡)・・・授業力を高めるための視点   
3 実践発表 
  福井孝子(静岡県伊豆市)・・・志水メソッドを活用して、個人差に応じる算数の授業づくり
  早渕白輝(東京都清瀬市)・・・音声計算を広めるための一手法

算数の授業で、何が問題なのか。
どの子にも「わかる」「できる」を保証するための授業構成、教材研究、実際の授業手立てについて綿密な議論を重ねた。
アットファミリー的な雰囲気の中で真剣に、密度の濃い授業改善のための協議ができた。
私も総括的にアドバイスすることで勉強になった。
愉しく、ゆったりと、まさに、「悠・愉」の世界を実現できた。
ありがとうございました。



機会

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7/20 今日のひとこと
物事の終わりと始まりには、諸般の事情がある。
その原因はなぞのまま終わる。
説明の機会はなかなかない。

しかし、やがて説明の機会がやってくる。
不意にやってくる。

まさに、必要・必然に世の中は動いている。

板書の続き

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筑波大学附属小学校での公開授業。
最後に書いた板書が左端に示す。

一般化をはかる。

筑波大学附属小学校で公開授業

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昨日7月19日、筑波大学附属小学校で公開授業をした。
筑波でしたのは3年ぶりだと思う。

単位分数のひき算とかけ算の関係を授業でした。
少しずつ種をまき、後半で問いが発生した。

どこで本気にさせるのか、
そして、単位分数という数学の世界に不思議さを感じてもらえばよいと願って授業した。

ありがとうございました。



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