最新更新日:2024/04/27
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新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

大阪府堺市立津久野中学校区小中合同研修会

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本日、10月13日、大阪府堺市立津久野中学校区小中合同研修会が津久野中学校で開催された。90分の講演をしました。


講演内容の依頼は、ユニバーサルデザインに基づく授業のあり方である。
ユニバーサルデザインの研究をこれまでもしてきたなかで、新たに話を聴きたいということでご縁ができた。

小学校3校と中学校1校の教員全員の研修会のため、100人近くの方が参加された。みなさんとても熱心で、私の話に耳を傾けてくださった。

事前に用意していたレジュメはあったのであるが、校長室でいろいろと話を伺う中で、話題を変えて語り始めた。本音で話した。
いろいろな事例をもとに「知」と「心」の変容を目指す授業について語った。
気がつくと、80分間が過ぎていた。

音声計算については詳しく話すことができた。○付け法と意味付け復唱法についてさわりの部分のみであった。授業の面白さについても触れることができた。
ユニバーサルデザインが大事といっても、面白くない授業は、だめである。
ユニバーサルデザインに基づく授業は、学習意欲の喚起もあるので、教材の深まりを考えたものでなくてはならない。

講演会後、数人の方に囲まれて教材研究の質問に答えた。
とても熱心な方が多かった。



語った内容については、パワーポイントに整理したので下記をごらんください。

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10月8日、京都府久御山町御牧小学校 2

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10月8日、京都府久御山町御牧小学校 訪問2

意味づけ復唱法の場面に遭遇した。
東角小学校から転勤したきた神村先生があまりのあるわり算で意味づけ復唱法を使っていた。
志水式の復唱法は、「受け止める」→「広める」→「深める」の3段階がある。これをお手本のように使っていた。

そこには、子どもの言葉から算数の授業を繰り上げるのだという明確な意志を感じた。お見事であった。
教科書で書かれている内容も深い所の発言がでて、それが板書に残し、またノートに残っていた。
神村先生は、志水塾京都大会が和束小学校で開催されていた頃からの知り合いである。意味づけ復唱法を急所の所で使うことはなかなか難しい。それを冷静にやっていた。ずこいなあ。


足りないという発想では

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10/12 今日のひとこと
何が足りないかを考えている限り、新しい発想は出てこない。

足りないのなら、補充しようということになる。
でも、補充したら、それでお終いということになる。

突き抜けた改革をしようとするならば、もっとこうなりたいという思いから施策を考えることである。

宇宙語どうし

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10/11 今日のひとこと

教師からみたら、子どもたちの会話は何を言っているのかわからない。
特にな1年生は単語とオノマトペの世界。
まさに宇宙語を話しているようだ。

ここまでは普通の話。

ところが、この反対の話を伺った。
子どもにとっては、教師の言葉は宇宙語だという。
確かに、新しい言語を駆使する教師の言葉を子どもは理解できない。

そうすると、教室空間は宇宙語の響き合いである。
だから、ずれが生じてもやむをえない。
そこで、理解しあうためには、復唱とその意味を問い返すことである。
よって、意味付け復唱法が不可欠なのである。

名古屋市教育委員会免許更新講習

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本日、10月、名古屋市教育委員会主催の免許更新講習に行って講話をしてきました。
8月には同市教委の講習を名古屋市立大学で行いました。このときは80名近くの方がいました。今回は、7名でした。
7名なので、一人一人の要望を聞いてから話しました。
とてもアットホームにやりとりができて、楽しく講演ができました。

ある女性の先生は、「まるでトークショーのようです」と感想を述べられました。また、「私は算数が苦手なんです。それで、今回、この科目を選択しました。来てみて、とても面白くて楽しかったです。」と。

講義、示範授業のビデオ、教材研究の仕方、B問題に対して力の付け方などについて話しました。
ありがとうございました。

指導主事の方から挨拶を受けましたが、愛知教育大学の卒業生でした。頼もしく感じました。

豊川市教育委員会主催の研修会2

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豊川市教育委員会主催の研修会2

授業の協議会、講話の終了後、授業者に対して安藤主事とともに授業診断を行った。
どこがこの授業のよいところなのか。
教師の思いと手立ての妥当性について検討した。

夜は、夕食会があり、市教委の先生方と楽しく授業論について語り合った。
市教委の方々の温かい気持ちが伝わってきた。



豊川市教育委員会主催の研修会で

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10月9日、愛知県豊川市教育委員会の研修事業として4年・5年目の教員のためのス
テップアップ研修会によばれて行ってきた。昨年に引き続いて2年目である。
内容は、代表者の授業の参観、参観教員に対して授業の見方・考え方を指導する。最後に、授業診断を個別にした。

牛久保小学校の藤沢先生が4年目の代表として授業を行った。とても生きのいい授業であった。確かな学級経営の風土の中で子ども達が問題解決に取り組んでいた。
教師の切り替えの早さ、個別指導の粘り、具体物の準備、子どもが分かっていく変化などなど見応えがあつた授業であった。

私と安藤指導主事と作戦を練って授業研究に臨んだ。
研修会の反省会の持ち方は予定した案はあったが、授業後の雰囲気を察知して、授業後の数分間で会の持ち方の方向を修正した。安藤先生も臨機応変に対応できる方なので、それに賛同してくださった。
集まった教員にこの授業から学び取ることを良さことと改善点をグループで話し合わせた。そこで、問題意識を掘り起こした。
それらを発表させてみると、さすが4・5年目の教員である。なかなか学びの深い意見が多々あった。それらを2人の指導主事が板書された。
私は、それらの発表を受けて、授業づくりの見方考え方、算数数学科の授業の原則について話した。講話しながらも、ミニミニ模擬授業もした。最後に、ノートにどんなことを書かせたいのかについて話した。

授業もライブ、協議会もライブ、そして私の講話もライブであった。
やはり、ライブは面白い。

講話の内容
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

京都府久御山町立御牧小学校訪問

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10月8日、京都府久御山町御牧小学校を訪問した。

若い教師たちの伸びゆくエネルギーを感じた。

1年生の授業では、子どもの発言が昨日とつないで発表された。
既習をもとに新規内容を関連づけていく授業があった。

6年生の授業は代表授業であった。教師のてきぱきとした発問や指示にそって子どもは動いていた。教師と子どもの人間関係ができているからこそ成立する授業であった。


生徒の気持ち

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10/7 今日のひとこと
ある授業で生徒が数学の問題の説明の発表から始まった。
私にとってははじめての問題なので、途中でついていけなくなった。

このような説明が2問続くと、黒板を見る気がなくなった。

できない生徒ってこんな感じなんだろうなと思った。

ちなみに、私はノートに問題を解いてみた。すると、解けた。
この後、他の説明の板書も見る気になった。

なるほどそうか。
人の解法の説明は、自分なりに解けてからでないと、受け入れがたいものがある。

たった10分間ほどの時間に生徒の気持ちがあらためて分かった。

その場の迫力

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10/6 今日のひとこと
授業を場で見ること。

その場で見ると、授業の空気を感じることができる。
教室の張り詰めた空気、またはゆるんだ空気、などなどを感じる。

良い授業は、教師と子どもとが一体化してお互いに考えている。
それそぞれの発言が的を射ていく。
この空気感はたまらない。

ゴール

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10/5 今日のひとこと
ゴールを見定めると、その前の手立てが決まる。
教材研究はゴールを決めることから始まり、その前の場面では何をすればよいか、さらに、その前の場面は何をかればよいかを考えていくことである。
この教材研究の順序を逆思考の教材研究と呼ぶ。

さて、そこで、このゴールの見定め方が一番問題である。
1.知識・技能が授業の最後に身に付いて、「できる」ようにしたい。だから、問題解決の仕方を教える。
2.解決の仕方を生み出すこの思考方法を身につけさせたいから、思考方法に重点を置いて教える。
3.単なる解決の方法だけでなくて、他の分野にも応用可能な学び方を身につけさせたいから学び方に重点を置いて教える。

1か2か3のいずれかが大事という区別した見方では、偏った指導になってしまう。
実際に知識・技能は身に付けさせたいし、考え方も身に付けさせたい。
これらの調和を取るためには、やはり自ら「考える」場がなくてはならない。
苦労して考えたことは忘れないからである。

また、学力差も考慮に入れて、1と2と3の配分を考えるとよい。
よくできる子どもには、3までを求めたい。
普通にできる子どもには、1と2を求めたい。
指導に手がかかる子どもには1を求めたい。

つまり、その子どもの力に応じて指導に当たりたいのである。
では、その証拠はどこに現れるか、ノートである。
ノートを見れば、その子の学びの足跡がある。
特に、振り返りを書かせたノートにはそこが現れている。
今一度、振り返りを点検して見てはどうだろう。
あなたの授業のレベルが見えてくるだろう。

北九州市立門司中央小学校の研究発表会2

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北九州市立門司中央小学校の研究発表会2

中央小学校の研究の特徴は、視覚化にある。
算数的活動に対応した分かりやすい板書の構成に見習いたい。



北九州市立門司中央小学校の研究発表会

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昨日、北九州市立門司中央小学校の研究発表会があった。
オンリーワン事業を委嘱されて9年目になる。
単学級という制約のなかで、職員は、研究を受け継いでいる。
今年は上昇期に入った。
明らかに昨年より子ども達の空気が変わった。良くなったのである。

アクティブラーニングが言われてきているが、4年の面積の授業や特別支援学級の重さの授業、1年の長さくらべの授業でそれをみることができた。

1平方センチメートルを大切に並べている活動は子どもがあれこれと思考していた。

講演資料
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だし

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9/30 今日のひとこと
味付けには、だしが不可欠。
授業にも「だし」が重要。

昆布だしの授業、カツオだしの授業、シイタケだしの授業、煮干しだしの授業。
それぞれにうまみ成分は異なるが、だしの効いた授業は面白い。

一番いただけないのは、うまみのない授業。
つまり、味のない授業。

だしがきいている授業を作りませんか。

平成27年度 授業力アップわくわくクラブ 新規会員申込みのご案内

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平成27年度の継続会員の方には、今年3月にすでに案内を送り、殆どの方に会員を継続していただいております。ありがとうございます。
ところが、新規会員向けには、このHP上では案内をせずに今日まできました。配布文書にも掲載していないことがわかりました。そこで、遅ればせながら新規会員ご希望の方にHPでお知らせすることにしました。

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授業力アップわくわくクラブでは、メールブック「「悠・愉」」の毎月配信、志水廣の示範授業・講演のDVDの毎学期配送、研究会の開催、単行本の発行など、志水関係の情報を提供する様々な活動をしています。

どの子も「わかる」「できる」「身に付く」ことを会の理念として提起しています。

このたび、平成27年度の授業力アップわくわくクラブ新規会員の案内をお知らせします。
会員になりますと、様々な特典があります。

関心のある方は、次の案内をごらんください。
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授業力アップわくわくクラブの趣旨

わくわくクラブが目指すのは,次のクレドに示している。
1. 授業を通して教師と子どもが「共に」成長できるように務めます。
2. 授業をわくわくしたものにします。
3. わくわくした授業にするために,常に我々教師は「知」と「心」と「腕」を磨くようにします。
4. 授業を通して得られた知見は,会員相互に提供しあいます。
5. 地域の活性化のために動けるような人財づくりをします。
 私の目指すところは,楽しくわくわくする授業の創造であり,なおかつ楽々にやりとげる学びの集団である。そのためにも授業力アップわくわくクラブでは,毎月のメールブック配信,学期ごとのDVDの提供,各種イベントを企画している。


一般と具体の往復を

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9/29 今日のひとこと
一般的な言葉が出れば、具体的な事例で説明させる。

具体的な言葉が出れば、一般的な言葉にまとめさせる。

具体と一般の往復をすることで、深い学びにつながる。

音声計算の検定

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名古屋市立大高北小学校では、音声計算について検定を実施しています。

このことについて、高藤先生から詳しいやり方の報告がきましたので、紹介します。

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音声計算の練習の成果を、全校の場で発揮できれば、
児童の計算力向上意欲を燃やすことができると思い、始めました。
合格だった児童は、練習の成果を感じ、
不合格の児童は、次への検定での挽回を目指すことができると考えたのです。
(志水先生のHPでの記事を参考にしただけですが…)

初めに、検定用紙を作りました。
形式は、音声計算カードと同じですが、
1枚の検定用紙には、32問の問題が載せました。これは、カードの8割の問題
量です。
検定では、答えを書いてもらわないといけないので問題数を減らしました。

検定用紙は、たし算、ひき算、かけ算、わり算で作っています。
それそれ、1段から4段という段階を設けました。

例えば、たし算なら
たし算1段は、繰り上がりのないたし算(音声計算カード通りの問題配列)
たし算2段は、繰り上がりのないたし算(音声計算カード通りではない問題配列)
たし算3段は、繰り上がりのあるたし算(音声計算カード通りの問題配列)
たし算4段は、繰り上がりのあるたし算(音声計算カード通りではない問題配列)

ひき算、かけ算、わり算も、いわゆる九九の範囲です。

2年生で実験し、「32問中、29問正解だと合格」を設定しました。

開催順序は次の通りです。

1 学級担任を通して、計算力検定の開催日時を伝える。
 ・ 1週間前までには、予告ポスターと共に担任に伝えます。

2 検定当日、検定希望の児童が、体育館に集まってきます。
 ・ 全校児童300人強中、100人強は参加します。多ければ、半数程度は集まり
ます。

3 児童は、希望する検定用紙1枚を取らせます。
 ・ 計16種類、今年度は2種類増やして18種類の検定用紙から選びます。
 ・ カードは二つ折りにして、問題は見えないようにしています。
 ・ 学年・組・名前を書く欄は見えるようにし、検定が始まるまでに書いてお
くよう指示を出します。

4 「よーい、始め」の合図で一斉に問題を解き始めさせます。
 ・ 時間は1分間。

5 検定用紙を指定の場所に提出させます。

6 私が〇付けをします。合格者に対し認定証を作ります。

7 後日、担任を通して、検定用紙を返却してもらいます。

8 合格だった児童には、校長先生から認定書を手渡していただきます。
 ・ 休み時間に、応接前に来ることを、担任から伝えてもらいます。
 ・ 応接前で、次から次へ認定書が渡されます。
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上の検定の実施方法はとてもわかりやすい。
これを支えるのは、冒頭に述べている「子どもの意欲向上」を図りたいという思いである。これがあるから具体的なことがイメージされてくる。


伊丹市のユニバーサルデザイン

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有岡小学校を訪問したときに、指導主事の方から上の冊子をいただきました。

「みんなの教室、みんなの授業」
副題に教育のユニバーサルデザイン化

とあります。
中を開いてびっくり、とても良くまとまっています。
恐れ入りました。
文部科学省から平成25年度から3年間の委託時宜用として、「インクルーシブ教育」について研究し、まとめられました。
敬意を表します。

伊丹市立有岡小学校訪問2

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5校時の後は、有岡小学校の併設の幼稚園の先生方に少しアドバイスをさせていただき、授業診断となった。

その後、私の講話があった。
算数の授業づくりとともに有岡小学校が今後目指すべき方向について示唆した。

半日の会の中でとても印象的なことがあった。
田中敬造校長先生が、音声計算について語ってくれたドラマ、また本日の、授業について真剣に考えることができた喜びを語っておられた。
田中先生は、有田和正先生(私の学年主任)を尊敬していたこと、また、船井幸雄先生のファンだったこと、この2つは私にも共通するところであり、授業を通して研究してきた実践家の味わいを醸し出しておられた。
ありがとうございました。

伊丹市立有岡小学校訪問1

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伊丹市立有岡小学校を訪問した。

音声計算練習が普及し始めて成果がでたので、村上雅博教頭先生から依頼があったので、学校訪問をした。
音声計算の場面は1年生であったが、しっかりとできていた。

5校時 算数、理科、算数と3本の授業を参観したが、子ども達はとても落ち着いていて授業に取り組んでいた。
学びたいという姿が現れている授業であった。


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