最新更新日:2024/04/27
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笑瀾万丈19 受験の様子

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笑瀾万丈19  試験当日

☆受験の様子
 兵庫教育大学大学院の受験は、大学のある社町ではなくて、神戸市の甲南女子大学で行われた。
 JR摂津本山駅を降りると駅前の空気が異様であった。組合員(やくざの組合ではない。教職員組合だよ。)が固まっている。また、機動隊も来ている。そんな中に、大学に向かうマイクロバスが到着していた。迷わず乗り込んだ。乗り込んだ瞬間に、ふと外を見ると、組合活動でいっしょに選挙のビラ貼りをした人がヒロシを見た。ヒロシは無視した。機動隊に守られて受験した。こんな体験は他の人には考えられないことである。貴重な体験である。バスに乗り10分ほどで大学に到着した。全く静かである。先ほどの騒ぎが嘘のようであった。まさに茶番劇で笑い話の世界である。
 静寂の中で、試験は開始された。朝の10時から始まり、夕方16時まで、教職教養、専門科目と試験があった。B4の白紙に8枚くらいひたすら解答を書いた。かなりハードな一日だった。だって、一生の問題がかかっているのだから、なんとしても合格せねばならないのである。
 教職の問題、数学教育の問題は解けた。心配なのは数学の問題である。行列式の問題が出て、幸いにも解けた。これで合格できるのかどうかは微妙だった。数学力のみを問われるのであれば、間違いなく落ちていた。ところが、教育の面の配点もあるので、そちらは手応えがあった。

教訓:機動隊に守られての受験風景は、今にして思えば茶番劇だった。
   人生は劇の連続である。そのときは、真剣であるが。


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