最新更新日:2024/05/20 | |
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初手を見比べる岡谷小学校の竹内先生の授業の導入で面白い場面にであった。 方眼がない白紙の上に2倍の拡大図をかく問題であった。 はじめにどこをかくと質問したら、下の辺と答えた。そこで、辺BCとこたえた。 教師は、でははじめの線を下にかいてごらんと指示した。 すると、4cmのままの子どもと、8cmの子どもに分かれた。(上の写真はどちらもかいたこども) みんなたってまわりの子どものかいてみるのをみてごらんと指示した。なるほどいい手である。 すると、多くの子どもが8cmに修正していた。 このように、初手を見比べさせて気づかせるという方法があることを知った。 では、どちらが正解だろうか。 私の考えでは、どちらも正解である。というのは、辺BCはもともとは4cmである。だから、まずは、ベースとなる三角形からはじめてもよいのである。 また、8cmの方は、辺の長さを2倍したと考えることができる。 いずれにしても「なぜ、4cmからかいたのか」「なぜ、8cmからかいたのか」をたずねてあげたい。 [志水廣の公式ホームページ]動画の映像で志水廣を見ることができます。『読売新聞教育ルネサンス』http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/renai/ |
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