最新更新日:2024/04/29
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□をつかった式

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教職大学院生の授業を参観した。
3年の「□をつかった式」であった。
この単元はとても難しい。

導入で挿絵をうまく利用して、「ひとふくろの数がわからないからできない。」
「ふくろのの中の数かがわかればできる」
と子どもから発言を引き出していた。

途中、□+4=16の解き方を発表させる過程では、
「(授業の導入で)10のとき14だっから、2ふえれば16になる。だから、12」
「16は□と4だから、□は12になる」
「4は決まっているから、16から4を引けばいい」
という発言を立て続けに導き出していた。
子どもが爆発した瞬間である。ここはとても素晴らしかった。

この授業はとても難しい。
そのわけは、教えることが多いからである。
□をつかうこと。□+4という式、□+4=16という式。
その式の解き方には二つあること。すなわち、あてはめるやり方と線分図から逆算で解いていくやりかた。
これらは全て教えることである。
このことを「算数教科書の定義・定理(性質)事典」(明治図書)に書いた。
p100を見て欲しい。約束Aに分類している。

教師がこのことを理解していなと、なかなか授業はうまくいかない。
この授業を参観しながらあらためて、教えること、考えさせることの区別が大事だと思った。
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