最新更新日:2024/04/30
本日:count up5
昨日:17
総数:440410
新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

頴田小学校での介入授業

画像1 画像1
飯塚市立頴田小学校の授業参観より

午前中6人の授業を参観した。それぞそれ○つけ法を工夫して実行されていた。
さて、私は3年生の授業で介入した。
子どものずれがおもしろかった。
啓林館 3年 下 p94の1番の問題であった。

お年寄りの人数を求めて、わり算でとく、3要素2段階の問題であった。
教師は、お年寄りの人数について表で確認した。
東町 13
西町  8
南町 15
北町  9
であった。

それから自力解決へと進んだ。ところが、子どもたちの手が止まっているのである。
担任のI先生は、さっと机間巡視をして、すぐに一斉指導に切り替えた。賢明な判断だった。
再度の確認でできはじめた。
このとき、担任に13+8でも○をつけてごらんと指示した。これが部分肯定の考え方である。これで、どんどんできはじめた。わり算のところでは子どもたちはつまずかなかった。
子どもたちの式には、いろいろなものがあった。
自力解決のあと、私が話し合いの部分を受け持った。
13+8=21,15+9=24,21+24=45,45÷9=5  5まい
(13+8)+(15+9)=45,45÷9=5  5まい
13+8+15+9=45,45÷9=5  5まい
2口の計算ならできるが、4口の計算は苦手または可能とは思っていないのかもしれない。ここではじめて4口の文章題である。(かけ算九九のときに3+3+3+3などは扱っているのだが)
この3つの式がでてきた。どれも思考の道筋としては合っている。
これらを認めてから進んだ。

担任は、志水塾で学習した○つけ法の精神である部分肯定という意味を私の○つけ法で学んだという。
この後もおもしろい展開。メール通信に書くことにする。

[志水廣の公式ホームページ]


            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31