最新更新日:2024/04/28
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考える過程

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児童の問題解決の過程を明らかにすると、指導がやりやすい。

上の1/2+1/3ではどのような事が過程であろうか。

C(1) あれっ? 分母が違うよ。だから、できないよ。
C(2) 分母が同じだったらたし算できるよ。
     たとえば、2/4+3/4だと5/4だよ。
C(3) では、分母を同じにすればいいんだ。
C(4) どうすれば分母を同じにできるのかな。
C(5) 2つの分数があって、分母を同じにするには、通分という仕方があったよ。
C(6) そうかあ、通分してやってみるか。
C(7) でも、通分は、2つの分数を同じ分母にするだけだよ。
     1/2は3/6,1/3は2/3だよ。
     たし算していいのかな。
T(8) たし算していいですよ。等しい分数(同じ大きさの分数)だからね。1/2は3/6に,1/3は2/3に置き換えてたし算みればいいよ。
C(9) それならできるよ。

(1)から(7)までは、児童の気持ち。このやりとりを協働でやってもよい。この場合の協働はグルーブでも一斉でもよい。
(8)は教師から押し出すひとことである。

この過程を振り返ると、「□□だからできない」から「□□ならできる」への転換がポイントである。

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