最新更新日:2024/05/01 | |
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10年目の危険20代の教師は、教師という仕事がわからないことたらけだから、がむしゃらにがんばる。それで、なんとかなってきた。一応、廊下研究でもやれるようになる。 30代になると、仕事は自分のことだけでなく、周りの仕事もこなさなくてはならなくなる。そうなると、授業の準備に手が回らなくなる。新しいことへの学びも少なくなる。その結果、教師としての成長が止まる。 本当は、この時期に大学院に行く、研究員として学ぶ、研究会で動く、附属小学校に入るなど、別の空間に身を置くとよい。ここで、今までの自分を振り返ることができるし、また、他の教員の話も聞くと、いかに狭い世界で安住していたかがわかる。附属小学校に入るのは「まれ」なケースだから、大学院とか研究員などに応募してみるとよい。私も29歳で兵庫教育大学大学院に入ったのがよかった。今年、愛知教育大学で教職大学院に移籍したのも、恩返しのつもりである。 10年目の危険があることを知っていてほしい。 http://www.aichi-edu.ac.jp/kyoiku_kenkyu/kyoiku... [志水廣の公式ホームページ] |
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