最新更新日:2024/04/28
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○付け法への招待119 できない子どもに光を

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できる子どもだけを大事にする授業は、できない子どもを相手しないということだ。
これは人権尊重の観点から言って大いに問題である。

個に応じた指導とは、できる子ども、できない子どもらが、共に学ぶ喜びを味わうということである。
どうしてできる子どもだけに指名するのか。
できない子どもに指名しないのか。
できない子どもを放置しておいて良いのか。

できない子どもを放置したまま指名しても恥をかかすだけである。
だから、机間指導が必要である。○付け法で○にしてあげるのである。
○付け法をしても○にならなければ、現状を追認しただけの○つけに終わる。

もっと、できない子どもがいるということを目の当たりにみてほしい。
だから、どうするのか。
できない子どもをできるようにさせてあげて、指名してほしい。
すると、できない子どもも「できる」喜びを味わうことになる。
自尊感情が高まる。
○付け法は、○にしていくという愛で育てる気持ちが必要なのだ。

参考資料
○付け法を学ぶ教材
図書「志水メソッドを活用した算数・数学の授業プラン」

著者 志水 廣、算数・数学授業力アップ研究会
A4  204ページ
定価  1500円+税
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...

意味付け復唱法への招待5 数学のよさを感じさせたい

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10/21 今日のひとこと
数学のよさを感じさせたい。
でも、感じていない子どもがいたとする。
では、どうするか。

子どもの発言から、数学のよさを取り出して強調したい。
例えば、カレンダーを見て、「どの曜日もたてにみると7こずつ増えている」と発言した子どもがいた。
ここで、「7こずつ増えている」という言葉をまず褒める。
なぜなら、「数」で考えているからである。また、「増える・減る」という見方で考えている。
次に、「ずつ」という言葉をほめる。たての列のルールを見つけている。
さらに、「どの曜日も」は、一般化を表した言葉である。

子どもの言葉に数理が潜んでいる。
これを教師はわざと強調するのである。
すると、子どもは、この先生は、こういう観点で授業を進めていくのだと分かる。
はじめからよさを感じる子どもは少ない。
見方・考え方のよさとは、育てていくものである。
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○付け法への招待118 途中の態度形成のために

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上の写真を見てほしい。
○付け法をしたワークシートである。
どこに○つけをしているか。

答えには○がついている。
でも、その前に、千の位の数字を□で囲んだところを○つけしている。
四捨五入するとき、すぐ下の位に着目することが大事である。
それを行動化したのが、□で囲むということである。

ただし、黙って○つけしては効果は半減する。
「そうそう、すぐ下の位の数字に□で囲むことができたね」と言いながら○つけするとよい。
できれば、少し大きめの声で言うとよい。
すると、他の子どもにもこの態度が伝染していく。
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