最新更新日:2024/05/17
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マニュアルのこわさ

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2/10 今日のひとこと
ごらんの通り、大雪である。
あっという間に、積もった。
こんなときの運転はこわい。

危機管理のときには、マニュアルどおりに進めてもうまくいかない。
とっさに、一番大事なことは、安心と安全である。
そのために、とにかく判断力を磨くことだ。

授業は危機管理の連続である。
常に判断力が求められる。
そのために、真剣の場に身をおくことである。
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大雪

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この地方では、大雪である。
積雪は15センチくらいかな。
なぜか、温かい。
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写真は大学の本部棟

高いところから見ると

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写真は、長野県岡谷小学校の音楽室から見える風景である。
眼下に諏訪湖が見える。

高いところから見ると、とても美しい。
ときどき、高いところからみてみるとよい。
たとえば、地位の高い人を想像して、見るとよい。
あなたが職員ならば、学年主任の立場ではどうか、校長先生の立場ならばどうか。
こんな風に見る訓練をすると、上に立つ者の気持ちがわかる。

授業でも教室の天井から見てみよう。すると、メタ認知の力がつく。
それが無理ならば、ビデオカメラを後ろからとってみるとよい。あなたのくせがわかる。
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情熱国々

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2/5に岡谷小学校へ行き、岡谷小学校の教員の意識の高さに改めて驚いた。夜の懇親会での議論は本当に子どもを思いやる集団の意気込みである。
同じことが、昨日2/7の熊本県玉名地区の算数研究会にも言える。私は熊本県に全く関係性がなかった。ところが、S先生がぜひとも志水先生をお招きしたいうのであしかけ4年越しの熱望で行くことになった。2年前には予定があわず断った。ようやく今回訪問が実現した。言ってみると、自分たちで○つけ法を実践している。県大会の提案でも何が問題提起は、○つけ法をするかどうかではなくて、○つけ法で「できる子ども」への声かけをどうすればよいかという一歩も二歩も高いレベルのものであった。だから、示範授業での動きについてかなり綿密に見られていた。また、懇親会での算数研究会の人たちの議論と質問はかなり高度なものであった。
ここでも教育への情熱を感じた。
このような情熱が「愛」となって、子どもを育てることにつながる。
1週間のうちにこのような人たちと出会えることがとてもハッピーなことである。感謝しています。私もさらに精進を重ねたい。
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左の写真は岡谷小学校、右は熊本県玉名地区


飽きてしまう

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2/7 今日のひとこと
わたしは、飽き性である。物事に熱中してマイブームとなる。
でも、ブームがすぎれば飽きてしまう。
こんな性格なのに、なぜか、算数教師は続いている。
やはり、好きなことは続くのである。
ただし、研究の対象は変化している。

あなたはどんな性格かな。
その性格に合わせた学び方をしよう。
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同僚性

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2/5 今日のひとこと
長野県岡谷市立岡谷小学校で研究発表会があった。
学力向上フロンティアスクールをあしかけ6年間やり、その総括として2月のこの時期に研究発表会をした。実は、岡谷小学校は昨年7月に研究発表会をしているのだ。にもかかわらず、年に2回もするなんて、すごいパワーである。
まず表のメニューと裏のメニューがあった。表のメニューは、三時間目から研究発表会、事前説明会、特別研究授業、午後は研究協議会、私の講演会である。裏のメニューは、この前後に岡谷小学校向けの授業公開と授業診断会があった。つまり、1.2時間目は、特別研究授業する人以外の授業公開である。2時間で9人の授業をみた。その講評と岡谷小学校向けの講話会を私の講演会の後にまた1時間組んでいた。おかげで、わたしは一日にフル回転でふらふらである。でも、素晴らしい授業の連続で得した気分になってかえってきた。

さて、同僚性について書く。
特別研究授業は、松倉先生が4年生の授業をした。題材は、真分数・仮分数である。
子どもの言葉が大事にされている授業であった。子どもが松倉先生を助けようと応援した授業であった。
さて、この授業の同僚性はどこにあるのか。
松倉先生の授業をするにあたって、3回の授業シミュレーションをもったという。しかも、中身を聞いてびっくり。松倉学級の子どもになりきってのシミュレーションだという。つまり、A子さん役の人、B男くんの人と役割を決めて行ったという。ということは、松倉学級の子どもの特性を見抜いていないとそれはできることではない。学年2学級だから、学校としては結構な数の子どもがいるのに、自分の学級の子どもではなく、他の学級の子どもの様子を見て、その子どもになりきるのである。
だから、本番の授業では、それぞれの役の人は、それぞれの子どもに対して心から応援をしている。査定していないのである。一つの授業をみんなで創ろうとしている。これが同僚性なのである。
また、後の研究協議会も変わっていた。普段の校内研究会の様子を公開したのである。わたしたちは、このような協議をしているのですよと、生で公開している。そこには、ほめるわけでもなく、けなすわけでもなく、授業ってこんな風にありたいよねと、実際の子どもの発言や教師の発言をもとに議論している姿があった。手の内公開という姿にはびっくりした。普通は、参会者のご意見を聞いて、ありがとうございましたと終わるところを、そうではなくて、こんな風に議論しているのですよと見せている。自信がなければ公開できるものではない。大島教頭先生の名司会のもとに、それぞれの教師が高め合っていた。この後、参会者の意見を求める場があり、さらに三輪指導主事の温かい助言があった。この協議会だけでもビデオ撮影するに値した。
来賓のある先生が、教師が授業を見つめる目が素晴らしい。それが自分の学級にかえってくるのだからと、私に話してくださった。確かにその通りであった。
授業者の松倉先生も、その他の先生も岡谷小学校に来て本当によかったというムードを通わせている。安易なところで妥協するではなくて、高め合う集団をそこに見た。私もこの姿を見る子どもとができて、本当に嬉しい。ありがとうございました。研究会が終わったあとの、岡谷小学校向けの講話では、さらに、次なるステップを示してきた。また、挑戦してくださるだろう。

ともかく、この学校のパワーはすごいものがある。見習いたいものである。
岡谷小学校の今の姿は私が自慢できる顧問学校である。

だからこそ、今回2/4に出版した本は中身が濃いのである。
「算数科 学ぶ喜びを育む学習の創造」(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html...
(ただいま、ネットでランキングを調べたら第24位であった。出したばかりなのに、びっくりする順位である)

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今、目の前の子どもに必要なこと

2/4 今日のひとこと
大学での講義、介入授業、授業診断、研究会での講演で話す内容について、振り返ってみると、最近の私は、一期一会を意識して話しているようだ。自然とでてくる言葉である。だから、講演のレジュメを用意しても同じ話はほとんどない。
附属池田小学校の特別授業でも、ふだんは言わないことを語りかけているのである。
子どもたちにも語りかけているし、周りの参観者にも語りかけている。
これが無意識なのだ。
ただ、目の前の状況は、情報として飛び込んでくる。だから、それらに対してキャッチ&リスポンスしているだけである。
たぶん、この語りかけは、目の前の人にとってきっと必要なことなのだろう。
発達の最近接領域という見方は、知的な面と心の面とどちらにもあるということだろう。
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自慢したい。誰を?

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2/1 今日のひとこと
あるとき、お昼近くに登校してくる生徒がいた。
給食を食べにくるためにである。
なぜ、朝が遅いのか。
それは、母親が夜中遅くまで勤めており、朝ご飯をつくってくれないからだ。
起きると、腹が減る。学校へいくと、腹が減ってもうろうとする。だから、寝ているのだ。
担任は、その子と面談した。
すると、その子は母親が朝ご飯をつくってくれないことを一言も言わない。
母親への不満は決して述べなかった。
述べると、自分がつらくなるからだ。
子どもにとって親は自慢の種である。
同様に、子どもたちにとって教師は自慢の種である。
自慢されるように動いていきましょう。
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はめ絵パズル

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2/1 今日のひとこと
1月30日のアクセス数がはじめて、100を超えました。ありがとうございました。
さて、今日のひとこと

人生は、はめ絵パズル。
必要な時期にうまいタイミングで、必要な事柄が起きる。
しかも、予期せぬ方向ではめ絵が仕組まれている。
誰がしくんだのか。自分なのか、サムシンググレートなのか。できすぎである。
どうせ仕組まれているのなら、仕組まれていることを楽しむほかはない。
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