最新更新日:2024/05/08
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「楽しい算数の授業」誌 編集企画会議

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明治図書で会議をしました。Kさんからコメントをいただきました。紹介します。

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最高気温34度の暑い東京で、熱い「楽しい算数の授業」の編
集会議が行われました!
来年4月からの特集や連載について、編集長の志水先生vs.
編集部の2人で話し合いました。

私は、今年度から本格的に企画に関わっていますが、算数の
教科指導的な内容だけでなく、学級経営的な要素なども盛り
込んだ特集になるように心がけています。

来年度も多くの学級で、学級づくりも考えた算数授業が展開
されることを期待しています!
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[志水廣の公式ホームページ]

ヒント包含法の特集 「楽しい算数の授業」誌

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「楽しい算数の授業」誌 2010年9月号において、志水式の「ヒント包含法」が特集として組まれた。
自力解決させるためのの手だてが明確に書かれているのでぜひ見てほしい。
志水が総論を書いた。
http://www.meijitosho.co.jp/zasshi/shosai.html?...

編集後記を以下にのせます。


編集後記

 今月号は、志水メソッドの一つであるヒント包含法を取り上げました。問題解決において自立解決させたい。そのためには、見通しに気づく場の設定が欠かせません。ヒント包含法はこれに応えるものです。
 志水は、中位、下位の子どもたちに見通しを気づかせたいという願いで総論をまとめました。
 鈴木氏は、ヒント包含法の例として、既習事項の復習、問題を段階的に提示、解決のヒントを暗に示すの3つを提案しています。かなり有力な手であると思います。
 長谷川氏も、「すべての子どもに」自分の力で問題を解かせたいという教師の願いを書かれています。まさにその通りで、問題を提示しただけで見通しをもつことができるのは上位の子どもたちです。他の子どもはこの時点で挫折感を味わうのです。この挫折感の痛みのわかる教師でありたい。また、長谷川氏は、「復習問題に意図的に自力解決のヒントを潜ませる」ことを述べています。このためには、本時の問題解決と復習とがどのように関連づけられているかを教材分析する必要があります。黒板に前時の復習があるだけで、見通しに気づきやすくなり、しかも、教師が机間指導するときに、黒板を見てごらんと示唆することもできるのです。
 ぜひとも、ヒント包含法を使って、自力解決の喜びを与える授業をしてほしいと思います。
(志水 廣)
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