最新更新日:2024/04/27 | |
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価値 2価値について、続きを述べよう。 価+値である。価格の価、値段の値であるから、どちらもお金に関係している。 つまり、価値ある人とは、お金を生み出すことができる人である。 サラリーマンならば、給料にふさわしい仕事をしている人ということになろう。 先生がそう言うのなら「先生がいいというのならば、いいんだあ。」 この状態は、授業中にたびたびある。 メタ認知が働いていない時期は、先生から褒められても、自分ではわからない。 そこで、上のような発言となる。 そうかと言って、先生が褒めないと、いつまでたってもいい状態が意識されない。 だから、先生は意識的にまた意図的に褒めていくことが重要である。 価値価値とは、何らかの目的実現に役立つ性質や程度を言う。(大辞林 第三版より) 価値は、物、人、組織に付随したものである。すなわち、価値ある物、価値ある人、価値ある組織と表される。 単なる人と価値ある人では大きく異なる。 教育は、価値ある人材を育成することである。 では、価値あるとは何かというと、役に立つということである。 知的な分野で役に立つ、心的な分野で役に立つ、体力面で役に立つ。つまり、知徳体の分野で役に立つということである。 21世紀型の教育に資質や能力の育成が求められているが、資質や能力を高めることは価値ある人の育成と同等になると考える。。 そこそこそこそこ働いて、そこそこの暮らしができればよい。 これは、人間が元々持つ特性から、はずれている。 なぜなら、人間は、常に生成発展を目指す生き物だからである。 「そこ」とはどこなのか? 「そこ」とは「底」のことではないか。だから、そこそことは、底の底ではないだろうか。 一区切り前々から頼まれていた単行本の原稿が終わった。 簡単のようで、なかなか取りかかれなかった。 時間が集中して取れなかったからである。 とにかく終わった。 ここからは、前進あるのみ。 さらにわくわくする。 ロボットロボットに情熱はない。責任もない。覚悟もない。 ただ、淡々とやるだけ。 人間は、情熱、責任及び覚悟がある。 だから、人間は、未知のことに挑戦できる。 長所伸展法船井幸雄氏は、人や組織を伸ばすコツとして長所伸展法を主張された。 その要諦は、長所をさらに伸ばすこと。そして、短所には触れないことである。 個人の能力を伸ばすには、得意なものに磨きをかけて徹底的に伸ばすことである。 平均点に到達したというのでは、普通であって、長所でも何でもない。それは、普通ということである。 他者から見て圧倒的な優位をもつまで伸ばすとよい。そうすれば、他のものに回すエネルギーが生まれる。 組織の能力を伸ばすにも、長所伸展法がよい。できる教師、意欲のある教師を伸ばすことである。力がかなり高くなってくると、他の人にもエネルギーを分け与えることができる。それまで、余裕がない。 短所に触れるととてつもないエネルギーを奪われる。しかも成果は少ない。 ところが、学校の要望はできない教師の改善である。私も覚悟をもって指導することになるのだが、できる教師の伸び方と比較すると、かなりの差が生まれる。 実感として、長所伸展法が理にかなっている。 無謀な教師ある授業診断でのこと。 教師は、教科書では2時間扱いの所を1時間で計画した。 しかも、教科書の素材を変更して授業した。 そして、結果は1時間では終わらなかった。 診断の初発の発言。 「やはり、終わりませんでした。」 ここまでは、許せる範囲の発言である。 その次の発言にあっけにとられた。 「私の学級は重い(できない)ですから、1時間では終わりませんでした。」 どうなっているのだ。 子どもの実態が重いといいながら、難しい素材に変更し、しかも1時間扱いにする。 わけがわからない。 できない教師ほど、無謀なことに挑戦する。それは、メタ認知が働かないからである。 しかも、できなかったことを子どもの責任にする。 できる教師ほど、謙虚に行動する。できる教師ほど、自己責任にする。 おしゃべりな教師なぜ、教師はしゃべり過ぎるのか。 3分間で終わる説明を15分間も延々としゃべる。 その度に言葉を言い換えるので、聞いている子どもはますます分からなくなる。 では、どうすればよいか。 しゃべる原因を考えてみよう。 それは、子ども達が反応しないから、不安になってさらにしゃべるのである。 では、不安にならないためにはどうすればよいか。 説明したあとに確認をすることである。 この確認は、子どもに外化させるところから始まる。 完成の法則日本の特性 何か1つ完成しないと、評価されない。 つまり、見込みだけでは評価はゼロ。 完成すると、とたんに評価される。 ということは、何が何でも完成させることが大事。 学力テストでも、なぜ秋田や福井が評価されるかというと、実績を示したから、さらに示し続けているから。 これも完成の1つの事例。 教師と子ども教師は勉強したくないけれど、 子どもには勉強させたい。 学び続ける子どもの育成が求められているが、 その前に教師なんですよ。 教師として教師として続く条件は2つ。 1 子どもが好きなこと。 2 教材研究が好きなこと。 教材研究はやめるまで続く。 これが面白くて、続けることができないと、マンネリ化していく。 この2つを続けましょう。 管理職管理職は部下を育てなければならない。 能力が低いから、放出するのは育てていないことになる。 とは言うものの、能力が低い人を伸ばすことは容易ではない。 だから、そのためには、情熱、責任感、そして覚悟がいる。 |
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