最新更新日:2024/04/26
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東風

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                             東部中学校通信 Vol.3
                             平成29年6月 野呂一彦
「あるもんでカレー」
 
 おなかがすいた。何か作って食べようと思って、引き出しを探すとカレールウを見つけた。「そうだ、カレーライスにしよう!」
とりあえずご飯を炊いた。次に行ったのはレシピのチェック。
「簡単・基本のカレー材料」
鶏もも/豚こま肉 1枚/200g
にんじん 1本
玉ねぎ 中1玉
じゃがいも 中3〜4個
カレールウ(固形タイプ、中辛) 1/2箱=6ブロック
カレールウ(フレークタイプ、中辛) 大さじ6
冷蔵庫を開けて見つけたのが、こんにゃく、キャベツ、玉ねぎ。
「あかんやん!」それに豚こま肉てなんや?フレークタイプも分からん?
でも、そこで諦めてしまわなかった私は、とにかく何とかしようと、調理に取りかかった。そしてできたのが、有る物で作った「あるもんでカレー」。それなりに美味しいと感じたのは私の自己満足。
 美味しい肉があったら、また、にんじんやジャガイモがあればもっと美味しいカレーができたかもしれない。さらに、材料が完璧に揃わないから作り出さないというのでは、なかなかカレーに辿り着けない。
 こういうことは、日常生活や仕事の中によくあることだ。そんなにうまい具合に条件が揃うとは限らない。材料を揃えたり準備をしたりすることは大切なことだが、手持ちの材料で何とか工夫するというのもまた、面白いチャレンジだと思う。「たら」「れば」を言わず、今、持っている長所を活かす試みからスタートしてみてはどうですかな?そのうち、美味しい「豚こま肉」という物が手に入るかもしれない。

学校だより

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東部中学校通信 Vol.2
平成29年5月 野呂一彦
「勝つための三要素」
 
 野山の緑が一段と濃くなって、初夏の香りが心地よい季節です。今日も、グランドや校舎で子どもたちの掛け声や笑い声が響いてきます。各種の大会やコンクールで活躍する姿を目にします。そこで、今回のテーマは「勝つための三要素」
一、 基礎基本に忠実であること
二、 役割を果たすこと
三、 気働き
 何事においても基本動作や基礎体力は大切です。高いレベルにあるプレーヤーもこの基礎がしっかりしているからこそ、様々な難しいプレーが可能なのです。しっかり身に着けておきましょう。また、行き詰ったときは基本に戻ることをお勧めします。それから、ルールを守るというのも基本です。これができないと、試合になりませんし、チームにも迷惑をかけてしまします。
 二つ目の役割を果たすというのは、専門的な技術の習得が必要です。プレーヤーにはそれぞれ得意な分野があります。また、様々な場面において、役割をきちんと果たさないと作戦が実行できません。自らの個性を伸ばし、ここぞというときに力が発揮できるように練習を積みましょう。この時に大切なのは、試合の場面を想定して練習に取り組むことです。練習のための練習になっていないか常に自分をチェックしながら練習に取り組みましょう。
 三つ目を身に着けるのが最も難しいことです。相手が何をしようとしているのか。味方はどのタイミングでどこにパスがほしいのか。その場にいる人の気持ちを読むこと。試合の流れがどうなっているかを読むこと。そして、自分の動きを選択しなくてはなりません。さらにはカバーリングです。プレーに失敗はつきものです。その失敗を最小限にくい止めるのは「気働き」の力です。カバーリングのうまい選手は味方の選手が失敗する前に動いています。
これらの力は、日常の生活から訓練をしていなくては身につきません。授業、掃除、クラブ、家での生活など、すべての時間が修練の場だと思ってください。
 あとは「運」です。楽しみましょう。でも、こうやって身に着けた三要素は、必ずみなさんの将来に役立ちます。Good luck.
6月 行事予定
2日(金)体育祭
8日(木)前期中間テスト→9日(金)
20日(火)3年生進路説明会

東風

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                             東部中学校通信 Vol.1
                             平成29年4月 野呂一彦
「東部中 大好きです!」

 田んぼに水が入り、早くも田植えの始まったところもあります。先日、登校途中の小学生が友だちと「なぁなぁ、田植えもう済んだ?」と話している声が聞こえてきて微笑ましく思いました。夜には蛙の大合唱が響いています。いい季節になりました。私が、東部中学校に赴任して四週間がたとうとしています。赴任する前には、「どんな学校やろ?」「どんな生徒に会えるやろ?」とワクワクしていました。そして、始業式、入学式、「おはようございます」という子どもたちの元気な挨拶と笑顔、一発で東部中学校が大好きになりました。
 学校がきれいです。この「きれい」というのは単に学校の見た目が美しいとか、新しいという意味ではありません。丁寧に使い込まれていていい感じということです。学校の雰囲気というのは、その学校がある地域のカラーやここで暮らしたたくさんの先輩、そして、今、まさに学校生活を送っている子どもたち一人ひとりの思いがこもってできています。東部中の校舎からも素敵なオーラを感じます。
 私の祖母が昔「物にはそれぞれ神様が宿っている」と言っていました。それが本当かどうか分かりませんが、道場に出入りするときは礼をします。心を込めてグランド整備するとエラーやケガをしないような気がします。きれいに磨いた体育館では、いいプレーができるように思います。丁寧に打ったボールは、思うコースに飛んでくれます。一生懸命に手入れした道具は自分を助けてくれるように感じます。鉛筆は大切に使いましょう。正しい答えを教えてくれるかもしれません。うまくいかないのは「愛」が足りないのかも。
 東部中学校の校舎は、たくさんの人のたくさんの思いが詰まってできています。みんなで一緒に大切に磨いていきたいと思います。学校の校舎の半分は「愛」でできています。

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学校行事
6/28 松教研定例部会
松阪市立東部中学校
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