今年は、各担任が選者になって２句選出し、来月の児童集会で発表します。
　また、味わいがあるよい句が多く、せっかく毎年度取り組んでいる活動ですので、全員の作品をＰＴＡ親子文集「もくの木」に掲載させていただくことになりました。
　今日は花を観賞し、来月は互いの川柳を鑑賞し合う予定です。

　意外と、小さい学年の子どもたちの方がさらさらっと２句作ってしまいます。昨年度もそうでした。
　昨年度は、９割程度の子どもが「コスモス」という言葉を使っていました。そこで、３年生以上はなるべくその言葉を使わずに作句しようと呼びかけました。３年生は国語で俳句を学習しており、毎年度同じような川柳を作っているのでは進歩がなくマンネリになるからです。
　放課後、３年生の作品を見せてもらったところ、それぞれに工夫の跡がうかがわれました。適切な課題は成長につながるものです。

　掲示委員会の企画・運営で、コスモスロードでコスモス鑑賞会と川柳づくりをしました。夏の猛暑で、こぼれ種が芽を出した野生の苗が２割ほど枯れ、お盆過ぎに種まきをして９月に移植した苗は、９月の雨と低温続きで生長不良でした。しかし、見方を変えれば困難を耐え抜き花を咲かせた強いコスモスたちです。そのことを表現した句もありました。
　ついでに掃除をしようと竹ぼうきをもって下見に行った際、交通指導の方から「ハロウィンですか？」と声をかけられたことを話して、ユーモアやウィットある作品にもぜひチャレンジするように勧めました。
　縦割り班ごとに植えた場所で、２句つくります。