今日の昼のまなびの時間は,校内ライブ放送で校長先生や生活委員会のあじキャンペーン,週番の先生からの話を聞きました。校長先生からは,東京パラリンピックの競泳男子200メートル個人メドレーに出場した東海林大選手の「できたことノート」の話を聞きました。
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〜ライブ放送の話〜
みなさんは,どんなことをノートに書いていますか。今日は,あるノートに書き込まれた文章を紹介します。
「いい練習ができた」「おじいちゃんに親切にした」「今日食べた ビックマックがおいしかった」「セブンーイレブンでポケモンクリア ファイルゲットだぜ!」
その日のうれしかったこと,できたことが書かれたノート,その名も 「できたことノート」を続けていたのは,つい先日まで行われていた東京パラリンピック競泳男子200メートル個人メドレー(知的障 害)に出場した東海林大(とうかいりん だい)選手です。東海林選手は,自分の気持ちをコントロールすることや,まわりの雰囲気を感じ取ったりすることが苦手です。複雑な事柄がよくわからなかったりもします。まわりから「がんばれ」「応援してるよ」と声をかけられると,「自分はだめなのかなあ」と固まってしまったこともあるそうです。そんな中で,「できたことノート」を書き続けると,毎日の積み重ねに自信がもてるようになったのです。自信をもって最後まで諦めない泳ぎをした東海林選手。
今日は,「前向きに笑顔で楽しんで」を合言葉とする「できたことノート」を紹介しましたが,一時間の授業のまとめや一日のまとめに「〜をした。〜をやった」を「〜ができた」と言い換えるだけで, みなさんのやる気も膨らんでいくのではないでしょうか。一度、試してみませんか。
なお,今朝の新聞には「書き慣れノート」というものも紹介されていました。これは,気にいった新聞記事をノートにはり,「おもしろいな」と思ったところに線を引いたり,意味が分からないところに「?」を付けたりするというものです。さて,このノートは続けると, どんな力がみなさんに付くのでしょうか。この話の続きは,みなさんで考えてみてください。