最新更新日:2024/09/20 | |
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12月3日 今日の学び作家の落合恵子さんは,人権をこんなふうに言っています。「人は足を踏まれて,はじめてその痛みを知るのだろうか。とするなら,足を踏まれたことがないものは,あるいはそれに気付かないものは,一生その痛みを知ることはできないのか。人権の痛みは,体験しなければわからないのだろうか。」と。 いやいや,そうじゃないでしょ。足を踏まれたことがなくても,痛さを想像することができますよね。私たちは,心の温かさと相手のことを思いながら,「いじめ」をはじめとする様々な人権問題について語り合うことができるはずです。 嫌な思い,辛い思いに気付けないとき,そこに難しい言葉ですが,差別や偏見が生まれてしまいます。昨日朝刊には,人権について考えた中学生の作文が掲載されていました。差別や偏見をなくすには,心の壁をつくらないことだと書かれています。知らないことには心の壁をこしらえて距離を置くから,わかり合えるはずがない。人見知りだった作者は,皆さんのような小学生に「知ろうとする努力」こそが大切なのだとも言っています。 周りに嫌な思いや辛い思いをしている子はいませんか。その思いに気付けていないことはありませんか。皆さんの心の温かさで,その思いに気付いてあげてください。知る努力をしてみましょう。そして,先生たちも,みなさんのもつ人権について考える一週間にしたいと思います。 |
江南市立古知野南小学校
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