ランニング集会の集計表で,名物料理や郷土料理を紹介しながら,日本一周の旅をしています。
そんな折,今日は秋田県の郷土料理「だまこ汁」(↑の写真 右下のおわん)が給食にでました。放送で流された献立の紹介がすてきでしたので,のせておきます。
秋田県は,米の栽培が盛んな地域です。新米がとれて,秋から冬にかけて,「きりたんぽ」や「だまこもち」が食べられます。ごはんをすりばちでつぶし,串にまいたのが「きりたんぽ」です。まるいかたちにしたのが「だまこもち」です。
米の国にふさわしい,収穫の喜びを分かち合う食文化の一つです。
また,秋田県は,冬が長く深い雪におおわれる地域です。「きりたんぽ」や「だまこもち」は,なべに入れたり,いろりで焼いたりして食べるので,体が温まります。きびしい自然の中で,冬を生き抜く生活の知恵ですね。
(↓の写真 ちょうど桜餅(さくらもち)の道明寺粉(どうみょうじこ)に似たもっちり感があり,おいしかったです)
このように地元でたくさんとれるものや気候に合わせて,昔から伝わる料理を郷土料理といいます。昔の人の工夫がたくさん詰まった郷土料理をこれからも大切にしていきたいですね。
給食では,郷土料理を紹介し,みなさんに伝えていきたいと思っています。
ランニング集会で紹介している各都道府県の名物料理・郷土料理もいろんな工夫や思いが詰まっているでしょうね。こちらはこのあと集計表でお伝えします。