最新更新日:2024/09/25
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紫におう 雲見が峰の 日々新しき 光をあびて 今に花咲く 若草若木 みんな元気に 元気にのびる ああ下品野 たのし学びや

3学期始業式で…

 平成21年1月7日(水)第3学期の始業式の話の中で、高村光太郎の詩「牛」を紹介しました。(日にちが随分と経ちましたが、お許しください)1年生から6年生までの子どもたちに、どのような話をしようかと、子どもたちの前に立って話をする機会(始業式や終業式、朝礼時)にはいろいろと考えます。今年は、「丑年(うしどし)」。牛にちなんだ話、思いついたのは「牛」の詩でした。この詩に出会ったのは、小学校の6年生の時です。「牛は大地を踏みしめて歩く」という一行だけ覚えており、その一行が気に入っていた記憶があります。実際調べてみましたら、115行もあり、前日朗読してみたら8分もかかりました。低学年の子どもたちには無理と判断し、わかりやすいい部分(15行だけ)を紹介しました。

  牛は のろのろと歩く 
  牛は野でも山でも道でも川でも
  自分の行きたいところへは まっすぐに行く
  牛は ただではとばない
  牛は ただではおどらない
  がちりがちりと
  牛は砂をほり 土をほり 石をはねとばし
  やっぱり牛はのろのろと歩く
  牛は急ぐことをしない
  牛は力いっぱい地面をたよっていく
  自分をのせている自然の力を信じ切っていく
  ひとあし ひとあし 牛は自分の力をあじわっていく
  牛は大地をふみしめて歩く
  牛は平凡な大地を歩く

 1年生と6年生とでは、感じ方が随分違うと思いますが、この詩が教えてくれていることは、「目立たなくてもいいんだよ、あわてなくてもいいんだよ、自分のペースで、一歩ずつしっかり生きていくことが大事なんだよ。」とまとめて終わりました。
 自分の歩幅で、自分のペースで歩けるといいのですが、子どもたちには少し難しかったかもしれません。今年もいい年にしましょうねと結びました。
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