児童たちが下校した後、先生たちは職員室で「エピペン講習会」を行いました。講師は養護教諭の横井先生と栄養教諭の増田先生です。今はどこの学校でもエピペン(アナフィラキシーショック発現時の治療に用いられるアドレナリンの薬液と注射針)を持参している児童が何人かいるのが現状です。以前、小学生がチーズ入りのチヂミを給食で食べ、重症なアレルギー反応をおこし、そのショック(アナフィラキシーショック)で命をなくしたということがありました。そんな悲しい事故が本校では起こらないように、職員も食物アレルギーについて正しい知識を持ち、エピペンが正しく使えるように練習しました。まずは、横井先生と増田先生から食物アレルギーについての話を聞き、エピペンの使い方のDVDを見た後に、2人でペアになって打つ練習をしました。