最新更新日:2024/09/06 | |
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12月8日の給食牛乳 レタスと卵のスープ マーラカオ みかん 中華料理について 今日は、中国のおもしろい食事のマナーを紹介します。 広東料理の一つである飲茶の場合、お茶をつがれる時に人差し指でテーブルをトントンとたたきます。これは入れてくれる相手に対してのお礼なのだそうです。これは、中華料理を食べる時会話を楽しみながら食べるので、お茶を入れてくれる人に対してお礼を言うと他の人との話の腰を折ってしまうので、それを防ぐためです。 そして、ほとんどの中華料理を食べるときには、お皿は手で持ちません。 中華料理で出るスープ類に、れんげがついてくるのはそのためなのです。 また、客人として訪問した時には、食べきれないほどの料理が出てきます。この時は食べ残しても構わないそうです。全て食べきることは「まだ料理が足りていない」、つまり催促しているという意味になり、また新しい料理が出てくるのです。 違う国の文化は、日本から見ればおもしろいですね。しかし、日本ではきっちり食べるのがマナーです。給食は残さず食べましょうね。 12月7日の給食牛乳 おからハンバーグ ごぼうサラダ 白菜のスープ おからについて 今日のメニューは、おからハンバーグです。おからには、肉や魚に負けないくらいの優れたタンパク質が含まれています。おからは、日本、中国、韓国など、アジアでよく食べられる食品です。豆腐を作る途中で、大豆から豆乳をしぼった後に残ったものです。食物繊維を多く含み、おなかの掃除を手伝ってくれます。他にも、脳の老化を防ぐ、レシチン、疲れをとってくれる作用があるビタミンBや、骨を丈夫にしてくれるカルシウムもたくさん入っているのです。栄養たっぷりのおからですが、腐りやすいので、給食では、気温が下がった今ごろの季節にしか登場しません。給食では今しか食べられないおからのハンバーグを、おいしくいただきましょう。 12月3日の給食牛乳 豚肉のしょうが焼き てっぱい ひゃっかの雪花煮 ひゃっかについて ひゃっかは、「たかな」という野菜の仲間で、寒い冬の間、霜に負けることなく育ち、摘んでも摘んでも次々と大きな葉をつけるので「百の花」と書いて「ひゃっか」という名前がつきました。ほうれん草に負けない栄養素をもつ緑黄色野菜です。ビタミンや,鉄分が豊富に含まれており、かぜをひきやすい冬にむかってたくさん食べてほしい野菜です。きょうは、白い豆腐と一緒に煮て、雪のように仕上げた、雪花煮にしています。おいしくいただきましょう。 12月2日の給食牛乳 ハムカツ 海藻サラダ ポトフ 焼きプリンタルト ポトフについて ポトフは、ポトフーともよばれる、フランスの家庭料理のひとつです。「火にかけた鍋」という意味があります。牛肉や鶏肉、ソーセージなどの肉類と、大きく荒く切ったニンジン、タマネギ、カブ、セロリなどの野菜類を、長時間かけてじっくり煮込んだ料理です。そのため、野菜のおいしさがたっぷり入ったスープができます。そして、よく煮込まれているので、材料が柔らかくなって、食べやすくなるので、野菜が苦手な人も、たくさん食べられます。また、具だけでなく、野菜や、肉のうまみがたっぷりつまったスープをたくさん食べてくださいね。 12月1日の給食牛乳 鯖の味噌だれかけ 鶏肉と大根のうま煮 昆布大豆 野菜マフィン 目で食べることの大切さについて 給食センターでは、栄養士の先生が旬や地場産物を取り入れたものなどで献立をたて、調理員さんたちが何度も味見をして、みなさんが食べる給食を作っています。さらに、給食の見た目の綺麗さにも気をつけています。 なぜなら、人は料理がおいしそうかどうか判断するときに、色合いを見て判断することが多いからです。みなさんは、無意識に色を気にしながら食べているんですね。つまり、「目で食べている」と言えます。「見た目」にこだわって料理を工夫するのはとても大変ですが、みなさんに少しでも「おいしそうだな」と感じてもらえるように、センターの職員みんなが頑張っているのです。今日は、鶏肉と大根のうま煮に人参や豆を入れて色味を増やしています。彩りも楽しみながらいただきましょう。 11月30日の給食はちみつマーガリン 牛乳 白菜のクリーム煮 元気サラダ りんご 「サラダで元気」について 今日のサラダは、小学校1年生の教科書にのっている「サラダで元気」の中に出てくるサラダを取り入れています。 りっちゃんという女の子が、風邪をひいて寝込んでしまったお母さんに元気になってもらうために、いろいろな動物からアドバイスをもらってサラダを作ります。そのサラダを食べたお母さんはたちまち元気になったというお話です。 この元気サラダだけで、6つの基礎食品群をまんべんなく採れるようになっています。栄養バランスのよいサラダを残さず食べましょう。 11月29日の給食牛乳 いかの照り焼き れんこんのきんぴら なめこの味噌汁 スイートポテト れんこんについて れんこんは、スイレン科の水草である「ハス」の地下に生えている茎です。元々はインドで作られていて、日本には奈良時代に仏教と一緒に伝えられましたが、はじめは花を見て楽しむだけでした。 れんこんには穴がたくさん開いています。真ん中に1つ、周りに9個、合わせて10個開いています。これは空気を通すための穴ですが、なぜ、こんなに大きい穴なのかというと、れんこんは沼地で作られるため、地上に出ている葉や花から地下の茎や根に空気が送られてきます。しかしその葉や花が枯れてしまうと空気を送られなくなるため、穴が大きくなったようです。 そんなれんこんを、今日は甘辛く炒め、きんぴらにしています。しゃきしゃきした歯ごたえを楽しんでください。 11月26日の給食牛乳 鶏肉の味噌焼き じゃがいものごま酢和え ひじきと厚揚げの煮物 ひじきについて ひじきには、血液をつくるもとになる鉄分がほうれん草の約15倍含まれています。また、骨をつくるもとになるカルシウムは牛乳の13倍も含まれています。ひじきなどの海藻は、皮膚やのど、歯や骨を丈夫にしたり、肌をつやつやさせたり、髪を黒くして抜けにくくしたり、イライラした気持ちを落ち着かせたりするなどの働きがあります。また、鉄分もカルシウムも、成長期のみなさんにとって必要なものです。好きになってたくさん食べてほしいので、ひじきを今日のように煮物にしたり、ごはんと一緒に炊いたり、サラダに入れたりと、いろいろな献立に使っています。 11月25日の給食牛乳 八宝菜 中華サラダ マファール 八宝菜について 料理の名前にはいろいろな意味があります。使われている食べ物のことだったり、作られた国に由来することだったり、いろいろ調べてみるとおもしろい発見がたくさんあります。今日の「八宝菜」という名前にも意味があります。 八宝菜は、中華料理のひとつです。「八宝」というのは、良い材料を数多く使ったという意味があります。今日の八宝菜には、豚肉、白菜、玉ねぎ、人参、ピーマン、いか、えび、きくらげ、たけのこ、しょうがを使っています。さて、何種類の材料を使っていたでしょう? (答え:10種類) 11月24日の給食牛乳 レタスと卵のスープ キウイ(キウイのたまご) キウイのたまごについて みなさん、香川県のオリジナル品種「キウイのたまご」を知っていますか?この品種は、1999年9月に香川県で開発されたオリジナル品種です。サルナシとキウイをかけ合わせて出来た「キウイのたまご」は、ただのキウイではないのです。 収穫の時期には、小さなキウイがまるでブドウのように集まって、たわわに実ります。このキウイは、皮の毛が無くつるつるのすべすべです。重さはおよそ30〜35グラムで、なんと普通のキウイの3分の1ほどです。とても甘く、食べやすいのが特徴です。 香川の農家の方たちは、甘くておいしいキウイをつくるために、1月ごろから休みなくキウイたちの世話をするそうです。農家の方たちの愛情をたっぷりもらった「キウイのたまご」をおいしくいただきましょう。 11月22日の給食牛乳 すりみ揚げ 野菜のごま和え むらくも汁 むらくも汁について 今日のお汁には、不思議な名前がついています。”むらくも”とはなんでしょう? 「月にむらくも、花に風」と言うことわざがあります。これは、「月見をしていると雲がでてきて隠され、花見をしていると風が吹いて花が散ってしまう」というもので、良いことは長続きしないという意味があります。むらくも汁の“むらくも”は、このことわざのように、溶き卵を汁に入れたときに、ふんわりした雲ができるように浮き上がるからです。かきたま汁をアレンジしたものです。雲の群れのようなむらくも汁を、おいしくいただきましょう。 11月19日の給食味付けのり 牛乳 焼きししゃも きのこと青菜のおひたし 筑前煮 お茶プリン 食事の食べ方について 今日は、食べ方についてお話します。最近増えている食べ方に、ごはんばかり、またはおかずばかり食べてしまう「ばっかり食べ」というのがありますが、みなさんはどうですか?先に一品だけ食べてしまうと、おなかがいっぱいになって残りの料理が食べられなかったり、おかずだけ先に食べてしまって白いごはんがたくさん残ってしまったりということがありませんか? 栄養の面でも、おなかの中でごはんもおかずも牛乳もよく混ぜ合わせた方が、消化もよく、しっかりとからだの栄養になるのです。それに、おかずはそのまま食べるよりごはんと一緒に食べた方がおいしく感じられます。ぜひ、今日の給食のときに実際に確かめてみてください。 11月18日の給食バター 牛乳 鶏肉のレモン煮 フレンチサラダ ジュリアンスープ ワインゼリー フランス料理について 今月は、世界の料理から、フランスの料理を取り入れています。ジュリアンスープとは、フランス語で、女性の髪のように細いという意味です。材料を、細く長く切った、ジュリアンスープをおいしくいただきましょう。その他に、あっさりとしたフレンチサラダ、フランスが原産国として有名なワインを使った、ワインゼリーをつけました。和食とは違うフランス料理を楽しんでください。 11月17日の給食牛乳 はまちの照り焼き 酢味噌和え 月菜汁 はまちについて きょうは、香川県の県魚、はまちのお話です。 はまちは大きくなるにつれて、ツバス、ハマチ、メジロ、ブリと名前が変わるため、「出世魚」と呼ばれ、お祝い事などで使われる縁起のよい魚です。現在はほとんどが養殖ですが、この養殖に始めて成功したのが東かがわ市内引田の安戸池で野網和三郎という人です。そのことから平成7年11月に県の魚として指定されました。はまちには、たんぱく質のほか、血液の粘りを防いだり、脳の働きを活発にする成分や、血合いの部分には鉄分も多く含まれています。県魚のはまちを味わいましょう。 10月16日の給食牛乳 大豆とえびのかきあげ ゆでブロッコリー 野菜スープ 型抜きチーズ 「さぬきの夢2000」について 香川県のさぬきうどんは、実はうどんの原料である小麦粉の9割がオーストラリアからの輸入に頼っています。そんな中、純粋なさぬきうどんを作るために、地元香川県で9年間かけて開発した新種の小麦が「さぬきの夢2000」です。 近年では県内各地で「さぬきの夢2000」の小麦を栽培する農家が増え、収穫量も年々増加しています。そして、さぬきうどんと結びつけて香川の知名度とイメージアップを図ろうという試みが盛んに行われています。このように、香川県民の香川県への愛情から、小麦「さぬきの夢2000」が生まれました。 今日のパンには、その「さぬきの夢2000」の小麦が含まれています。 みなさんと同じ香川出身のこのパンを、残さず食べてあげてくださいね。 11月15日の給食牛乳 さばの七味焼き いそか和え いもたこ煮 みかん さばについて さばなどの背中の青い魚には、エイコサペンタエン酸や、ドコサヘキサエン酸などの、おもしろい名前の油が多く含まれています。エイコサペンタエン酸という油は、けがをして血が出たときに血を固めて傷口をふさぐ血小板をコントロールしてくれましす。そして、いらないコレストロールを取り除く力もあり、血管の病気を予防してくれます。ドコサヘキサエン酸は、脳によい油です。脳の細胞には、長い手のようなものがついていて、いろいろな情報を脳細胞から脳細胞へ伝えていますが、ドコサヘキサエン酸は、この手をもっと遠くへ伸ばして、情報が伝わりやすいようにしてくれます。体や脳によい魚を、しっかり食べましょう。 11月12日の給食えのき佃煮 牛乳 煮豆の天ぷら もやし甘酢あえ つみれ汁 豆について 今日の天ぷらには、インゲン豆の仲間の金時豆を使っています。インゲン豆は、およそ150か国で作られるくらい、世界的に知られている豆です。日本へは、隠元禅師という、偉いお坊さんが、中国から伝えたといわれています。豆にはたんぱく質も含まれていますが、ビタミンB1も含まれています。このビタミンB1が不足すると、やたら眠くなったり、イライラしたり、落ち着きがなくなったりします。だから給食では、豆がたくさん食べられるように献立をいろいろと考えています。そして今日の天ぷらは、甘く味付けした金時豆に、衣をつけて揚げています。おいしくいただきましょう。 11月11日の給食牛乳 ぞうすい ゆで野菜 いがぐり揚げ 季節の食べ物について だんだん寒くなり、秋がやってきたと感じられるようになってきましたね。今日は、そんな肌寒い日にはうれしい、ぞうすいです。そして、デザートには、いがぐり揚げがついています。いがぐりのような形のこのおかしは、秋の味覚のさつまいもをすりつぶし、栗といっしょに丸めて、揚げた料理です。外側についている、いがのように見えるものは、そうめんをくだいたものです。調理員さんたちの手作りで、力作です。旬のもので、愛情たっぷりの、いがぐり揚げをおいしくいただきましょう。 11月10日の給食味付けのり 牛乳 鮭のゆうあん焼き ほうれん草のごま和え とうふ汁 料理の方法について 給食では、焼く、煮る、揚げる、和える、など色々な調理方法で作られた料理を出しています。それは、その食材にあった方法で、そのものの味や食感をいろいろなおいしさとして感じてもらうためです。たとえば、焼き物では、こんがりした焼き色を楽しみ、香ばしい香りと中につまったうま味を一緒に食べられます。煮物は、材料が柔らかくなって味がしみこみ、固いものも食べやすくなります。揚げ物は、サクサクした食感がおいしいですね。このように、様々な食材のおいしさを知るために、給食では色々な調理方法を使っているのです。今日は、焼き物、和え物、汁物です。それぞれの調理方法の食材の食感や味を味わいながらいただきましょう。 11月9日の給食牛乳 クリームスパゲティ イカのさらさ揚げ きゅうりとコーンのサラダ イカについて 日本は世界第一位のイカ消費国であり、その消費量は世界の年間漁獲量のほぼ2分の1とも言われています。 イカは、さしみ、焼き、揚げ、煮物、塩辛、干物などいろいろな料理方法で楽しめます。イカの丸焼きは、お祭りや海の家などで出される屋台の定番メニューとなっているほか、イカソーメン・イカめしなどは、イカが多くとれる地域で特産品になっています。また、信州では、古くからゆでたイカのおなかの中に内臓と共に塩を詰めた、塩イカと呼ばれる料理を保存食として用い、現在でも食べられているそうです。 どんな料理にしてもおいしいイカを、今日は給食でも人気の高いさらさ揚げにしています。よく噛んでいただきましょう。 |
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