最新更新日:2024/06/15
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南風あったかげん記−623−

☆★☆ 続社会科こぼれ話−8− ☆★☆ 
ずいぶん間が空いてしまいました。613号の続きです。
 テーマは、江戸時代に人は「何年前」というのをどうやって計算したのでしょうか?というものです。
結論から言うと、干支(えと)を使っていたのだと思います。
 干支は、十干と十二支を組み合わせたものです。十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で、年賀状でおなじみです。
 それに対して、十干は私たちにはなじみが薄いですね。それぞれ、音読み−訓読み−意味を紹介します。
甲;こう − きのえ − 木の兄
乙;おつ − きのと − 木の弟
丙;へい − ひのえ − 火の兄
丁;てい − ひのと − 火の弟
戊;ぼ  − つちのえ − 土の兄
己;き  − つちのと − 土の弟
庚;こう − かのえ − 金の兄
辛;しん − かのと − 金の弟
壬;じん − みずのえ − 水の兄
癸;き − みずのと − 水の弟
 昔の通信簿が、「甲、乙、丙、丁」となっていたように、この十干は当時の人には馴染みのあるものでした。
 十進法なので、よいことがあります。西暦の下一桁と必ず一致するのです。
   十干    甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸
   西暦下一桁 4、5、6、7、8、9、0、1、2、3
 たとえば、壬申の乱は672年。「壬」がつくときは「〜2年」になるのです。
 また、甲子園ができた1924年は、「甲」がつくから「〜4年」。
 戊辰戦争は?「戊」がつくから「〜8年」。そう、1868年です。
 ちなみに、今年2008年は、8なので、戊子(つちのえね)になります。来年は、己丑(つちのとうし)、再来年は庚寅(かのえとら)です。
 次回には、○年前を計算する方法を紹介します。
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7 8 9 10 11 12 13
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28 29 30        
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